欅坂46 田村保乃『不協和音』「僕は嫌だ」を担当する心境を告白!武元唯衣単独インタビューも注目

田村保乃 欅坂46

2020年1月8日発売の「TopYellNEO2019-2020」の巻頭は欅坂46特集。

表紙は田村保乃・井上梨名・藤吉夏鈴の3名が登場。その後も武元唯衣の単独インタビューや山﨑天&尾関梨香のインタビューなど多くのページに登場しています。

2019年を振り返っての話や東京ドーム公演など、彼女たちがどのような想いを抱えているのかを知る上で貴重なインタビューになっています。

各メンバーのインタビューの中で印象的な部分をピックアップしていきます。

井上梨名「番組でも話を振られる回数が増えた」

何人かでインタビューを受けても、積極的に話せるようになりましたし、番組でも話を振られる回数が増えたと思うので。
出典:『Top Yell NEO 2019-2020』

先日行われたトークイベント『~語るなら欅を~』の中であった推しメンプレゼン大会。

自分の1つ前に出た方がいのりちゃん推しの方でした。

その際にこんなことを語っていました。

「いのりちゃん推しの中では結構話題になっているんですが、けやかけで澤部さんがいのりちゃんに振る回数が多い気がしていて、澤部さんの中でいのりちゃんに対する信頼は厚いんじゃないかと思っているんです。」

なるほど、たしかに言われてみるとそんな気がしてきました。

やはりこういう細かいところは推しメンだからこそ気づく部分ていうのもあるんだと思います。

昨日のSHOWROOM配信でも積極的に話していたのも印象的で、消極的になりがちな欅坂46メンバーの中にあって存在感を示していました。

本人も番組内で振られる回数が増えたことを実感していて自信に繋げているのもいいですね。

けやかけでのコメントのクオリティで考えると、いのりちゃんと武元ちゃんの二人は学力上位メンバーということもあってコメント力も高め。

MCからの信頼があると打席に立てるチャンスも増えるので、これからもどんどんチャンスを活かして積極的にアピールしてほしいですね。

田村保乃「怖くて毎日泣いていました」

自分が叫ぶことが怖くて、殻を破れるとも思ってなかったですし、自分がそこで言ったところでどうなるんだろうって思いました。なんで自分なんだろうと悩んで怖くてただただ涙が出る毎日で。

出典:『Top Yell NEO 2019-2020』

保乃ちゃんは欅坂46の握手会に行っていたオタクからメンバーになった子なので『不協和音』の「僕は嫌だ」がどれだけ大事なパートかよく分かっているでしょう。

でも、事の重大さが分かっているだけにプレッシャーを感じすぎてしまうところもあるようです。

二期生が初めてメディアに登場した『うたコン』での「アンビバレント」に関しても3人の選抜メンバーに選ばれています。まつりと武元ちゃんのようにダンスがうまいわけでもないのになんで私が選ばれたのか分からないと思ったようですが、ファンという立場から見ているとダンスがヘタだとは思いませんし、運営が保乃ちゃんを選ぶのは期待しているからというのが分かります。

そんな運営の期待も保乃ちゃん自身にとってはまだまだ重荷に感じてしまうのは、まだまだ経験値が足りないんだからしょうがないですよ。

「僕は嫌だ」に関してもプレッシャーに押しつぶされていたときに相談したのは平手でした。

このことをきっかけに平手と保乃ちゃんは急接近していくことになります。

二人の仲の良さはラジオ番組SOLの中で電話しているシーンでも伝わってきました。「僕は嫌だ」という壁にぶち当たったことで自分で抱え込みすぎず先輩に相談もしてもいいんだという選択肢が見えるようになったのは大きな収穫です。

単純に平手と保乃ちゃんが仲良さそうにしているのも嬉しいですね(*^▽^*)

紅白の『不協和音』でも最後のシーンで保乃ちゃんが平手を支えるシーンもありましたし、先輩後輩という垣根を越えてお互いに助け合える存在になってほしいなと思っています。

