先日、けやき坂46から日向坂46に改名しシングルデビューすることも発表された日向坂46から4名が専属モデルとして活動することが発表されました。佐々木美玲が『non-no』(集英社)、加藤史帆が『CanCam』(小学館)、佐々木久美 が『Ray』(主婦の友社)、高本彩花 が『JJ』(光文社)と有名女性ファッション雑誌の専属モデル就任は日向坂46の勢いを感じさせます。
専属モデル就任は12月には本人に告知されていたようなので、このタイミングを待っていたということでしょう。有名雑誌の専属モデル就任は一つのステータスにもなります。当然すごいことであることは分かりますが、具体的にそれぞれの雑誌の違いまでは男性には分かりづらいと思います。そこで各雑誌の方向性などを見ながら各紙の特色を見ていきます。
佐々木美玲 『non-no』集英社
#日向坂46 のエースが新しく仲間入り!みーぱんって呼んでね?
??https://t.co/9WzX5Xu1D5#佐々木美玲#ノンノ #nonno pic.twitter.com/8mhs8QrlIL— ノンノ/nonno (@nonno_staff) 2019年2月14日
過去には桐谷美玲、小雪といった有名女優を輩出し、坂道グループでは西野七瀬、渡邉理佐が専属モデルとして活動している『non-no』。女性ファッション雑誌を普段読まない人でも『non-no』は聞いたことあるぐらい有名雑誌ですね。
20歳前後の子を中心に手頃な価格のカジュアルファッションといった印象。
乃木坂46西野七瀬、欅坂46渡邉理佐といえばクールビューティといった感じですね。正統派美少女でありながら小顔でスタイルがいい。小雪や本田翼も独特のかっこよさがあります。
佐々木美玲はクールビューティといったタイプではないので西野七瀬、渡邉理佐とはイメージが違うなと思っていたんですが、『non-no』のオーディションはノーメイクで面接をしてからメーク撮影に進むといいます。佐々木美玲は肌に透明感があって普段のメイクはナチュラルなタイプ。
この子がしっかりとメイクをして綺麗な服を着たらどうなるんだろう??
と伸びしろを感じさせる魅力が佐々木美玲にはあります。
等身大の女の子が着る服も似合うタイプだと思います。渡邉理佐とのコラボ企画も見てみたいですね。
「non-no」専属モデル佐々木美玲コメント
ノンノの専属になるというお話を聞いた時、まさか自分だとは予想もしていなくて本当に本当にビックリしました。夢の一つである専属モデルになれたこと、心の底から嬉しかったです。ノンノの専属モデルとして、胸を張れるように、そして恥じないように一生懸命頑張っていきたいと思います!そしていつか女性の憧れの存在になれるように成長出来たらいいなと思います。一生懸命頑張りますので、これからもよろしくお願いします!
non-no4月号(2019年2月20日発売)より
「non-no」花輪夏江編集長コメント
<佐々木美玲に関して>
美玲ちゃんには昨年ファッションテーマにゲスト出演して頂く機会があり、その写真を見た瞬間に、ノンノの読者が永遠に好きな「透明感」と、こんな人と友達になりたいと思わせる「温かさ」を強く感じました。今後の誌面を華やかに盛り上げてくれる存在として、現場スタッフも満場一致でノンノモデルをオファーさせて頂きました。<日向坂46に関して>
けやき坂46の単独公演を見た際に、グループから醸し出されるハッピーなオーラに魅せられ、ノンノの雰囲気とも近いご縁のようなものを感じて、専属モデルのお声がけをさせて頂きました。これからどんなグループに成長していくのか目が離せません。
やはり透明感について触れていますね。「透明感」と「温かさ」というのはまさに佐々木美玲のイメージにピッタリです
彼女が『non-no』に選ばれたのは納得です。選ばれるべくして選ばれたという感じですね。モデルらしい決め顔よりも自然体の彼女を見せてほしいなと思っています。
加藤史帆 『CanCam』小学館
加藤史帆(日向坂46)、CanCam専属モデルデビュー! https://t.co/k14ss5Ehhp pic.twitter.com/4r3Lu6RfoJ
— CanCam.jp更新情報 (@cancamjp_info) 2019年2月13日
『CanCam』といえば僕らの世代では蛯原友里や押切もえってところですね。もう15年ぐらい前でしょうか(;^_^A
なかなかファッション雑誌のイメージができない30代男性であればとりあえず蛯原友里、押切もえをイメージしていただくとして、専属モデルだった当時から大人っぽいイメージがありました。
基本は『non-no』と同じように20歳前後の女の子がターゲットでカジュアルファッションを扱っていますが、『CanCam』は20代半ばぐらいまでのちょっと大人っぽいところまでカバーしています。
加藤史帆からの喜びのコメントが『CanCam』のサイトに掲載されています。
