坂道合同オーディション合格者発表!欅坂46二期生9名・けやき坂46三期生1名加入!

欅坂46

夏から行われていた乃木坂46・欅坂46・けやき坂46合同オーディションの合格者が発表され、乃木坂46の四期生が11名、欅坂46の二期生が9名、けやき坂46の三期生が1名の加入が決定しました。12月3日に乃木坂46が日本武道館でお見立て会、12月10日に欅坂46・けやき坂46が同じく日本武道館でお見立て会を行うことが発表されています。

合格者の詳細については11月30日より随時オフィシャルサイトで発表されていくので、この記事を書いている時点ではまだ合格者全員の詳細は公開されていません。そのためメンバー個々の詳細を語ることはできませんが、合同オーディションの結果を受けての印象をまとめていきます。

欅坂46に9名の新メンバーは必要か?

そもそも欅坂46というグループにおいて新メンバーを加える必要があるのかというところから話を始めたいと思います。欅坂46が結成されてから約3年に渡って長濱ねるが3か月ほど遅れて加入したのを除いては新メンバーを加えずにやってきました。

48グループでは総選挙というメンバー一人ひとりに順位をつけるという10代20代の女の子にとっては過酷なイベントが行われています。総選挙が始まった当初はお祭り的イベントでしたが今では選挙によって動くお金の大きさと、その後のメンバーの仕事にもつながってくるイベントでもあり秋元さんの一存だけでは止められないほど大きなイベントになっています。
ただ総選挙はいまや48グループの代名詞のイベントになっているため現在加入しているメンバーは総選挙があることを承知の上で加入していると考えれば総選挙は避けては通れないイベントして織り込み済みでしょう。

乃木坂46は48グループのライバルグループとして作られました。総選挙こそないものの選抜メンバーとアンダーメンバーに分かれていることは変わらず、センターが楽曲ごとに代わることも特徴です。

その乃木坂46の妹分グループとして登場したのが欅坂46です。

当初は欅坂46のアンダーグループとしてけやき坂46がいるという位置づけでした。しかしこれは長濱ねるが欅坂46の最終オーディションを経ずして特例により正規メンバーに加入したための配慮措置でした。その後、長濱ねるを欅坂46専任メンバーとなり、けやき坂46は欅坂46のアンダーグループから独立したグループへと変化していきました。

そういった経緯もあり、けやき坂46が欅坂46のアンダーとされていたときは欅坂46の新曲フォーメーションが発表される際は、いつけやき坂46のメンバーが欅坂46のメンバーとして選抜されるのか注目されたものです。特に欅坂46の3列目になることが多いメンバーは選抜メンバーから外されるのではないかとヒヤヒヤしながら名前が呼ばれるのを待っていたといいます。

48グループや乃木坂46においては楽曲ごとに選抜メンバーが選ばれることや名前が呼ばれずアンダーメンバーになってしまうメンバーがいることは当然な中で、欅坂46はフォーメーションによる違いこそあれ21人全員が選抜されるスタイルは逆に新鮮な印象さえ受けています。

総選挙や選抜制によって内部競争を煽る形もありですが、欅坂46は長らく21人体制が続き全員選抜というスタイルで活動してきたことで仲間意識が強く結束力を高めることに繋がってきました。経験値がないままに人気が上昇してしまい、実力よりも遥かに大きな舞台に立つことは恵まれているとも言えるし、見方によっては酷なことです。そんな自信を持つ暇もなく人気が先行することにメンバー自身も戸惑いながらそれぞれのメンバーが助け合いながら目の前の大きな壁を乗り越えていく姿は48グループや乃木坂46とは違った魅力を欅坂46は感じさせてくれるのです。

だからこそ、欅坂46にとって新メンバーの加入は必要なのか。しかも9人ものメンバーの加入はどうなんだと感じます。

今泉佑唯、米谷奈々未、志田愛佳が卒業を発表したことで欅坂46は現在18名です(原田葵が休業中のため活動は17名)。そこに9名が加入するということは27名ですから27名選抜というのは考えにくいですよね。そうなれば今後欅坂46も選抜性が採用されると考えるのが普通です。

ファンとしては欅坂46だけは全員選抜でやっていってほしい。そんな思いを感じている人も少ないはずです。

欅坂46に選抜性が必要ない理由

欅坂46に選抜性が必要なのであればけやき坂46が作られた初期に選抜に入れてしまうのが一番分かりやすかったはずです。けやき坂46は欅坂46のアンダーグループというのが当初の設定だったわけで、その設定通りにけやき坂46のメンバーを上げて欅坂46のメンバーをアンダーにしてしまえば摩擦は起きるでしょうが、受け入れることはできた。

