仮面女子の新曲『先陣☆CUTTER』歌詞&MV考察!赤仮面センター森下舞桜がファーストペンギンになる覚悟を見せる

仮面女子

仮面女子の新曲『先陣☆CUTTER』のMVが公開されてからMVに込められた意味を考えていました。

最初はうまく整理できなかったのですが、何度も見直すうちにこの映像にはこういう意味が込められているんだろうなというのが少しずつ分かってきました。

仮面女子『先陣☆CUTTER』MVを見ての考察をまとめていきます。

仮面女子『先陣☆CUTTER』MV考察

仮面女子公式アカウントより引用
歌詞についてはこちらをご覧ください。

0:12~ 牢屋の中で倒れているメンバー

赤仮面のアップから始まるMVは、すぐに牢屋に閉じ込められ生気を失ったメンバーが映し出されます。

これは『先陣☆CUTTER』という曲が、生きていく中で夢や希望を諦めそうになっている人を鼓舞するような曲になっています。まず冒頭部分では気力を失った部分を表現して、後半部分とのコントラストを強調するための前フリ部分となっているんです。

SSA以降使用されている仮面女子のSE映像でもそうですね。

アイドル戦国時代といわれる競争社会の中で戦い敗れた仮面女子たちを映してから、赤仮面が「Follow me」と叫ぶことで仮面女子が蘇りライブが始まっていきます。

『先陣☆CUTTER』のMVでは、何かに疲れ、眠ってしまったメンバーたちに対して、まだまだ戦いはこれだろ!と鼓舞している。そんな始まり方です。

1:02~ 黒仮面+ライトでこちらを照らす

地下通路のようなところで仮面女子メンバーは激しく踊り始めます。

そして1:02~は黒仮面に切り替わりライトでこちらを照らしてきます。

この部分はなぜ黒仮面なのかといった細部の意味をずっと考えていたのですが、そういう細かいところよりもライトで照らさないと前が見えないほど暗闇であるという表現の一つが黒仮面でありライトで照らす行為に表れていると解釈しました。

通常仮面のメンバーと黒仮面のメンバーは同じメンバーが演じていますが、ここでの黒仮面はこの物語の主人公の闇の部分を表しています。「闇=悪」というよりも弱気な部分や先陣切って前に進もうとする自分にブレーキをかけてしまう部分といった意味です。

ファーストペンギンとは、天敵がいるからもしれない海に最初に飛び込む勇敢なペンギンを指します。

こういった言葉が並んでいることからも勇気を持てず、ライトで前を照らさなければ前が見えないほど心の暗闇を表現していると考えました。

1:32~ 椅子に座った森下舞桜

赤仮面でセンターの森下舞桜が椅子に座ったまま目を閉じています。口元が少し動いているので意識はちゃんとあるのかなと思ったらそうでもないようで、眠りながら無意識的に口が動いただけでまだ意識はないように見えます。

その直後に誰かに胸を突き飛ばされ、倒れたまおぴの右手は拳を握っています。

映像から想像するに女の子同士であのような突き飛ばされ方をする関係性となるといじめや仲間外れといったワードが連想されます。または、そういった直接的なイメージで捉えるのではなく、夢見るアイドルが現実を知り弾き返されたことを指しているのか。

どちらにしてもまおぴの前に立ちはだかる大きな壁があって怒りや悔しさを感じていることはたしかです。

仮面女子を好きになってだいぶ時間が経つので自分はもう仮面をつけている彼女たちに慣れましたが、最初に見たときは仮面をつけて武器を持っている姿に違和感を感じたものです。あまりにも奇抜な方向性に走りすぎている印象で、こういったグループがアイドルと言えるのか!とさえ思ったほどです。

ですが、個性を消して束になって戦うということが逆に個性になること。

地上アイドルグループのオーディションに何度も落ちたメンバーや年齢的に有名アイドルグループのオーディションは受けられなくなってしまった子が諦めきれない想いを抱えながらアイドル活動を続けていることが分かりました。

今ではそんな仮面女子に憧れて入ってきた子も多いので、こういった子ばかりではないのかもしれませんが、アイドル界では地下アイドルというのはメジャーから外れているグループであることはたしかです。