尾関梨香「滝行に行きたいけど勇気が出ませんでした」

滝行に行きたいのは山々なんだけど、みんなの気持ちを背負っていける自信がなくて。勇気が出ませんでした。

出典:『Top Yell NEO 2019-2020』

『黒い羊』のヒット祈願を立候補する回のときの話です。

結果的に全員が行きたいと申し出るわけですが、会場の異様な空気感に飲まれてしまって最初は手を挙げることができなかったと振り返る言葉でした。

この点についてはMCの2人も全員が行きたいと言ったことに驚きの表情を見せ、今回のインタビューで尾関も予想していなかったことを明かしてくれたんですが、自分としては即答で手を挙げてほしかったなという思いがあります。

彼女たちの性格からして遠慮してしまいがちなところも、積極的に挙手をすることが苦手なことも分かっています。

でもチャンスは何度も訪れるとは限りません。

一瞬で通り過ぎていってしまう可能性も考えると、挙手を求められたときに即答できるって大切なことだと思うんです。

滝行の過酷さに腰が引けたのであればまだしも、行きたいのにみんなの気持ちを背負えるか自信がなかったというのであればそれは考えすぎだと思うんです。

だって尾関だって初期から欅坂46を支えてきてくれたメンバーじゃないですか。十分にみんなの気持ちを背負える権利を持っているし、みんなの気持ちよりも自分の意思で決めていいんですよ。

先日のトークイベントで自分は推しメンの魅力をプレゼンする企画に立候補しました。

自分より知識がある人はいっぱいいるでしょうが、自分の推しメンなんだから自分が一番魅力を伝えられるはずだ!と信じて話しました。

実際にどこまで伝えられたかは分かりませんが、自分が好きだと言いきれるものに対しては自分を信じてしまっていいと思っているんです。

欅坂46のメンバーは欅坂46に貢献したいという熱い気持ちを持っているわけじゃないですか。それはもっと積極的にアピールしていいと思うんです。

それも最終的に全員申し出するのではなく、ゆっかーと守屋のように即答できる気持ちを持っていてほしいというのが本音でした。

武元唯衣「人生で初めて自分を嫌いになったかもしれないです」

人生で初めて自分を嫌いになったかもしれないです。

出典:『Top Yell NEO 2019-2020』

――ダンスも上手く踊れないと自分では思っている。

全然上手くいかなかったです。小学生の頃から習っていたんですけど、なんなら昔の方が上手かったんじゃないかと思います。

出典:『Top Yell NEO 2019-2020』

武元ちゃんにとって2019年は自分自身の不甲斐なさを痛感した1年となったようです。

武元ちゃんは特技がダンスということで売り出してきたのを見ても本人にとってダンスは自信があったはずなんです。それが欅坂46の活動を通じて自分自身を嫌いになってしまうほど力不足を感じてしまったのだから精神的にも相当しんどかったと思います。

お母さんと電話をしていると泣いてしまうと言うのだから親としても心配でしょうね。

でもこういった試練を感じられたのもよかったと思うんです。

というのも、ダンス経験者からアイドルになると経験者であるが故の変なこだわりが成長の妨げになってしまうことがあるからです。

ダンサーのダンスとアイドルのダンスは違う。

この点を早い段階で受け入れて自分の不甲斐なさを感じているということは、ダンス経験者というプライドを捨てて欅坂46の色に染まろうとする吸収力の高さを感じます。

童顔の子ですがパフォーマンス中の表情はかっこいい表情を見せてくれています。

振付でも重要なポジションを任されているところを見てもダンスの評価は高いはずです。

9thでも選抜メンバーに選ばれているので、早いとこ新曲のパフォーマンスを見てみたいですね。

まとめ

インタビューの中で注目した一言をまとめてみました。

デビューしてすぐ大観衆の前に出られるって恵まれていると見られがちですけど、実力が伴わないうちに大きな舞台に立つプレッシャーを考えると精神的な負担は相当なものだと思います。

尾関も天ちゃんと遊びにいくなど面倒見のよさがいいですね。

ページ数はそんなに多くないですが、文字数は結構あるのでインタビュー記事が好きな人にはコスパがいい仕上がりになっていると思います。

興味がある方はご自身で購入してみてください。

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アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。