でもあえてそうはせずに21人選抜を貫いた。長濱ねるも欅坂46専任にした。

これは選抜制にすることによって競争意識を煽るよりも21人による結束力に運営が賭けたということでもあります。そしてそれは結果的に成功したように見えます。

欅坂46は平手友梨奈をセンターで固定している以外は、すべてのメンバーが1列目を経験するというフロントメンバーをローテーションさせる方式を採用しました。そのことで3列目の常連と見られていたメンバーも1列目の華やかさと1列目の怖さを知ることになります。フロントメンバーを経験することで見えた景色の違いによってメンバーの意識も変わっていきます。

フロントメンバーになるということは振りを間違えたときにごまかすことができません。誰かの背中に隠れることができない怖さを知ったことでメンバーには自覚が芽生えたのです。

そして平手友梨奈が不在のコンサートでは代理センターを数人が務めることになります。そこでもセンターを任されることへのプレッシャーは相当なものだったといいます。

3列目からフロントメンバーになったメンバー、代理でセンターと任されたメンバーがそれぞれ口にするのは「平手は毎回こんなプレッシャーと戦っていたのか」ということです。

後ろから見ていたセンターは華やかに見えても実際に1列目やセンターに立ってみると怖くてたまらないと知るのです。

2017年夏のツアーでセンター平手友梨奈が体調不良によって抜けたとき際の動揺は『欅坂46坂道かけろ! 彼女達のココロ [ 小倉航洋 ]』の中で上村莉菜の言葉として載っています。

開演前に楽屋まで伝わってきたザワザワとした空気感は、やっぱりそれまでの経験とはまったく違いました。
いくらセンターでも、たった一人が休演しただけでボロボロになるなんて、何度考えてもあっちゃいけないことだったんです。

『欅坂46坂道かけろ! 彼女達のココロ [ 小倉航洋 ]』より引用

2017年夏に露呈したセンター平手友梨奈への依存体質が表面化してボロボロになってしまった。この経験があったから平手友梨奈があらかじめ欠席することが分かっていた2018年春の2周年ライブにかける思いというのは相当なものだったんです。代理センターを任されたメンバーもどうしたって平手友梨奈と比較されてしまうことは分かっているでしょう。

平手ほど存在感があるメンバーはアイドル界を見渡してもそうはいません。ヘタなパフォーマンスをすれば自分の評価を下げることにもつながると考えれば怖さもあります。そういった怖さを乗り越えて代理センターを各メンバーが全力で挑んだ2周年ライブがあった。

選抜性じゃないといえば甘いグループと思われがちですが、けしてそんなことはない。3年という年月を共に過ごしてきた中で21人選抜だったからこそ仲間意識が強くなってお互いを助け合うグループへと成長していった。

個々のメンバーの意識も自覚が芽生えて大人になってきた欅坂46において選抜制を採用して競争を煽る必要はないんです。

27人選抜となるとさすがに多いような気もしますが、欅坂46においてはそれもありなんじゃないかと思っています。

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欅坂46二期生に求められるメンバーはこれだ

欅坂46に長濱ねるが加入すると発表されたときの映像を見ると露骨に受け入れられない表情を見せています。

これまで21人選抜のメリットを並べてきましたが、彼女たちが人見知り集団であることもあってけやき坂46メンバーとの顔合わせのときも欅坂46メンバーのほうが緊張してトイレから出てこなかったといいます。自分たちが先輩なんだから緊張しなくていいと思ってしまいますけどね。繊細な子が多いこともあって簡単には心を開かない子が揃っているんです。

それに比べて妹分のけやき坂は随分アイドルらしいアイドルグループといいますか、お姉ちゃんたちが苦労した分、妹は元気に育ったというか、『欅って、書けない?』に出演していた当初から強烈な個性を発揮していました。

今さら欅坂46をけやき坂46のようなグループにしようとは思いませんが、もうちょっと積極的になれるメンバーが加入してくれると新メンバーが加入した意味は出てきます。

SKE48も以前は楽屋では元気なのに収録が始まると黙ってしまうという今の欅坂46のようなタイプでした。

そんな中で積極的に前に出たのは須田亜香里です。彼女だけは控えめなSKE48において空気を読まずに発言する勇気があったから2018年の総選挙では2位へ躍進することに繋がっていくのです。

欅坂46に新メンバーはいらない!などと言ったところで、すでに9名が加入することは確定しています。

何より新メンバーに非があるわけではないので加入することを受け入れる方向で考えていくと、加入するのであれば空気を読まない積極性を発揮できる子に入ってきてほしいなと思っています。

先輩たちがめっちゃ空気を読むタイプだけに最初は大変だと思いますが新たな風を吹き込んでくれるメンバーの加入を願っています。

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アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。