欅坂46『黒い羊』MV考察Vol.5 齋藤冬優花がSHOWROOMでハグの意味を解説!

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欅坂46の8枚目シングル『黒い羊』のMVが2月1日に公開されてからTwitterやブログでMVの解釈についてはそれぞれの受け取り方があることが分かりました。

自分なりの考察記事はこちらになります。

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欅坂46『黒い羊』MV解禁!ストーリーの意味の考察とセンター平手友梨奈演じる僕について

2019.02.01

コメントもつけていただいたので本文だけでなくコメントも読みながら自分なりの解釈だけでなく見方の幅を広げてみるのもおもしろいと思います。

今回はふーちゃんがSHOWROOMで語ってくれたMV撮影の裏側の話を中心にまとめていきます。

『黒い羊』齋藤冬優花の設定と解説

MVでのふーちゃんの設定についてはすでにブログでも明かしてくれています。そのブログを参考にして書いた記事がこちらです。

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欅坂46『黒い羊』MV考察Vol.3 齋藤冬優花と小池美波がブログで明かした役柄の裏設定!

2019.02.03

新宮監督とも話し合い、たんなる不良少女ではなく大切な親を彼氏にバカにされた感情を爆発させるために本当の親のことを思い、負の感情を溜めて撮影に挑んだといいます。

ふーちゃんのシーンでは大きな缶のようなものを投げつけています。これもカメラが来るタイミング、投げる方向が難しかったといっています。ノーカット撮影ということもあり、ミスが許されないのはもちろんのこと、投げる方向によっては平手とカメラマンにぶつかってしまう。見た目は感情を爆発させながらも頭は冷静に計算された動きをしなければいけない。

一人のミスが全体に影響を与えてしまう緊張感の中、演者ならではの感想を聞くことができました。

ふーちゃんの直後に出ていたしーちゃん(佐藤詩織)のシーンでは後ろで物がバターンと倒れる音が響いていて、物音に驚かないように意識していたいうのも印象的。

MVでは『黒い羊』の曲が流れているので現場の物音は聞こえてきませんが、ふーちゃんが缶を投げたのも、しーちゃんが警官に押さえられているシーンでも映像を見ただけでも物音や叫び声で相当大きな音がしているはずです。改めて現場での物音を想像しながらMVを見直してみるとまた違った視点で見ることができます。

平手友梨奈の幼少期を演じる女の子

MVに登場する平手に彼岸花を渡す少女は今回のMV撮影のために髪を切ってくれたようです。平手は本人の意思で切っているのでいいとして、子供にはいくら役作りとはいえ女の子にとっては勇気のいる決断だったと思います。

また、この子は平手のファンでもあるということで、好きな人のために髪を切るという普段の役とは違った気持ちで臨んだ撮影だったようです。

あとあの子はやっぱり女の子だったんですね(笑)

着てる服も髪型も平手と同じなので平手の幼少期を表現していることはすぐに分かったんですが、女の子である平手を男の子が演じていることに違和感を感じたんです。

平手自身がいくらボーイッシュな中世的なイメージを持たせる子供になっているのは当然としても、女の子を男の子と間違えてしまったのはなんだか申し訳ない気分になりました(;^ω^)

ウィスパーボイスの正体は上村莉菜

「スマホには愛のない過去だけが残ってる」という歌詞の部分の「残ってる」だけがウィスパーになっています。

このウィスパーを誰が担当したのかふーちゃんがメンバー内調査を行ったところむーちゃん(上村莉菜)であることが判明しました。ここらへんはメンバーだから知りえる情報なので教えてくれるのは嬉しいですね。

むーちゃんもレコーディングのとき低い声が出ないと悩んでいたところ「そのまま歌ってみて」といわれて、あの歌声になったといいます。ウィスパーをむーちゃんが担当していたというのが意外でした。ウィスパーとはいえ、かなり闇を抱えたセリフなのでむーちゃんのかわいい歌声とは結びつかなかったからです。

「残ってる」がウィスパーになっていることで内緒話感が強まって闇を強調します。それが聖母と言われるむーちゃんなのだからギャップあって不思議な感覚です。

平手友梨奈がハグで表現していたもの

平手が苦しむ「全部僕のせいだ」の後のダンスシーン。ふーちゃんは正面に平手を見つめる形で待機していたところ、苦しみながらもがく平手の姿が見えて、ふーちゃん自身もつらかったといいます。『黒い羊』のMVについてメンバーが泣いたと言っていたのはMVの仕上がりというよりも苦しむ平手を見て感情移入してしまったというのも大きいのかもしれません。MVの物語は涙するというよりも苦悩のイメージのほうが強い印象を受けます。

ふーちゃんもいくら物語のシーンの1つとはいえメンバーである平手を見ていると苦しくなってしまった泣きながら踊ったと語っていました。このシーンで平手とハグをする石森虹花も平手を突き放すのは苦しかったと語っていたこともふーちゃんが明かしてくれています。

今回のMVで平手がハグをする意味について新宮監督は「現代は人と人とが触れ合うことが少なくなってきているから触れ合うことの大切さ、確かめ合うことの大切を表現した」とハグの意味についても説明があったことをふーちゃんが語っています。

ハグって日本では馴染みがない文化ですが、自分がカナダでホームステイしていたときのホストファミリーはパパが返ってくると必ず家族とハグをしてキスをします。文化の違いといえばそれまでですが、愛というのは黙っていても永久に不変なものではなく、お互いが維持できるように触れあい、確かめあうことの大切さを目の当たりにした気がします。

平手は苦しむメンバーに対してハグという手段を用いて愛を表現し、平手自身も愛を求めていたからこそメンバーに対して愛を与えたかったのだと思います。

まとめ

『黒い羊』のMVをすでに100回以上は見ていますが見ているときの自分の心理状態によっても受け取り方が変わってくる作品です。

もう飽きるほど見ているのにいまだに気づきがあるというのもすごいことです。歌詞で驚き、MVで驚き、パフォーマンスでどのような驚きを見せてくれるのか楽しみにしています。

↓↓考察記事の続きはこちら

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アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。