3月3日放送の『ひらがな推し』は松田好花プレゼンツ「ひらがながっきょくうんどうかい後編」。前半もいい味出してましたが後半は日向坂46のバラエティセンスを凝縮したような回になっていました。いや~これは過去最高の企画になったんじゃないでしょうか。
それでは企画を1つずつ振り返ります。
目次
つっぱり尻相撲対決
第二試合 高本彩花VS小坂菜緒 若林推しメン対決
このマッチメイクはオードリー若林得の2人ですね。もう完全に番組側も若林の推しメンという設定に寄せてきました。
試合前のマイクパフォーマンスでは
高本:若林さんはなぁ、99%のおたけでできてんだよ!
と私の方が若林愛が強いとアピール。
99%のおたけの意味はさておくとして、言われてみたいセリフですよね。
小坂:私は最初からオードリーさん推しで若林さんの本も読んでるんだぞ。私の気持ちは負けません!
小坂も猛烈アピールです。
アイドルの推しメンに取り合いされるって夢ですよね。試合は小坂の瞬殺でした。
第三試合 柿崎芽実VS宮田愛萌 ぶりっ子対決
この2人はもう定番となったぶりっ子キャラ対決なのでマイクパフォーマンスのときからぶりっ子をするわけですが、試合が始まった直後のイチャイチャはおそらく台本にはない流れですよね。
それなのに尻相撲が展開されないと見るやすぐにカメラに向かってぶりっ子をしてツッコミ待ち。
柿崎と宮田に釣られたらその場で死ねる自信しかないwww pic.twitter.com/rMAvVgMOTQ
— SoulT⊿46 (@sakaArashi46) 2019年3月4日
この臨機応変さってすごいですね。
めみちゃんも愛萌も機転が利くタイプなので状況に合わせて反応できるようになってきています。ぶりっ子キャラの流れは団体芸なのでお互いの阿吽の呼吸としっかりとしたツッコミがいないと成り立たないわけで、二人の成長を見たシーンでした。
ぶりっ子っていうと男に媚びてる感じがして女の子は嫌う傾向にありますが、男はぶりっ子な子って結構好きなんですよ。おかげさまで日向坂46は周りのメンバーも楽しみながら見ているので問題なさそうですね。ぜひ今後もぶりっ子を継続してやっていってほしいものです。
僕はめいちゃんと愛萌だと愛萌推しですがぶりっ子中に関してはめみちゃんのほうがテンション上がるのでなんとも悩ましい気持ちになります。
取り直して2回目のときは当然もう一度戦わずにぶりっ子をやる流れ。念のため若林さんもカメラマンさんに動かないようにというフリを入れることで、暗にカメラマンさんに前に寄っていくように言っているあたりはさすがです。
そして2回目は途中から完全にぶりっ子フリースタイルに突入。
3回目になるとさすがにしつこいので本気で戦うのが正解。綺麗な流れです。
最後にはめみちゃんの長めのウイニングランが決まって終了。
第三試合はコントとして見たときにも素晴らしい出来になっていて日向坂46のバラエティへの対応能力を見せられた瞬間でした。
誰よりも高く跳べ!走り高跳び対決
東村芽依VS河田陽菜のマイクパフォーマンス
ひらがな推し今週の個人的MVP
東村芽依
メンバー内で身長1番低いのに1番高い高さ飛んでて運動能力トップクラスに高いちなみに先週のMVPは若林 pic.twitter.com/DzT10L668S
— ブラッキー (@asenn27) 2019年3月3日
珍しくマイクパフォーマンスに登場したやんちゃる(東村芽依)。何を言うのかと思ったら50%猪木が入っている「誰よりも高く跳ぶぞー!」を披露してくれました。
事前に誰がマイクパフォーマンスするかは決まっていた流れなんでしょうけど、マイクパフォーマンスでしっかりウケてるやんちゃるに感動しました。マイクの持ち方も「ヒ」で持っていたし落とし方も絶妙だし文句のないラッシャー木村もビックリのマイクパフォーマンスでした。
河田陽菜もマイクパフォーマンスは珍しいタイプ。
何を言うのかと思ったら絵に描いた筋肉アピールをしてきました。若林さんもツッコミ入れてましたが、あの声量のなさは愛おしい気分にさせてくれます。見ていて飽きない美少女です。
ひら「あります」 がな「できます」
高跳び始まる前のトークで自信の有無を聞かれ、ひらチームは「あります」というのがこれまでのお約束。それに対してがなチームは「できます」と回答。ちょっと応用してくるあたりはさすが。
メンバー構成的に発案者は久美でしょうね。
これポイントは2つです。
・自信を聞かれたらみんなで合わせようと事前に準備できていたこと
・同じ繰り返しじゃつまらないからちょっと変えようという意識があるところです。
バラエティの基本はどれだけお約束を押さえてフラれたときに対応できるように心の準備をしておくかです。個々のおもしろさはアイドルには限界があります。そこは団体芸でどれだけカバーできるかが勝負になってきます。
そしてちょっとでも変化を付けようという意識があることがいいですね。この意識が日向坂46のメンバーには強いので目立つことに貪欲な姿勢を見せてくれています。欅坂46と日向坂46では全くカラーが違いますが、同じ家で育てたのに姉妹で全然違う性格になったって感じがしますね。
ちなみに今回のネタはひらチームが最初から変なことを言ってしまってもアウトです。ひらチームの前フリがあって初めてがなチームの「できます」が成立します。これ若手芸人とかだと最初から変なこと言おうとして流れがおかしくなるってあるあるなのでベタと変化の緩急は意識しておいてほしいところです。
上村ひなのはいつでもどこでも変化球
ひらがな推しのがっきょくうんどうかい後半戦がめっちゃ面白い!
