欅坂46 9thシングルより選抜制導入!全員選抜が意味するものとファンはどのように受け止めるべきかについて

欅坂46

欅坂46が2019年冬に9thシングルの発売をすることが発表され、同時にグループとしては初めての選抜制が導入されることも発表されています。

デビューから一貫して全員選抜というスタイルでやってきた欅坂46にとって大きな転機となる出来事です。選抜制導入ニュースが流れてからはSNS上では選抜制を反対する声が圧倒的に多くなっています。

欅坂46にとって全員選抜が意味するものとは。選抜制をどう受け止めればいいのかを考えていきます。

欅坂46にとって全員選抜が意味するものとは!

欅坂46はデビュー曲『サイレントマジョリティー』から8枚目シングル『黒い羊』に至るまで全ての楽曲で全員選抜制を採用してきました。

長濱ねるが遅れて加入するという特例があり、最初は受け入れることができなかったメンバーも2枚目の『世界には愛しかない』の選抜発表のときにはねるの選抜入りを喜ぶほど受け入れるようになっていました。

AKB48で選抜総選挙やシングルごとの選抜制を採用している秋元康プロデュースのグループとしては全員選抜は異例となります。

欅坂46においても当初は選抜制を採用していく予定だったと思うんです。遅れて加入した長濱ねるを中心に欅坂46のアンダーグループであるけやき坂46を結成。長濱ねるを両グループの兼任として、新メンバーを募集することになります。

この段階では明らかに欅坂46がのちに選抜制を採用して、けやき坂46から欅坂46に移籍するメンバーが出てきてもおかしくない流れが作られていました。

しかし、運営の意図に反して欅坂46は全員選抜制を採用することによって結束力を強めていくことになります。

『欅って、書けない?』の放送開始当初を見ても分かるように全員が人見知りで積極的になれずにいます。いわゆるアイドルらしいアイドルとは真逆のかわいさをうまく表現することができない不器用さが印象的でした。でも不器用であっても全員選抜で結束力を強めた彼女たちは、誰も仲間外れを作らない。ダンスが覚えられないメンバーがいればできるメンバーが教えてあげる。そうやって助け合いながら成長していきます。

全員選抜制といえば競争がないぬるま湯体質と思われがちですが、実際のところは強力な結束力を見せるグループだからこそ自分のせいでグループ全体の足を引っ張るわけにはいかないという想いが彼女たちをここまで成長させてきたというほうが正しいでしょう。

欅坂46全員選抜体制が確立してしまったことによって、その煽りを受けてしまったのはけやき坂46です。

従来は欅坂46のアンダーグループという位置づけだったので、がんばれば欅坂46の選抜入りの可能性も見えていたわけですが、その可能性がなくなると活動といえば欅坂46のライブでの数曲と握手会ぐらいしかありません。そんな自らの存在価値に自信を持てないところに追い打ちをかけるようにけやき坂46の2期生募集。

スタッフのミスにより偶然にもライブ前に発覚してしまいます。

当時のけやき坂46の1期生メンバーは2期生追加募集はすなわち1期生である私たちの力不足であると受け止めてしまいます。必要とされていない存在であると感じた彼女たちは楽屋に立てこもり全員で辞めようというところまで話が進んでいたといいます。

ただ結果的に今になって思うとけやき坂46に2期生を加入させたのは最高の決断でした。

2期生に周りを活かせる調整型のタイプを獲得したことで1期生のポテンシャルも開花して一気にグループとしてのレベルが高まりました。

長濱ねるの欅坂46専任を受けて、けやき坂46はどうなってしまうんだと思われたグループも、日向坂46への改名を受けて独立したグループとしてデビューを果たしました。

それこそねるが遅れて加入したことだって最初は受け入れることができなかった欅坂46メンバーも、しばらくするとねるを受け入れていつしかねるが欅坂46の中心的メンバーとして活躍してくれるようになります。

ねるが遅れて加入したことでけやき坂46が結成され、1期生が集まり2期生が集まり日向坂46になることを考えると短期的に見るとマイナスに見えることも数年後にはプラスの転機として捉えられる時代がきたわけです。

欅坂46に2期生が加入するときも1期生メンバーへの愛着が強いファンには受け入れがたい事実でした。2期生が加入した現在も本音の部分では1期生以外を拒絶している人は結構いて、徐々に2期生がいる欅坂46に慣れていくことで受け入れていったというだけでしょう。

そして今回の選抜制導入です。

2期生加入を拒絶していたファンがもっとも恐れていたシナリオがこれです。

2期生が加入することでグループ全体の人数が多すぎる。

そのことで全員選抜制からメンバーを厳選する選抜制になってしまうのではないか。

欅坂46が全員選抜制で築き上げてきたものが崩れてしまうのではないか。

なにより落選したメンバーの気持ちを考えると苦しくなる。

欅坂46にとっての大きな転機がやってきました。

欅坂46選抜制採用をどのように受け止めるべきか

欅坂46に選抜制が採用されるというニュースが流れてからのSNS上での反応を見ると予想通り選抜制採用を拒絶している人が8割ぐらいはいるんじゃないでしょうか。

印象でいうとほとんどが反対のように見えます。もちろんSNSでの反応が全てではないにしても多くのファンがにわかには選抜制を受け入れることができないことが分かります。

稀に「選抜制が採用されたほうが競争が生まれて成長できるんじゃないか」と言っている人がいますが、独り言としてつぶやく分にはいいとしても選抜制反対の人に対して直接返信をしてしまうのは火に油を注ぐようなものです。