何者かに突き飛ばされる姿はメジャーグループに弾き飛ばされ地下アイドルとして活動する姿と重なります。

仮面をつけているというだけでバカにされたり笑われたりすることも多いグループです。そんなやつらを見返してやりたいと思う感情。仮面女子にとって怒りや悔しさといった感情はアイドル活動を続ける上で大きな原動力となっている感情なのです。

2:27~ 牢屋でヘドバン

2:27~はMV冒頭で生気を失っていた彼女たちとは一変して、牢屋の中でヘドバンをして踊り始めます。

地下通路のほうでは立ち止まっていたメンバーが一歩ずつ前に進み始めます。

ここらへんから彼女たちの変化が表現されているところです。暗闇だった心には少しずつ前向きな感情が芽生え始めていることが分かりますが、まだ牢屋の中で踊っていることや歩みがゆっくりであることから大きな変化というよりも楽曲に勇気づけられて徐々に変わってきたところでしょう。

3:06~は歩きから全力ダッシュに切り替わりました。ここまで来ると覚悟が決まった状態です。

地下トンネルのようなシーンでも最初は黒仮面だったのに3:09~のラップシーンでは通常仮面になっています。ここからも心の暗闇から抜け出したことが分かります。

4:10~ 牢屋から脱出

4:10~になると牢屋からメンバーは脱出します。なんだよカギかかってなかったんなら最初から出ろよ!と言いたくなってしまいます(笑)

そもそも牢屋にカギなんてかかってなかったんです。でも天敵がいるかもしれない牢屋の外に出ることを恐れ牢屋に閉じこもっていたのは彼女たち自身の意思によるものだったんです。

そんな彼女たちがファーストペンギンになる覚悟を決めて牢屋を飛び出します。

そして赤仮面を持ってまおぴを助けに向かうのです。

4:57~ 森下舞桜に赤仮面をつける

椅子に座るまおぴに赤仮面をつけると目を覚まします。

最後のシーンでは仮面女子メンバーの先頭を歩く赤仮面まおぴの姿を見てエンドロールへと繋がります。

ここまでの流れを見ると赤仮面まおぴは仮面女子メンバーを構成する1人という面とここに至るまでのすべてのストーリーがまおぴの内面を映像化したものという2つの面を感じることができます。

センターが抱えるプレッシャー、孤独感。そういった迷いや葛藤に打ち勝ち先陣切って前へ進むと覚悟を決めたときようやく赤仮面まおぴに魂が宿るのです。

もちろんまおぴだけのストーリーではないので、メンバー全員の想いという面もあると思うので、2つの面を兼ね備えていると考えたほうがよさそうです。

MV総括

仮面女子『先陣☆CUTTER』という楽曲は、先陣を切って前に進もうと弱気な自分を鼓舞する曲だと思っています。

冒頭部分ではまず生気を失い内面が暗闇であること、自分自身にブレーキをかけてしまう弱気な姿などが表現されています。こういった前半部分を前振りとして後半部分の覚悟を決めて戦い前進する姿を強調します。

舞浜アンフィシアターで披露された新曲がこの『先陣☆CUTTER』です。

SSA以降、大箱でのワンマン発表もなく仮面女子としての目標を失っていたと思うんです。先輩メンバーも卒業しリーダーもセンターも変わった新体制の仮面女子が『先陣☆CUTTER』という曲を通じてファーストペンギンになることを宣言した曲なんです。

ペンギンて鳥類なのに空を飛べない生きものです。

ある意味、ペンギンは鳥類の中では劣等生ともいえるわけですが、海を中を飛ぶように泳ぐことができます。これは空を飛ぶ鳥よりも優れた才能です。

地下アイドル仮面女子にはメジャーアイドルグループとは違った魅力があります。

『先陣☆CUTTER』には私たちに勇気を与え、前に進むことの大切さを教えてくれる。そんなメッセージ性の強い楽曲になっています。

解釈の仕方に正解はありません。

ぜひ皆さんもそれぞれのMV考察を行ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

心屋認定心理カウンセラーのハヤケンです。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。