特に走り高跳びのひなのなのがほんとにやばいわw失敗パターンが全部面白かったしとても可愛かった??#ひらがな推し #上村ひなの pic.twitter.com/K8SoXLV5rQ— さとし⊿?? (@yodariri46) 2019年3月4日
潮と久美が早々に成功して、ひよたんが跳べず。その次に来たのが新メンバーの上村ひなの。
正面から走っていって全く跳べずにバーを掴んで終わり(笑)
いやいやいや・・・(´・ω・`)跳んでないじゃない(;^ω^)
まず跳べない子って正面から行くのよね。あんなん飛びこみ前転みたいな形で跳ばないといけないから基本は潮や久美のように横から入ってハサミ跳びがベタです。それを見てなかったんかいww
ひなのはバーがゴールテープのようになってるし、バーの前で跳んじゃったりボケのレパートリー豊富すぎるだろw
運動神経が比較的いいメンバーが日向坂には揃っているとはいえ、ひなのの運動神経の悪さは際立ってました。これは逸材の予感。
齊藤京子は裏切らない
相変わらず京子はめちゃめちゃ運動神経悪いのは予想通りですね。過去の運動会企画でも潮、かとし、やんちゃるが速いのに対して京子の鈍足が目立ってました。まぁバラエティ的には跳べないほうがおいしかったりするのでそれはそれでいいのですが、サドンデスで一回失敗してるのに挑戦してまさかの成功。
そこからの成功者グループに加わろうとして「違う違う違う!」と止められるところはおもしろかったなぁ(笑)
京子は天然なんだろうなぁ。ああいうのを自然とできちゃうところがすごい。
相手のがなチームが「いやいやいや(゚Д゚)ノ」と止めてるところがまた最高でした(笑)
必死になっておもしろいことを考えてるタイプの人間にはできない芸当ですよ。めっちゃ笑った(*^▽^*)
三輪車障害物リレー
東村芽依
スタートダッシュを決めたのは、ひらチームの第一走者やんちゃる。小柄だから三輪車に乗りやすいというのもあるんでしょうが、何をやってもこなすあたりは身体能力の高さを感じます。
スタジオトークでは肉のカーテンでも運動会企画になるとイキイキしています。
齊藤京子
三輪車も漕げない上村ひなのの運動神経の悪さが露呈する中で、まさかの三輪車の才能を発揮したのが京子。
高跳びの時からやる気だけはあるんだよね。ただ身体能力が追い付かないだけ。バックストレッチの門の前でヒザをぶつけるあたりは分かってらっしゃる(笑)
佐々木美玲
美玲のエビ反りも美しかったですね。
高跳びでは最後まで残ってましたけど、美玲ってそんなに運動神経悪いイメージなかったんですよ。ダンスのキレを見ても身体能力自体は高そうに見えるんです。
三輪車では能力を発揮した美玲、京子、高瀬を考えると三輪車でも能力を発揮できなかったひなのが一番運動神経悪いってことでいいですか(笑)
まとめ
最後のごほうびを発表するところで「ハワイ」って言ってたのは富田でしょ。おごってほしいものでハワイとか言ってくるあたりがナメてて笑ったわ(笑)
やったやったの円陣ぐるぐるもバラエティ力がついてきた証拠です。
バラエティセンスっていう意味では欅坂46を超えたのはもちろんのこと、乃木坂46のベテラン組ともいい勝負できるレベルに来てるんじゃないでしょうか。
今回のMVPは天然を発揮した齊藤京子、殊勲賞が上村ひなのですね。
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