「CanCam4月号から専属モデルをさせていただくことになりました。憧れていた専属モデルになることが出来て夢のように幸せです。先輩方のように美しく、女性からも憧れられる存在になるのが目標です。メイクやファッションについて勉強してアイドルのときの自分とは違う表情を沢山お見せできるよう精一杯頑張ります。これから宜しくお願いします」
加藤史帆専属モデル起用に関して『CanCam』高田浩樹編集長のコメントが掲載されています。
<加藤史帆に関して>
誰がどう見ても美しい、その圧倒的な美貌。そしてグループの中でもひときわ輝くダンスの実力の持ち主。モデルの撮影の際も、その圧倒的な身体能力とセンスの良さを完全に発揮してくれました。これから、必ずや日本のアイドル&モデルの代表的な存在となってくれると確信しています。<日向坂46に関して>
アイドルグループ戦国時代の今、グループに必要なのは、実力と美貌とチームワーク。その全てにおいて他を圧倒するグループです。単に可愛い子の集団ではなく、ひとりひとりの個性がが光りながら個の実力もすばらしい。「アイドルグループ」という今までの概念をひっくり返す可能性をもっている昭和・平成含めても最強のグループです。
乃木坂46では過去には橋本奈々未、現在でも松村沙友里、山下美月が専属モデルとして活動しています。
高田編集長が加藤史帆と日向坂46を絶賛していますね。何よりも決め手になったのは圧倒的な美貌というところでしょう。乃木坂46のメンバーを見ても顔立ちが整ってるなという子が選ばれてますからね。加藤史帆の魅力は高田編集長の言う通りで圧倒的な美貌ですよ。それでいて本人は自分のルックスに自信がないというのだから不思議なもんです。
普段はへにょへにょした喋り方で変顔をしたりムードメーカー的な存在ですが、モデルとして活動しているときの写真を見ると1枚の写真だけで惹きつけられてしまうような存在感があります。間違いなくモデルとしての才能はありますよ。専属モデルとなって自信がついたらいったい彼女はどこまで成長してしまうのでしょう。憧れの雑誌での専属モデル決定に今でも信じられない様子ですが、どんな加藤史帆を見せてくれるのか楽しみにしています。
佐々木久美 『Ray』主婦の友社
日向坂46の佐々木久美です。 pic.twitter.com/hjkNak8ujP
— 井上朝夫@HUSTLE PRESS編集長 (@HustlePress) 2019年2月12日
佐々木久美は『Ray』への専属モデルが決定しました。欅坂46では渡辺梨加が専属モデルとして活動していて、過去には乃木坂46の白石麻衣も担当していました。
専属モデル発表のニュースを聞いたときに佐々木久美は『JJ』のような気がしていたんです。欅坂46土生瑞穂のようなスタイル抜群の子、乃木坂46だと樋口日奈のような品格を感じる子といったちょっと大人っぽい印象のJJという印象でした。
それが白石麻衣、渡辺梨加というど真ん中の美少女で来る『Ray』とは!!編集長が佐々木久美が選んだ理由はなんなのか気になりました。
◇佐々木久美さんのコメント
モデルのお仕事はずっと自信がないながらも、思い描いていた夢だったのでその夢が現実となり、本当に本当にうれしいです。私は日向坂46で一番背が高いので、その身長を生かすことができるように、また、私が憧れてたようにキラキラした、まねしたいと思っていただけるようなモデルさんになれるように頑張ります。
◇「Ray」の影山和美編集長のコメント
--佐々木久美さんに関して。
撮影で初めて会ったときに、まずそのスタイルのよさに目がひきつけられました。モデル顔負けのスタイルはどんな服装にも合うと確信。そして、品のある美しい顔立ちは22歳(当時)と思えないほど! まさにひとめボレだったんです。撮影終了後には、キャプテンである佐々木久美さんの号令で全員そろってのあいさつが。あまりの礼儀正しさにスタッフ全員感心しました。今後は、可愛いものからカッコいいものまで幅広く着こなせるモデルになっていくと期待しています。Rayに新しい風を吹き込んでくれる大きな存在になることは間違いなしです。
--日向坂46に関して
「けやき坂46」は次世代を担う存在として注目していました。ライブなどで見ると元気でパワフル、そして可愛さの中に品があって、ひたむきな素直で……。誰でも応援したくなる存在だと思います。コンサートを1回見ればみんなファンになると思います。そんなグループのキャプテンである佐々木久美さんにエールを送りたいです。ファンとしても応援していきます。
まずはスタイルの良さ、そして礼儀正しさ。
スタイルの良さだけならアイドルに限らず他のモデルでもいっぱいいるでしょう。もちろん日向坂46の知名度というメリットはあるにしても一緒に仕事をしていく上で礼儀正しさという点は決め手になるんですね。
専属モデル発表の瞬間についてはRayのサイト上にアップされているインタビュー記事に公開されています。
聞いたのは、昨年12月の武道館ライブ最終日の打ち上げの時。突然「ここで、発表があります!」と言われて。「(名前)! ○○の○○が決まりました?」って感じで、お仕事が決まったメンバーを1人づつ発表したんです。
