アニメ「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」を観てきました。8日の公開初日に見に行ったのに、どこを論点にしようか迷っていたら1週間が経過してしまった(;'∀')
シティハンターは週刊少年ジャンプ連載当時は読んでませんが夕方にやっていたアニメの再放送を毎日見ていました。当時はビデオ録画ができるビデオデッキもなかったんでリアルタイム視聴をするのは、友達と遊んでいたりするとなかなか難しかった記憶があります。
公開初日の8日は金曜日平日の昼間だったにも関わらず劇場はかなりの動員でした。もっと一部のコアな人しか観に来ない映画かと思っていたら想像よりシティハンターを待ち望んでいた人は多かったようです。
シティハンターについて自分より詳しい人はいっぱいいると思うので、細かい話はそういった方に譲るとして劇場版シティハンターを観ての自分なりの感想をお伝えします。
冴羽獠を見て欅坂46平手友梨奈を思う
【劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>期間限定ショップ in 新宿マルイアネックス】
明日2/14(木)はイベント最終日です!営業時間は19時までとなります。皆様のご来店をお待ちしております。イベント詳細→https://t.co/izRsgCcKqA #シティーハンター pic.twitter.com/AwsEgdKXuF— 新宿マルイアネックス アニメイベント (@marui_annex_a) 2019年2月13日
水色のジャケットがバブルの時代を感じさせますが不思議と冴羽獠が着ているとハイセンスな着こなしに見えてしまいます。それぐらいスタイルがいいってことかもしれません。
冒頭から「もっこり」「一発」といったスケベ全開の冴羽獠を見たときに「あ~シティハンターが返ってきたんだな」と思いました(笑)やっぱり冴羽獠はこうでなくっちゃね。
シティハンター冴羽獠、ルパン三世ルパン、タッチ上杉達也の共通点は主人公がやたら女にだらしないところです。
やってることの多くがセクハラでリアルでやったらセクハラで訴えられそうですが、女好きなキャラが表現するものは男らしさです。肉食系男子を強調することで男らしさを表現しながらも、その後にかっこよく悪者を倒す強さとのギャップをより強調させてくれます。
そうやって考えていくと冴羽獠のスケベさって彼の魅力ではあっても短所だとは思わないじゃないですか。完璧じゃないから親近感が湧くし、完璧じゃないから敵を倒したときのかっこよさが際立つ。
でも現代って何かと完璧が求められます。他と違う人は叩かれるわけです。
それこそ欅坂46の平手友梨奈なんて全然完璧じゃない。コンサートも出たり出なかったりだし、握手会は出ない、ブログは更新しない、歌番組でも不機嫌そうにしているときがある。アイドルらしいアイドルじゃない。だから叩かれる。
でも不思議なものでそんなアイドルに求められる理想像に染まれないアイドルだからこそ欅坂46が歌う刺激的な歌詞が響く。
つまり、天才にとって短所とは長所を輝かせるためのスパイスなのです。
冴羽獠はスナイパーですから一般社会の常識からは外れています。しかも美人からの依頼しか受けないというのだから徹底しています。
冴羽獠のように自由に生きてみたいと憧れ、平手友梨奈のように自由に生きられない苦しみに共感する。
対照的な二人でありながらどこか繋がっているような気がしました。
冴羽獠と槇村香の関係性
「劇場版シティーハンター <新宿プライベート ・アイズ>」興行収入4億5159万円を記録! https://t.co/1BIQpBPhYl pic.twitter.com/aIXBgSBLUm
— 週刊アスキー (@weeklyascii) 2019年2月12日
冴羽獠と槇村香の関係性って表面的には仕事上のパートナーということになってますが、誰がどう見たってお互い好き同士じゃないですか。
でもお互いに素直じゃないから一定の距離感を保ったままでいる。
そんな二人の関係を壊すのが今回登場するIT企業経営者の御国真司。声は山寺宏一さんが担当しています。
この構図ってタッチの映画版のときもそうでした。達也と南ちゃんの間に入る新田君ていう構図ね(けして原田君ではないw)。
まぁ最終的には元に収まるんだろうなと思って見ていましたが、ずっとモヤモヤする関係性でありながらも、根底ではお互いに信頼している。
今回はTHE玉の輿みたいな展開になり揺れる香の心境もうまく描かれていました。
豪華声優陣が勢ぞろい
東京に戻って来ました。伊倉一恵さんと一龍斎春水さんは爆音上映」を鑑賞されたそうです。近いうちにボクも行きます。 pic.twitter.com/8OPkMU3Pqm
— 神谷明 (@kamiyaakira29) 2019年2月11日
冴羽役の神谷明さん香役の伊倉一恵さんはもちろんのこと、あまり声優に詳しくない自分でさえも山寺宏一さんや大塚芳忠さんぐらいは分かります。原作からお馴染みの声優に加えてゲスト出演で、この2人をキャスティングしちゃんだから相当豪華ですよ。
しかし、今回の依頼者である進藤亜衣役を担当したのが飯豊まりえさんです。
今回が初の声優挑戦ということですが全く違和感ないですよ。ていうか、飯豊まりえだって言われなきゃ気づかないぐらいです。そのため上映中に進藤亜衣を飯豊まりえだと感じることはありません。それぐらい自然な声優だったと思います。
かわいい役者さんというイメージでしたが演技力も素晴らしいものがあるんだなと感心してしまいました。
ヒーローはかっこよくていい
??JR新宿駅中央東口に復活した伝言板の掲出は期間は、【2/17(日)まで】となります??
お見逃しのないよう、是非チェックしてみてください??
?? 「#劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」大ヒット上映中??#シティーハンター #XYZ pic.twitter.com/y5lFVu5pN0
— アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」公式 (@cityhuntermovie) 2019年2月12日
最近僕は仮面ライダーを見るようになったんですが、最近の仮面ライダーって子供が見る番組とは思えないほど構成が難しい(;^_^A
大人の自分でさえ設定を理解するのが大変ですよ。僕なんかはヒーローに求めるものは勧善懲悪もので正義は勝つ!みたいな分かりやすさと爽快感だったりします。
それに仮面ライダーに変身してもあんまり強くない・・・もちろん最終的には勝ちますが悪者にやられるシーンを何度も見ることになります。それがリアリティといえばそれまでですが、僕はヒーローはひたすらかっこいいだけでいいと思っているんです。
そのかっこよさを活かすために冴羽獠みたいに女にだらしないところを見せてギャップを演出するっていうのはいいですよ。ただ、いざ戦いになったら強さを見せてほしい。
冴羽獠はとにかくかっこよかった。それだけで十分満足です。
まとめ
「冴羽獠は変わらないな」そんな始まりに懐かしさを覚えながらも、キャッツアイとの共演、冴羽獠のかっこよさ、海坊主の人間味など見たい要素が凝縮されていた内容でした。
上映時間も90分と自分にはちょうどよかったです。むしろ終わってしまうのが惜しいぐらいでした。
あんな男になりたいな。そう思わせてくれる冴羽獠はかっこよすぎました。
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