長いことアイドルオタクをやっていると自然に感じていることが一般人からしたら変に見えることがあります。もはや職業病のようになっているオタクの習慣をまとめていきます。
自分が少しでも共感できる部分があったらあなたもどっぷりアイドルオタクの世界に浸っていること確定です。いくつ当てはまるか数えてみてください。
目次
アイドルオタクあるある
チェキ換算
AKBグループや坂道グループであれば握手会、地下アイドルであればチェキ会が接触のメインとなります。
1回あたり1,000円~2,000円が相場となりますが、だんだん握手会やチェキにかけるお金が増えてくると5,000円あれば5回握手券買えるなとか、チェキ何回分だなとか、お金を握手会やチェキ代金に換算するのがクセになってきます。
ある意味、アイドルオタク独自の通貨単位を持っているということです。
以前、付き合っていた彼女と別れる直前には「これホテルに払うお金があったら指原と5回は握手できるな」と考え始めて、彼女と別れる決断をした自分のような人間がこれ以上増えないことを祈っています。
他界する詐欺
なぜなのか分からないのですが「もうオタクやめるわ」が口癖の人がいます。
毎回のように辞めると言っていながら毎日現場にいるのも特徴で、常に何かに後悔しながら現場に来ているんです。
これギャンブルの場合はもっと比率が大きくなります。馬券で負けるたびに「もう競馬やめるわ」と口にするのはなんとなく想像できますよね。馬券が外れてお金を失ったときに大きな後悔をするのです。でも後悔する割にまた同じ失敗を繰り返すのは馬券を購入したときの高揚感が忘れられないから。
ある意味、他界詐欺オタクとはギャンブル狂なわけです。
他界する詐欺オタクは引き留めてほしいタイプは別にして、本当に後悔しているタイプの詐欺オタクの脳内構造はギャンブル狂のオタクと同じ構造だと思っています。
SNSで病みがち
最近はTwitterのアカウントを持っているアイドルも増えています。
発信をするだけのアイドルだけでなく「いいね!」やリプを送るアイドルも一般的になってきました。こういったアイドルからの積極的なアプローチはアイドルオタクとしては嬉しいものです。
ただそれはいいね!が来たら嬉しいという考え方のうちはいいのですが、来るのが当たり前になってくると他のオタクにはいいね!をやっているのは自分は来ないとか、いつもは来るのに今回は来ないとか、アイドルからの反応がないことに病んでしまいます。そしてアイドルを責め始めるのです。
ラジオ番組にメールを送って読まれなかったからって番組にクレーム言わないじゃないですか。もっと読まれるメールを送ろうと思うだけです。ですが、対象がアイドルになるとアイドルの怠慢としか考えられなくなってしまうのです。
いいね!をしたいと思うようなツイートをできなかったという自分の実力不足は棚に上げてアイドルを攻撃してしまう、いいねがないと病んでしまう。こういうのってアイドルにとってはプレッシャーでしかありません。
いいね!やリプは来たら嬉しい。こなくても文句はなし。こういう発想がいいですね。
風邪か、コールのしすぎか分からない喉の痛み
地下アイドルともなると活動はライブがメインになるため毎日のようにライブがあります。ということはつまりオタクも現場でコールをする企画が増えるということです。
全力コールをすれば分かりますが大声を張り上げているので喉が痛くなります。喉が痛くなったら治まるまで現場に行かない・・・なんて選択肢がオタクにあるわけもなく、無理をして現場に行くわけです。だからオタクには龍角散のど飴は必需品です(;^ω^)
喉の違和感を常に抱えているので風邪の初期症状なのかコールのしすぎなのかが分からなくなっています。
喉の炎症を抑える薬を飲みながらコールをしている姿を見るとオタクも大変だなと思ってしまいますね。
風邪の初期症状を疑うのであれば即病院。これはオタクを続ける上でも大切なことです。狭いライブハウスで感染症にかかっているメンバーがいたらすぐに広まってしまうことを肝に銘じてなるべく安静にしていましょう。
仕事よりもオタク活動を優先する
オタクは、仕事はなんとかするもの!という考え方がデフォルトになっている人が多いですね。仕事あってのオタク活動と考えるのが一般的ですが、アイドルのイベントはこっちの仕事の都合なんて考慮してくれません。特に生誕祭ともなると絶対に外せないイベントです。
地下アイドルともなると尚更はずせないイベントになってしまうので仕事よりもオタク活動の優先順位が上がってしまうというのはあるあるでしょう。
それだけ熱中できるものがあるのは幸せとも言えますが、見栄の張り合いになって破産したオタクもいるぐらいなのでほどほどにしなければいけません。
ちなみに仕事の融通が利く人は仕事でいけないという理由で行かない人を「なんとかしろよ!」と一喝しがち。
でもね、このなんとかしろと言ってた人の状況が変わって急激に忙しくなったときに生誕祭でも仕事を抜けられないと泣いていました。結局オタクの発言ていうのはポジショントークといいますか、自分の立場と状況を基準にして語っているだけなんだなというのを実感した瞬間でもあります。
「大切なお知らせ」「ご報告」で脈拍が上がる
アイドルが「大切なお知らせ」「ご報告」というタイトルの文章を発表したらそれはイコール「卒業」となります。
アイドル業界ではよくあることでアイドルオタクの経験が長ければ目にしたことは1度や2度ではないでしょう。「大切なお知らせ」「ご報告」が見えたらオタクとしては嫌な予感しかしません。腰が引けながらその文章を読むことになります。そして9割方はその文章で卒業を知ることになります。
ただ稀にこのタイトルを使っていながら2週間休みますみたいな拍子抜けするような内容だったりします。
無知でやってしまっているなら教えてあげてほしいですし、自分の推しがそんなことしたらビビらせることをするなって怒ると思います。アイドルなんだからそれぐらい知っておけよって話です。
もっとタチが悪いのは意識的な場合です。
インパクトのあるタイトルをつけて注目を浴びようとするタイプです。これは悪質!
