2018年のレコード大賞、紅白歌合戦において欅坂46のセンターは小林由依が務めていました。急遽発表されたセンター平手友梨奈の一時活動休止という緊急事態を番組ごとにセンターを代え、しかも各センターごとに振付を変更するのは歌番組一回の披露のためにそこまでするのかと思わせるほど周到な準備が施されており感動しました。
センターは鈴本美愉、土生瑞穂、小林由依、渡邉理佐の4名が担当。この4名の中で唯一2回センターを任されたのが小林由依で、レコード大賞と紅白歌合戦を任されたのですから他の3名が出演した番組とは注目度が違います。国民的番組でセンターを任されるプレッシャーも当然あった中で見事に大役を果たしてくれました。
そんな小林由依のプロフィールや性格など「紅白の時に欅坂46のセンターをやってた子はだれ?」と思った方にも分かるようにお伝えしていきます。
欅坂46センター小林由依プロフィール
#21枚のカウントダウン、本日は #小林由依 さん× #鈴木心 さんによる『ドキュメンタリー。』! タイトルのとおり、ドキュメンタリータッチで撮影が行なわれた今作。お楽しみに!#欅坂46 ファースト写真集『#21人の未完成』発売まで…残り14日! pic.twitter.com/PrbJmv79tE
? 欅坂46 ファースト写真集『21人の未完成』公式 (@keyaki_first) 2018年11月7日
生年月日:1999年10月23日
身長:162㎝
血液型:A型
星座:てんびん座
出身地:埼玉県
小林由依の性格は「一歩引いて観察するタイプ」
【新春オフショット&未公開カット大放出!】#小林由依 さん×#鈴木心 さんの『ドキュメンタリー。』からスタート!#欅坂46 #21人の未完成
●通常版:https://t.co/VIn6w2LYGH
●Loppi・HMV限定版:https://t.co/zb67yl6qfS pic.twitter.com/S3RgAPmMUD— 欅坂46 ファースト写真集『21人の未完成』公式 (@keyaki_first) 2019年1月1日
欅坂46結成当初から一人でいる機会が多く、ぼっち疑惑が騒がれていたようにあまり積極的に輪の中に入っていくタイプではありません。
もともとフォーメーションでもフロントメンバーに選ばれる機会も多い子なので運営からの期待値は高い子でしたが冠番組『欅って、書けない?』において織田奈那の推しメンであることが認知されるようになってから「小林由依=美少女」という認識が強まり注目度も上がっていきます。
織田奈那の小林由依レポートブログ「ぽんかんさつ」もあって、あだ名である「ゆいぽん」も広まりましたね(本人は気に入っていないそうですが)。
周りから一歩引いた寡黙な印象とメンバー内からも人気が高い織田奈那の推しメンというのも相まって小林由依のアイドル性が高められていったことを石森や尾関もマネして番組収録中も黙っていたら全く映像に映らなくなったといいます。それは寡黙なキャラは選ばれた人間しかできないことの証明であり、小林由依がメンバーからも一目置かれている存在であることが分かります。
ブログのリード文がおもしろい
ゆいちゃん編??
第319回目!
めっちゃ可愛い小林さん
紅白センターおめでとう????#小林由依 pic.twitter.com/g6MksPsIzo— さくさく (@sakusakuyuipon) 2018年12月29日
あ~この1年、
私は何度インドアを卒業したいと言ったのだろうか。
見たかった映画も観に行けず、
ネットで買った靴はサイズが合わず、
ただただコンビニのスイーツコーナーを制覇してしまう←
どれもこれもインドアのせい←
来年こそはと言いたいところだが
安全策をとって言わないでおく。
私は来年もインドアなのか、、?小林由依です♪
2018年12月30日 小林由依公式ブログより引用
こちらも『欅って、書けない?』の中で注目されたブログのリード文ですね。番組で取り上げられたことによってファンからも楽しみにしているという声が多くなりました。しかし、期待値が高くなるとそれに応えようとするタイプなだけに以前ブログで今までのような更新頻度では書けないと書いていたのが印象的でした。
自分のブログなんて自分の好きなように書いていいものじゃないですか。でもそれを許させないマジメさがなんとも彼女らしいなと思える部分でもあります。
メンバーにキャッチフレーズをつける企画では圧倒的なセンスを見せて優勝。よねさんに「人生5度目」というキャッチフレーズを付けていたのは笑いました。よねさんの落ち着きとか、周りのメンバーへの配慮とか、そういうよねさんらしくを端的に表したいいキャッチフレーズでした。
頭のいい子で何事も器用にこなせる印象があるのは、自分での「完璧主義」と語っているように中途半端を良しとしない性格によるものです。それは彼女なりの美学なのでしょう。欅坂46が人気グループになるほど準備期間を十分に設けることができなくなってきます。クオリティだけでなく効率性も求められてきたときに彼女の中でどれだけ心の折り合いをつけることができるのかが今後の課題となりそうです。
殻をぶち破った紅白でのセンター『ガラスを割れ!』
今日のセンターさん#小林由依 pic.twitter.com/T9QaNnHCOe
— 【欅坂46】ブログ&ニュース通知 (@k_blog_abc) 2018年12月30日
なんでも器用にこなすタイプである反面、欲をいえばずば抜けたものもない印象でした。高校卒業時に「現役高校生であることが自分の数少ない武器だった」と言っているように自分にとって武器になるものがないという自覚を持っているようです。ファッション雑誌の専属モデルをこなし、メンバーからも美少女としての評価を受けている子でも自分には武器がないと自信のなさを見せるのだから不思議なものです。
たしかに言いたいことは分かります。紅白でセンターを小林由依にすると聞いたときに自分も意外な印象を受けました。運営からの評価が高いメンバーあるものの、ダンスでいえば鈴本美愉のほうが上だろうし、キャプテン菅井友香も2018年のアニバーサリーライブでは結果を出した。モデルとしての知名度なら渡邉理佐のほうが高い気がします。
もちろん安定感があって任せられる子ではあるのですが、紅白の舞台で平手友梨奈の代役をやるなら鈴本あたりに任せるのがクオリティ面では打倒なのではないかと思ったのです。
しかし、実際にセンターを任せてみたらそれまでの小林由依の印象とは全然違う気持ちの入った表情でした。それまでの器用貧乏なイメージとは違って彼女の中の殻をぶち破ったステージは圧巻でした。
レコード大賞や紅白歌合戦のセンターを任せられることの意味、平手友梨奈という絶対的センターの代わりを務める意味、いろんなことの重要性を全て理解しているからこそあそこまで突き抜けたパフォーマンスができたのだと思います。
レコード大賞、紅白歌合戦の2つを乗り越えたことが小林由依の中で何が変わる分岐点になってきそうです。
まとめ
小林由依の写真を見ていると、どこか悲しそうな眼をしているときがあります。本人は別に悲しいわけではないと否定しているのですが、見ているものに感じさせる哀愁感はどこか儚さを感じさせます。
人見知りで容易には心を開かないメンバーが集まっている欅坂46において小林由依は平手友梨奈同様どこか闇を抱えていそうなところが欅坂46らしいメンバーといえるのかもしれません。
突如回ってきたセンターという大役も一朝一夕になるものではなく、パフォーマンス力は人間性などすべてを考慮した上でオファーされたものでしょう。それだけ信頼されているということです。小林由依ならやってくれると思ったわけです。
本人にとってはあまり期待されるのはプレッシャーのようですが光栄なことですよ。すごいパフォーマンスを見せてくれた小林由依が2019年どんな姿を見せてくれるのか楽しみにしています。
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