アイドル雑誌『B.L.T.8月号』の表紙は乃木坂46 4期生の賀喜遥香ちゃんです。
ソロでの表紙は初となる賀喜ちゃんの巻頭グラビアと2ページの単独インタビュー記事が掲載されています。
活動自粛期間を通じて見えてきたものや地元大阪と栃木についての想いについても語ってくれました。
なかなかイベントで会う機会もない時期なので、こういう雑誌でのインタビュー記事を通じて気持ちを伝えてくれるのはファンにとっても嬉しいですね。
インタビュー記事の中からポイントを4点に絞って賀喜ちゃんの気持ちを読み解いていきます。
目次
乃木坂46賀喜遥香『B.L.T.8月号』で初のソロ表紙
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活動自粛期間が気づかせてくれたこと
ファンの方の存在もあらためて実感しましたし。たぶん、ずっと自分に自信がなかったんだろうなって思いました。そういうふううにこの自粛期間で考えられるようになって“自分はダメすぎる”って追い詰めるようなことが、少しずつなくなってきた気がしています。
『B.L.T.8月号』より引用
24枚目『夜明けまで強がらなくてもいい』、25枚目『しあわせの保護色』で選抜入りを果たした賀喜ちゃん。
この事実だけを見れば4期生の中でも運営の推されメンとなるわけですが、先輩と一緒に過ごす時間が長くなるほどダメな自分を責めてしまう自分がいたと言います。
ファンの立場からすれば活動経験が長い先輩メンバーと加入してまもない賀喜ちゃんを比較することは酷だと分かります。
運営だって当然賀喜ちゃんに1期生と同じ動きを求めているわけではなく、今後の成長を期待しての起用でしょう。
でも当事者である本人からしたらキャリアが浅いから間違えましたと言えないわけで、歌番組収録でのプレッシャーや周りからの期待の声など精神的に追い込まれてしまう気持ちはよく分かります。
3期生のときの与田ちゃんと桃子がダブルセンターを任されたように、新メンバーが選抜入りをするサプライズはよくあることです。
そのたびに「なんであいつがセンターなんだ」「全然踊れていない」といった厳しい言葉を耳にすることでしょう。
運営も乗り越えられる試練だと思っての抜擢なのだから自分を信じてがんばるしかないのですが、なかなかそうも思えないんだと思います。
そんな自信がなかった賀喜ちゃんが、活動自粛期間を通じてふと後ろを振り返ったときに24枚目、25枚目の選抜を経験したことが、着実に自分の経験値として身についていることが実感できたんじゃないでしょうか。
休みなく走り続ける日々では気づけなかったことが、活動自粛期間で気づけたのであればお休みの期間もムダじゃなかったようですね。
出身地大阪と栃木について
もし今、“時間”を止められるとしたら、何をしてみたいですか?
「なんだろう……。あ、ずっと思っていることなんですけど、生まれ育った大阪の羽曳野に帰ってみたい。小4で栃木に越してから、帰ってないので」。
『B.L.T.8月号』より引用
自分がなかなか定まらなかった?
「全然、定まらなかったです(笑)ただ、大阪にいたころは自分らしくいられたなってすごく感じるんです。だから、引っ越しがその区切りなんですよね。」
『B.L.T.8月号』より引用
小4までを大阪、以降を栃木で過ごすことになります。
これが5歳ぐらいで引っ越したというなら記憶もほとんどないんでしょうが、小4となると大阪での記憶もしっかりあるようで大阪でいた頃は自分らしくいられたと語っています。
逆にいうと栃木に引っ越してからは人見知りを発動して自分らしくいられないということです。
そして、出身地が大阪と栃木と2つあることで、自分自身はどちらにも属している感覚を持てずにいるのです。
栃木に引っ越しをしてうまく馴染むことができなかった理由として、嫌われることに対しての怖れがあったことを語ってくれました。
乃木坂46に加入してからの賀喜ちゃんは一人で全国のPR活動をして多くのラジオ番組に出演した際も初対面のパーソナリティとうまく会話していたのが印象的だったので人見知りというのは意外でした。
欅坂46の松田里奈も社交性が高いメンバーですが、自宅に帰ると泣いてしまうことがあるというのだから分からないものですね。
賀喜ちゃんも一見すると社交性が高いように思えるメンバーも内心では嫌われることへの怖れを抱えて生きているというのは、人見知りの性格よりもしっかりしなきゃいけないという理性が勝っているからです。
しかし、本来の自分の性格からすると無理をしている部分があるので精神的に疲れると思うんです。