アイドルとオタクの関係性においてオオカミ少年扱いされてしまう可能性が高いため長期的な視野で見たら大きなマイナスという意識がないのはアイドルとして致命的です。
意識的、無意識に関わらず、このタイトルを見たら悲報であること確定の演出なので安易に使うのはやめてほしいですね。
2推しのほうが仲がいい
1推しよりも2推しのほうが仲がいいというのもありがちな展開です。
地上アイドルだと接触といっても月に1回か2回の握手会程度ですが、地下アイドルともなるとほぼ毎日会えるわけです。そうすると頻度が高すぎるせいかお互い素直になれない関係性になっていくケースが多いですね。
自分の知り合いの中にはチェキの定番ポーズであるハートを作ってもらえないオタクや撮ったチェキを地面に投げつけてしまったオタクもいていろいろとこじれた関係になっている人がいます。
こういう1推しだからこそ関係性がこじれてしまうのを穴埋めしてくれるのが2推しです。
2推しって癒しの存在だったりするのでオタクとしても口うるさくならないから程よい関係性が保てるんだと思います。1推しのメンバーだからこそ期待値が高くなって求めすぎてしまうし、うるさくもなってしまうもの。
アイドルとしては単推しを求めがちですが、2推しがいい意味でのガス抜きをしてくれていると考えれば適度なDDは精神衛生上はとってもいいことなんです。
CDを買うけどほとんど聞かない。その割に複数枚持っている
地上アイドルオタクはライブの回数も限られているケースが多いので在宅活動として聴くほうだと思います。(CDで直接聞かずiPodで聴くのも込みで)
ただ地下アイドルはライブで聴くことができるわけで現場以外で音源を聞こうとは思わないですね。もちろん聴く人もいていいんですが、割合としては少ないと思っています。
全然聞かない割に複数枚持っているのはリリースイベントになると物販のレギュレーションが変わって握手会やチェキ会に参加するためにはCDを購入しなければいけません。
一般人からすると同じCDを大量に持っているって狂気の沙汰にしか見えないと思いますが、慣れるとなにも感じなくなってくるというかチェキ券を買うか、CD購入時の特典になるかの違いなだけです。もっというとCDの予約だけして引き換えてないパターンもあるからあまりCDを買ってる感覚がない場合もあります。(これやるとランキングに反映されないのでぜひ引き換えてあげましょう)
というように、アイドルオタクの世界にどっぷり使ってると今はリリイベだからCD買うのは当然という認識しかなくなってきますが、冷静に考えるとやっぱりCD大量に持ってるって変な話ですね(;^ω^)
生誕準備で界隈が荒れる
これこそアイドルオタクあるあるの本命ですよ。
誰が仕切るのか、何をやるのか、カンパをどうする、準備を誰がやる。などなど、とにかく生誕準備で結束力が強まったり崩壊したり界隈の岐路は生誕にあると言っても過言ではありません。
お金も労力もかけていいと思う人もいれば、お金は程々にしてほしいと思う人など年齢も情熱も経済力も違う人が仕事でもないのにまとまってやるのだから荒れやすいのは事実です。
お金が絡んでることですから難しいですね。カンパも会計報告をしっかりしないと遺恨を残す原因になります。界隈のゴタゴタで他界するオタクも出てしまうことを考えるとアイドルオタクの永遠の課題です。
無銭ライブが2ドリンク制と聞いて泣く
無銭ライブと聞くと無料で見られるライブのように見えますが、実際は多くのイベントがドリンク代が別途取られます。ただこれはアイドルオタクであればそこは把握しているでしょう。ドリンク代はかかると表記されているケースも多いので、そこは分かってイベントに行っているはずです。ゆうて、500円600円ですからね。
ところが無銭ライブといっておきながら2ドリンク制のところがあります。しかもだいたい1ドリンク600円で1200円かかるケースが多いんです。
もちろん事前の告知に書いてあるといえばそれまでですが、1200円かかるイベントを無銭ライブとは言わないでしょう。
これ2ドリンクを把握してなくて受付で気づいたときの絶望感といったらないんですよ。アイドルのライブを観に行ってるのであって飲み物を飲みに来たわけじゃないよと言いたくなってしまいます。かかった料金がチケット代金かドリンク代かなんてオタクには関係ないじゃないですか。
2ドリンクを取る無銭ライブには注意しましょ。
まとめ
アイドルオタクあるあるを10個まとめてみました。
1つでも共感できる項目があれば重度のアイドルオタクと言えるでしょう。けして当てはまったらマズイってわけじゃなく、思考がアイドルオタク色に染まっているかを計る指標にしてもらえればと思います。
自分は当たり前ですが10個とも共感してしまいます。もう完全に染まってますね(;^ω^)
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