乃木坂46ドラマ『ザンビ』4話 与田祐希の演技力が光った&山下美月の悪役がハマりすぎている!

ザンビ 舞台

2月7日に劇場版『ザンビ』を観に行ってきて以降、ドラマ版の『ザンビ』もおもしろくなってきました。ザンビそのものはホラーなので笑いながら見るような作品ではありませんが、ザンビになってしまうことへの恐れを抱きながら平常心を保ちザンビに立ち向かっていく心理描写を感じながら見ると、ただ怖いだけの作品ではなくてメンバーがどのように恐怖を演じているのかを感じ取ることができます。

今回の4話での注目ポイントを振り返っていきましょう。

与田祐希の演技力に驚いた

3期生の与田祐希といえば3期生として加入した当初からセンターを任され運営の期待値も高い子です。反面、お金の管理ができなかったりポイコツなエピソードは聞いていたので、実力の面ではそれほど期待もしていなかったのですが、ドラマ版『ザンビ』では一貫してザンビに怯える演技が安定しているなという印象で驚きました。

3話のときもザンビに怯えるシーンで眼球がすごく動く。人間は動揺すると目の挙動が安定しなくなるのをしっかり表現できていました。

主役の飛鳥ちゃんが冷静でいようと思いながらもザンビの恐怖に不安定になっていくタイプ。与田ちゃんはそんな飛鳥ちゃんをある意味ちょっと煽る形の友達なので分かりやすく怖がってくれたほうがいいと思うんです。

4話ではザンビに襲われる夢を見て、さらに悪夢から目覚めるシーンでは恐怖の感情が爆発していました。与田ちゃんてここまで感情を振り切って表現できるんだと思えたシーンで、演技力がしっかりついてきているのが分かります。

イメージとしてもう少し頼りない感じがしていたのですが、これまでの活動の中で成長してきたんですね。写真集の売れ行きもいいようですし、自分も与田ちゃんに注目しなきゃダメだなと感じてきたザンビ4話でした。

山下美月の悪役

山下美月は悪役が抜群にハマるタイプですね。

もともと頭がいい子で以前『乃木坂工事中』の企画であったシーンに応じたメールの使い分け講座でも一人だけ格が違う才能を発揮していました。そしてルックス的に美しいっていうのも悪役の条件ですね。みんなに恨まれるぐらい美人のほうが派閥のトップ感があって悪さが強調されます。

美月は彼女自身が持っている小悪魔的要素と役柄の個性を感じるとる頭の良さもあって、いいアクセントになっている役です。

今回の一番の見せ場はシャワーシーンでザンビに襲われてしまうところです。

後ろから気配を感じ何度も振り返る。でも誰もいない。

これを何度か繰り返して、再度振り返ったときに実は友達だったと安心した瞬間にザンビの攻撃をくらってしまいます。

これも最初から恐怖全開でもいけず、徐々に嫌な予感が蓄積されていって恐怖心が煽られていくのを表現するのがうまかったですね。目でしっかり恐怖を演じてくれました。

伊藤理々杏の安定感

最後は伊藤理々杏。

4話でも最初から何度か登場しながら彼女の立ち位置がうまく見えてこなかったキャラでした。飛鳥ちゃん側の子なんだろうなというのはなんとなく分かってましたけど。

理々杏は劇場版『ザンビ』でも実際に見た子で、お芝居の安定感が一番だったのを覚えています。理々杏も頭のいい子ですね。キャラクターの心理状態をしっかり考えながら演じているのが伝わってきました。

4話ではあまり感情を表に出すタイプではなく無表情なケースが多かったので心理的な部分は見えづらかったです。

最後の眼球にハエが止まっているシーンは実際にハエを目に入れたわけではないでしょうけど、完全にザンビになってしまったことが確定してからの高笑いが不気味な魅力を出していてよかったですね。

山下美月がザンビになり、山下美月に伊藤理々杏が襲われるという負の連鎖が止まらない状況に飛鳥ちゃん達の絶望が見えたシーンでした。

まとめ

3話のみり愛ちゃんのザンビもいいお芝居ができていたし、4話でも与田ちゃん、美月、理々杏と安定したお芝居を見せてくれました。

映画や舞台を経験したことで演技力もしっかりと成長しているんですね。

見逃した方は『Hulu』で見逃し配信と先行配信やメンバーのビジュアルコメンタリーも見ることができます。



無料トライアルでの退会なら会費は0円なので見逃した方は1月だけで解約しちゃうのもありですね。
では5話目も楽しみにしています。

ザンビ 舞台

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2019.02.07
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アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。