乃木坂46に次ぎ坂道シリーズとして作られた欅坂46。最新曲の『アンビバレント』は初週売り上げ81万枚を記録するなど人気の勢いは留まるところを知りません。
欅坂46のセンターを務めるのは平手友梨奈さんです。賛否両論別れるのはセンターの宿命ではありますが実際に平手友梨奈さんについて言われている評価は妥当なものなのか見ていきたいと思います。
目次
欅坂46平手友梨奈のプロフィール
平手さんが響の撮影でメディアに姿を現さなかった間、SOLの存在が本当に大きくて月1の最大の楽しみやったのに7?9月平手さん情報過多で飽和状態につきSOLの存在が少し霞んでしまってたが、ここに来てやはりSOLの存在の大きさとありがたさを心から噛み締めるのであった。
早く平手さんの声が聞きたい pic.twitter.com/ufwlqdEK3P
— まるこ (@techikomaruko) 2018年10月14日
名前:平手友梨奈(ひらて ゆりな)
愛称:てち、てちこ、てっちゃん、ひーちゃん
生年月日:2001年6月25日
現年齢:17歳
出身地:愛知県
血液型 O型
身長:163 cm
欅坂46のシングル曲すべてでセンターを務めています。デビュー曲『サイレントマジョリティー』が発表されたときに見せた平手友梨奈さんの圧倒的な存在感に乃木坂46の二番煎じといったような周囲の雑音を黙らせるのに十分なものでした。
2017年の紅白歌合戦では曲の最後で過呼吸とみられる症状で倒れてしまい、翌年1月には腕のケガもあり長期休養を余儀なくされます。春の休養期間はのちに主演映画『響』の収録に充てられていたことが判明しますが、2017年年末の欅坂46としての活動は特番などもあり精神的にも肉体的にもきついことが紅白歌合戦の緊張感と相まって表面化してしまったということでしょう。
最年少でセンターという重責を担う平手友梨奈さんにとっては長期休養も必要な時間だったのだと思います。
平手友梨奈はかわいくない?
待ってまぁーす?
じゃあ、このへんで!
またねー( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/Ecbj6nYZfh
— 平手 友梨奈 LOVE (@o20001510) 2018年10月21日
ネットで平手友梨奈さんを検索すると「平手友梨奈 かわいくない」と表示されます。このこと自体は特別珍しいことではありません。だいたいネットで検索をすると固有名詞に続く言葉は「かわいくない」とか、「ブス」とか、そんなワードばかりです。ネットの特性としてネガティブなワードというのは検索されやすいんです。
ちなみに僕は平手友梨奈さんはかわいいと思いますよ。デビューした当初から欅坂46で気になるのは誰と聞かれたら平手友梨奈さんと即答していました。
アイドルをかわいいと思うか、かわいくないと思うか、という点についてはそれぞれの好みによるところが大きいので議論するものでもないのですが、平手友梨奈さんの魅力を語る上で表面上のかわいさだけで語るわけにはいきません。
例えば、ミスタージャイアンツ長嶋茂雄はスーパースターとして活躍した偉大な選手で長嶋茂雄をかっこいいと感じる人はいっぱいいます。ですが、それは単純にルックスだけを見ていっているというよりは、憎めない性格やチャンスに強いバッティングなど長嶋茂雄というトータルを見て、結果的にルックスもかっこいいと感じているはずです。
平手友梨奈さんはアイドルとしてルックスもかわいい子だと思いますが、あまり愛想がいいタイプともいえず、冠番組『欅って、書けない?』の収録の時も一人だけ魂が抜けたようにぼーっとしているときがあります。そういう点では、いわゆる典型的なアイドルとしてのかわいさはないと言えます。
しかし、ひとたびステージに上がればまるで何かが憑依したかのように別人の平手友梨奈を見せてくる。普段の彼女からは考えられないようなかっこいい平手友梨奈がそこにいます。
だから、平手友梨奈さんを語るときにルックスが好みかどうかというかわいさだけで彼女を語るのはあまりに陳腐な話です。好みの違いだからかわいくないと思う人が当然ではありますが、平手友梨奈さんを語る上ではルックスは魅力の一部分でしかないのです。
同じく平手友梨奈さんのカリスマ性に関する議論もそうで、「平手友梨奈ってどこがいいの?」「てちにはカリスマ性があるだろ。」「え?どこが?」という話も噛み合うはずもない議論で、魅力が伝わらない人には分からないのです。
内心では、平手友梨奈ほどの圧倒的存在感があるのにあなたはなにも感じないのですか? と言ってやりたい気分ですが、そんなことをしたところでなんの意味もありません。相手に見る目がないだけかもしれないし、好みが違うだけかもしれない。そういう人を論破することにエネルギーを使うのはムダでしかないと考えたほうがいいんです。
平手友梨奈のダンスはうまいのか、ヘタなのか
全身白コーデ
メンバーにもファンの方にもすごく褒められた!