自分がダメすぎると追い込んでしまったことを見てもかなり疲れも出ていた中でのコロナ自粛による休養だったことを考えると、活動休止期間も賀喜ちゃんにとってはいい休養になったんだと思います。
乃木坂のイメージを壊すのが怖かった
先輩たちもすごい方たちばかりだから、私もちゃんとしなきゃとか、よく見られたいとかっていろいろ思うと、なかなか本音でしゃべれなくなっていたんです。乃木坂のイメージや良さを壊しちゃうのが怖かったから。
『B.L.T.8月号』より引用
今のアイドル業界のトップランナーはまちがいなく乃木坂46です。
地下アイドルで10年やってきた子よりも乃木坂46の新メンバーのほうが知名度は上です。
こういった現状は外から見ている分には「乃木坂46への加入=勝ち組」と捉えて彼女たちは恵まれた環境にいると見てしまいます。
注目度が高いことはたしかに恵まれていますが、実際に活動しているメンバーからするとちょっと前まで普通の女の子だったのに、一躍トップアイドルになって発言や行動に大きな責任を感じながら活動をするのは大きなプレッシャーだと思います。
1期生のように徐々に今の環境になれていったのとは違い、あまりにも激変するのは体力的にも精神的にも着いていけないでしょう。
注目度に対して実力が伴っていないことに対する自覚は、向上心として気持ちが向いているうちはいいのですが、自分が乃木坂というグループが積み上げてきたものをぶち壊してしまうんじゃないかといいます。
こういうのは頭がよくて大人の思考を持てる子に多いですね。
過剰に空気が読めてしまうところがあるため精神的に消耗してしまうのです。
でもファンとしては乃木坂の偉大さを感じないで軽率な言動を繰り返すよりよっぽどいいじゃないですか。
慢心せずに自分の置かれた環境に感謝できるって素晴らしいと思います。
ちょっと活躍するとすぐに勘違いしてしまう阪神の選手に教えてあげたいぐらいです(;^ω^)
『乃木坂どこへ』での4期生の成長
4期生の成長を感じていますか?
「そうですね。4期生だけで番組(『乃木坂どこへ』)を去年の10月からやらせていただいたんですけど、そこからガラッと変わったなって思います。みんな自分を出すようになったなって。」
『B.L.T.8月号』より引用
『乃木坂どこへ』でメンバーが変わったというのは分かる気がします。
特に矢久保ちゃんなんて先輩がいる番組だと持ち味を出せないと思うんです。
4期生だけとなれば出演機会も多くなりますし、自分の殻を破るチャンスも多くなります。
こういう冠番組を通じてメンバーが変わってファンもメンバーの個性に気づくっていうのは地上アイドルにとっては王道路線です。
ライブが持ち味といってもライブ本数は地下アイドルに比べれば少ないことは否定できません。
また、握手会といっても乃木坂46ともなると握手券が獲れません。
そうなるとメディアを通してファンとのコミュニケーションをとることを基本に考えると欅坂46の2期生や日向坂46の3期生で番組を作ることはありなんじゃないでしょうか。
乃木坂4期生が『乃木坂工事中』に出演する頻度に比べれば、けやかけやひなあいに2期生3期生が出演する割合は高いので、単純比較はできないかもしれませんが、先輩メンバーから離れて同期だけで番組を成立させなければいけないことで自覚も出てくるはずです。
冠番組に限らず同期メンバーだけのツアーなんかも結束力を深めるいい機会なんですけどね。
『ノギザカスキッツ』でコントをやり切っている姿を見ると本当に番組を通じて成長しているのが分かります。
『EX大衆』6月号に、4期生全員による #乃木坂どこへ 回想録が掲載?
以前Twitterでも名場面アンケート企画を実施しましたが、4期生はどんなシーンを語るのでしょうか??
さらば青春の光から各メンバーへのコメントも必見??ぜひBD&DVDと一緒にチェックして下さい??https://t.co/Ki47Na7UwY@EXtaishu pic.twitter.com/5ZoHzkt19f
? ノギザカスキッツ【公式】 (@nogiski_ntv) May 15, 2020
賀喜ちゃんもオリエンタルラジオさんのネタをやりきってくれていましたし、コントを通じてお芝居のセンスを磨いてほしいなと思っています。
まとめ
2ページのインタビューですが、結構中身の濃いインタビュー内容になっています。
活動自粛期間を通じて今までの乃木坂46での活動を振り返り、改めて恵まれた環境で活動ができていたんだなと気づける賀喜ちゃんはやっぱり有能ですね。
活動再開後は自信を持った賀喜ちゃんが見られることを楽しみにしています(*^▽^*)
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