そもそもの話として「全員選抜=ぬるま湯」「選抜制=競争による成長」というほど単純ではないのです。

少なくともデビューから欅坂46は全員選抜でやってきたわけです。全員がフロントメンバーを経験し、平手が休業しているときには代理センターを立てながら成長してきました。

2018年の年末に平手がケガによる離脱をしたときも歌番組ごとにセンターを代えて乗り越えてきたんです。

平手が抜けた穴を誰か1人が背負うのではなく全員で助け合いながら乗り越えていく。まさしく助け合いの精神がある欅坂46らしい年末年始でした。

競争によって成長できるタイプもいれば、競争によりストレス過多になってしまう子もいるはずです。

ポジションの違いこそあれ、全員選抜でやっていくという安心感があるからこそ彼女たちのポテンシャルが発揮しやすくなっているという見方もできるわけです。

全員選抜制であっても欅坂46は成長してきたわけで、選抜制を採用すれば競争によって成長できると考えるのは安易です。

では、全員選抜と選抜制のどちらを自分は支持しているのかといえば、正直どちらでもありません。

全員選抜でも選抜制でもどちらもいいと思っています。

全員選抜しか受け入れることができない人にとっては選抜制容認は選抜制の積極的支持に見えるかもしれませんが、けしてそうではありません。

もちろん全員選抜でみんなハッピーでいられる姿を見られるのが一番です。おそらく選抜制を採用すると決めた段階で1期生の中からも選抜落ちメンバーが出ていることでしょう。

選抜落ちを言い渡されたメンバーはショックで涙することは確実で、自分の存在価値について自問自答する日々が続くはずです。

メンバーがそうやって追い込まれていく姿を好んで見たいとは思っていません。みんなが笑える全員選抜制でやっていけるのであればそうあってほしい。

でも選抜制でやっていくことは決定しました。

運営が選抜制を採用した決め手が何かは分かりません。その点は今野さんや秋元さんへのインタビュー記事でも公開されることを待つことにします。

交通費や衣装代、給料といった人件費の問題なのか、運営が売り出していきたいメンバーを厳選したのか、欅坂46が進化するためには変化が必要だと感じたのかもしれません。

当然運営も全員選抜制が支持されていることを分かっていながら今回の選抜制採用には意図があるはずです。

理由はいずれ明かされるとして、はっきりしていることは選抜制が採用され選抜落ちをするメンバーが発生するという事実だけです。

とても残酷な現実ではありますが、決まった以上は受け入れるほかありません。

SNS上では、選抜制の導入により仲間だと思っていたメンバーからライバルに代わり、過剰な競争が生まれ選抜落ちをしたメンバーの卒業が進んでしまうのではないかと懸念している方がいました。

まず選抜制が採用されようが欅坂46のメンバーが仲間であることは変わりません。ただ全員選抜制であっても仲間でありライバルであるという関係性であって、仲のいいお友達ではないこともたしかです。

また選抜制導入により卒業が早まってしまうのではないかという点については、可能性としては考えられることだと思います。

ですが、あらかじめ人数が決まっているスポーツではスタメンで出られるメンバーの数もベンチ入りできるメンバーの数も決まっています。それはそういうルールだからです。みんながんばったんだから全員スタメンというわけにはいきません。

欅坂46が結成されたときにはすでにAKB48の選抜総選挙や乃木坂46の選抜制を見てオーディションを受けた子たちです。

プロデューサーの秋元さんはアイドルに選挙で序列をつけるという残酷なシステムを採用しました。選挙のたびにメンバーは傷つき消耗しながらも成長を続けてきたんです。

欅坂46のメンバーもいつか選抜制が採用されるかもしれないことは覚悟していたはずです。それは2期生が加入してきたときには、より一層現実的なものとして捉えたと思います。

だから運営が選抜制でいくと決めた以上はそれに従う他に選択肢はなく、それが受け入れられないのであれば残念ながら卒業するしかありません。

全員選抜でも選抜制でもどちらもいいと言っている理由は、選抜制導入によって欅坂46というグループが崩壊してしまうほど彼女たちは弱くないということです。

たしかに全員選抜制のほうが欅坂46らしいと思います。欅坂46の結束力が強まり他に類を見ない唯一無二な存在になりえたのは全員選抜というシステムがハマったことは影響していると思います。

しかし、全員選抜でなければ成長できなかったのかと言えば違うでしょう。違った形になっていたかもしれませんが、きっと成長した姿を見せてくれていたはずです。

1人だけ特例で最終オーディション免除で欅坂46に遅れて長濱ねるが加入しますなんて本来なら考えられないじゃないですか。

平手が休業するまでは平手以外のメンバーが代理でセンターをやるなんて考えられなかった。

それがねるは欅坂46を支える中心メンバーとなり、平手が休んでも代理センターを任せられるメンバーが何人もいます。

予定調和を嫌う秋元さんのことです。欅坂46といえば全員選抜という固定概念を一度ぶっ壊したくなったのかもしれません。

短期的に見るとマイナスに見えることも、それを乗り越えることで成長してきた彼女たちのことです。選抜制の導入によって欅坂46そのものが壊れてしまうことなどありません。

まとめ

この記事は9月8日深夜放送の『欅って、書けない?』の選抜発表が公開される前に書いた記事です。

どういった選抜発表になるのか、誰が選抜落ちしてしまうのか、想像しただけで心が苦しくなりますが、どういった結果になったとしても変わらない気持ちとして書き留めておきたくなりました。

全員選抜の欅坂46が好きだという意見は個人の自由として、選抜制にしたら欅坂46ではなくなってしまうといった悲観的な意見を払しょくしてくれるぐらいの未来を見せてくれることを信じています。

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ABOUTこの記事をかいた人

心屋認定心理カウンセラーのハヤケンです。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。