うれしぃぃぃー pic.twitter.com/jdpZRwV7Kt
— 平手 友梨奈 LOVE (@o20001510) 2018年10月20日
平手友梨奈さんのダンスがうまいのか、ヘタなのかについては検索ワードの上位に来ているのでそれぞれの見解があるようですが、これもまた捉え方が難しい論点です。
というのも、平手友梨奈さんのダンスは、いわゆるダンサーが見せるようなうまさを見せるようなダンスではなく、全力感溢れる激しいダンスです。欅坂46の楽曲が分かってくれない大人たちへの反発であり、自分らしく生きることが難しい社会の中でも自分らしく生きてみろよと訴えてきたり、うまさよりも魂や熱量を持って表現することに重きを置いた楽曲が多いと思うんです。
そう考えたときに、まるで睨まれているかのような目力で訴えかけてくるあのパワーを見たときにけしてうまいってタイプじゃない、かといってヘタでもない。となって、そもそも平手友梨奈さんを語る上でダンスがうまいかヘタかってそんなに重要ですかって話になっちゃうんですよ。
論点をすり替えるつもりはまったくないんだけど、どうしてもそう言いたくなっちゃう。
2017年のFNS歌謡祭で平井堅さんのバックで平手友梨奈さんが1人で踊るシーンがありました。あれこそまさに平手友梨奈さんの真髄をみたシーンで「鳥肌が立った」「天才だ」と絶賛する声があがるなかで「怖かった」という声もありました。
性格的にも万人受けするタイプでもないので好きな人はとことん好きだけど、嫌い人はとことん嫌い。それぐらい賛否両論分かれるぐらい好き嫌いがはっきり分かれる子なので、ダンスがうまいのかヘタなのかに正解を求めるのは違う気がします。
TIF2017で見た欅坂46平手友梨奈
ぬくっ(´°‐°`)
では、今日はこのへんで!! pic.twitter.com/dfUk2bhqQG
— 平手 友梨奈 LOVE (@o20001510) 2018年10月20日
欅坂46のパフォーマンスを生で見たのは2017年のTIFです。TIFといえば世界最大級のアイドルフェスですが出演アイドルは主に地下アイドルがメインです。
僕がよく見るアイドルも最近では地下アイドルがメインなので地上アイドル欅坂46を見るのを楽しみにしていました。
その楽しみを突き詰めていくと心のどこかで地下アイドル側の目線になっている自分がいて、知名度こそ地上アイドルには劣るものの実力では地下アイドルも負けていないことを証明してほしいという気持ちがどこかにあったように思います。
そんな中で見た欅坂46のライブ。
正直にいってめちゃくちゃかっこよかった。勝った負けたの戦いじゃないはずなのに心を動かされた自分はどこか負けたような感覚があったんです。
テレビや街中でよく聞く欅坂46の楽曲に合わせて一糸乱れぬフォーメーションでかっこよさと美しさを表現してくる。
それでいてセンターの平手友梨奈さんは前髪で顔を覆い、微動だにしないまま動かない。その周りを平手友梨奈さん以外のメンバーが必死に踊っている姿がより動かない平手友梨奈さんの存在感を強調する形になっていました。
普通はあんなことできないんです。狙ってやっているわけでもライブが嫌だから目線を隠すとかそんな話じゃなくて、曲の世界観に没入した結果、彼女の体が自然と反応した。そんな感覚です。あそこまで世界観に入りこんで表現できるアイドルを今までに見たことがありません。
平手友梨奈さんにはそんな「すごい!」と称賛したくなる一面とどこか見ている者に恐怖心を与えるような攻撃的な一面があるので、やはり好みは分かれるタイプだと思います。
平手友梨奈は笑わない?