みんなのお仕事が決まって、成長できるな、嬉しいなって気持ちで聞いていました。ふんふんって聞いてたら....「そして、佐々木久美!」って呼ばれて。「Rayの専属決まりました!おめでとう?」って言われて。自分では何がなんだか分からなくて「えっ、あたし??」って困惑しました(笑)。
発表されてた子を見てたら...実は本人もうすでに聞いていて、それがメンバーに発表される場なんだなって雰囲気で。そう感じた時に「私は何も伝えられて無い」から、自分が発表される中に入っていないと思ってましたから! 本当にビックリ。周りのみんなも「おめでとう!」って言ってくれるんですけど、私の発表の後も、どんどん続くから頭が追いつかなくて、訳が分からない状態(笑)
正直、その場で感動を噛み締められず...せめて、自分ひとりの場所でサプライズで聞きたかった。そうしたらもっと実感できた気がする(笑)。でも本当に実感できるのは、今日撮影したものが雑誌に載っているのを見てからかもしれません。
他のメンバーはすでに自分が専属モデルになることを知っていたから、それをみんなに報告する場なんだなと思っていたら自分だけサプライズ発表で頭が追いつかなかったとのこと。
こういうサプライズは映像で見たかったですねー。
発表は武道館ライブのときですから12月中旬ということで2か月前です。彼女たちにとっては最高のクリスマスプレゼントになったんじゃないでしょうか。どんな仕上がりになるのか楽しみです。
高本彩花 『JJ』光文社
けやき坂46
高本彩花#けやき坂46 #ひらがなけやき pic.twitter.com/j3WiR81LMj— 日向坂46通信 (@Hinatazaka46PR) 2019年2月13日
『JJ』の専属モデルに決定したのは高本彩花。佐々木久美のところでも述べたように『JJ』は20歳前後というより25歳前後をイメージした大人っぽいスタイリッシュな雑誌です。欅坂46では1番高身長な土生瑞穂が選ばれていることからも求めている方向性が伺えるのではないでしょうか。そのため佐々木久美が『JJ』と錯覚してしまったわけです。
本人のコメントと編集長のコメントを見てみましょう。
「JJ」専属モデル高本彩花コメント
ずっとずっと夢で、諦めようともした専属モデルの夢を叶えることが出来て本当に嬉しいです!私はモデルとしてまだまだ未熟者です。たくさん勉強して、たくさん吸収して、たくさんの方に認めていただけるように努力します。たくさんの女の子に共感や、親近感などを得ていただけるようなモデルになりたいです。素晴らしいJJモデルの先輩の皆さんのような、表現力もあり、素敵で、大人な女性になれるように頑張りたいです!JJモデルとしてたくさんのことを経験して自分が自信をもてることを見つけたいと思います!応援よろしくお願いします。
JJ4月号(2019年2月23日発売)より
「JJ」原さやか編集長コメント
<高本彩花に関して>
初めてお会いしたときに、その透明感と意外と(?) マイペースなキャラクターでファンになりました。すでにとてもチャーミングで見た目も大人っぽい高本さんですが、伸びしろ十分の20歳。JJのコンセプトでもある「ガールからレディへ」同様、大人への階段を一段一段、読者と一緒に上る存在になってくれることと期待しています。<日向坂46に関して>
平成が終わる最後の年にして最強のアイドルグループがメジャーデビューしたなという印象です。新しいアイドルのかたちを見せてくれるグループになるだろうと期待しています。他のライバルたちは、このグループの出現に戦々恐々としているのではないでしょうか?
高本彩花のモデルとしての魅力はどんなところだろう。そう思いながら過去に発売された雑誌を見返していると『20±SWEET (トゥエンティ スウィート) 2019 JANUARY』という雑誌に彼女の写真を見つけることができました。
たしかに普段の高本彩花とは違って抜群に大人っぽい表情を見せています。まだ新成人を迎えたばかりで『JJ』の印象からすると若いのかもしれませんが、編集長が語っているように「ガールからレディへ」という雑誌のコンセプトに合わせた大人への成長を見せていくタイプのモデルとして起用したようですね。
本人もモデルの仕事はずっと夢だったと語っているので夢が実現したことはファンとしても嬉しく思います。最初は緊張するでしょうが高本彩花らしいモデル像を表現してください。
まとめ
専属モデル決定は1人でもすごいのに同時に4名も発表されるのは異例のことです。メンバー個々が魅力的であったことはもちろんとして、佐々木久美のところでもあげたように関係者への礼儀正しさが好印象を与えてきたことは間違いありません。
芸能活動って結局は人とのつながりだと思っているので、彼女たちが地道に積み上げてきたものが改名やシングルデビューという形と同時に花開いているというだけです。
なかなか男が女性誌を買う機会というのもないので躊躇してしまいますが、専属モデルデビューのときぐらい買ってみようかなと思っています。
専属モデル決定おめでとう(*^▽^*)
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