おだなな❤
おだななは私のことを
ゆりな
って読んでるんです!
あまり、下の名前で、よばれることがないのでぇ。。 pic.twitter.com/IejM9NyNJ1
— 平手 友梨奈 LOVE (@o20001510) 2018年10月20日
平手友梨奈さんといえば笑わないイメージや愛想が悪いイメージがあるかと思いますが『欅って、書けない』の過去の放送を見れば好きな芸人の一発ギャグをやったり、メンバーと一緒に笑いあったり、世間が思うほど悪いイメージはないんです。
ではなぜ笑わないイメージが先行しているかというとデビュー曲『サイレントマジョリティー』から欅坂46の楽曲というのは笑って歌うような世界観の曲ではないということが挙げられます。加えて、平手友梨奈さんはセンターとして目立つ存在でありながら歌番組に出ても積極的に話すタイプではないので、自然と笑わない印象が強くなったのだと思います。
AKB48のセンターがまだ前田敦子だった頃、人気絶頂のAKB48において週刊誌を中心に愛想の悪い前田敦子というイメージが確立されていた時期があります。
少しでもAKB48を知っていて前田敦子という子がどんな子なのかを知っていれば普通に笑う子で笑顔がかわいい子だと分かります。しかし、寝る暇もないほど忙しくて並の政治家なんて比にならないほどバッシングを受けていると精神的に余裕がなくなってくるのも無理がないことです。しかも、感情が顔に出やすいタイプということもあって愛想が悪い、笑わない印象が強くなっていきます。
2017年の年末はデビューしてまだ1年半程度しか経っていない欅坂46には酷なほど忙しいスケジュールが続く中で一番精神的にギリギリの状態に追い込まれてしまったのがセンターの平手友梨奈さんだったように思います。
実際に2017年の映像を見ると明らかに不機嫌そうに見えるときがありました。他のメンバーが笑顔でいる中で平手友梨奈さんだけ笑わない様子は違和感を覚えたことは事実です。それをアイドル失格といえばたしかにそうなのかもしれません。
ただ、平手友梨奈さんの特性としてアイドルでありながら楽曲の世界観を表現する役者としての平手友梨奈がいることを忘れてはいけません。
欅坂46の特集が組まれた別冊カドカワを読むと主演映画『響』の鮎喰響役を演じるにあたって原作をしっかり読み込んでいて、響だったらこう言うはずといった響という人物の個性を本当によく考えいることが分かります。この点は月川監督も関心していました。
また、アンビバレントのMVの撮影秘話、夏に行われた欅坂46のワンマンライブ欅共和国やツアーについても当時の心境を事細かに語ってくれています。
とっても不器用な性格で素のままの平手友梨奈さんで自分を表現するのは苦手で、普段の自分とはまったく違うその世界観にいる登場人物になりきることで羞恥心が吹き飛んで表現しやすいタイプなんです。
でもこれにも弱点はあって表現する世界に没入することで普通のアイドルには表現できない圧倒的な存在感を表現できる一方で、短期間での切り替えが苦手なこともあり映画やツアーといった一定の期間を持って表現できる媒体と違い年末の特番のように表現方法が変わるのは難しいタイプです。
2018年も年末が近づいてきています。昨年同様大型の特番が続く中で今年の平手友梨奈さんがどういった表現を見せてくれるのか注目しています。
まとめ
欅坂46は平手友梨奈さんというセンターを獲得できた時点で勝ち組のグループになることを約束されたもんです。それほど彼女の存在感は圧倒的でセンターを楽曲ごとに変えずに平手友梨奈さん固定としているのも納得できます。
それだけにスケジュール管理は運営にも最新の注意を払ってもらいたいものです。
どれだけ才能がある逸材であろうと体調が万全でなければステージには立つことができません。アイドルらしいアイドルではないことはたしかですが、そこがまたおもしろいじゃないですか。
輝く才能を消さないためにも大切に扱ってほしいと思っています。
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