雑誌『BRODY』2020年4月号に欅坂46の2期生山﨑天ちゃんのソロインタビュー記事が掲載されています。
以前のインタビューでは、自分の感情をうまく言葉にすることがまだできていない印象があったのでインタビュアーもかなり苦労している様子でした。
そんな天ちゃんもライブでの表情もいい表情を見せるようになってきてるんです。欅坂46の転機ともいえるタイミングで何を語るのか興味深く読んでいました。
ブラックコーヒーをたしなむ中学生
発売中の「BRODY」4月号に山﨑天の撮り下ろし写真とインタビューが掲載されています??
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? 欅坂46 (@keyakizaka46) February 23, 2020
――喫茶店での撮影中にコーヒーをブラックで飲めると聞いてびっくりしました。
山﨑:4~5歳の頃、初めて飲んだんです。苦いけど美味しいなって思って。
BRODY (ブロディ) 2020年 04月号より引用
好きなマグカップにおばあちゃんがコーヒーを淹れてくれたことをきっかけにしてコーヒーをブラックで飲むようになったようですが、4~5歳でブラックの味が分かるって随分大人の味覚をしていますね。
オムライスとか子供が好きな食べ物も好きと言ってるので全てが大人の味覚ってわけではないにしてもブラックコーヒーは結構渋いです。
自分なんて36歳にしていまだにブラックは苦いだけにしか感じないので缶コーヒー専門ですよ(笑)
天ちゃんが最初にけやかけに登場したとき、先輩たちに芸人のダンスを踊らせたり、ゾンビ沼でいきなりジャンプし始めたり、年相応な子供という印象でしたが、徐々に天ちゃんを知っていくうちに無邪気な子供っていうよりも年齢の割には大人っぽい雰囲気を出す子だなと変わっていきました。
言い方を換えるとちょっと壁を感じるタイプにも見えてグループに馴染むのも時間がかかるのかなと心配していたんです。
いかにも欅坂46っぽいタイプの子だなというタイプですね。
ブラックコーヒーは中学生にしては大人な印象を感じさせる天ちゃんらしいエピソードでした。
バラエティ番組について
芸人さんたちのすごさを実感しますし、ずっと尊敬していた分、自分が喋るとなると考えすぎちゃうんです。それでわけがわからなくなって変なことを言っちゃうみたいな(笑)。
BRODY (ブロディ) 2020年 04月号より引用
バラエティ番組に対して天ちゃんがどのように感じているのかなと思っていたら、やっぱり芸人さんのすごさを感じていたんですね。
吉村さんへの塩対応も含めて苦手意識が強いの伝わっていましたが、緊張よりも考えすぎて黙ってしまうタイプでしたか(;^_^A
あんまり頭がいいタイプじゃないんだから思ったことを言っていけばいいのに。守屋クイズでの「血」とかおもしろかったもの(笑)
バレンタイン企画でもゆっかーに一人だけあげてなかったときの対応や最近ではMCのいじりに乗っかるシーンも見られて天ちゃんなりにおもしろいことを言おうという意識は感じられます。
バレンタインのときも結果的に2期生の中で一番おいしい役回りだったわけで、バラエティ対応が少しずつ分かってきたのかなという印象です。
MCの2人が必ずフォローしてくれるし、最悪すべったらカットしてくれるんだから臆せず攻めていってほしいですね。
勉強全くできないのもクイズ番組では武器になったりするのであまり気にせず楽しんでやってくれれば十分です。
変わらなきゃいけないっていうのはずっとあります
――変わりたい願望がある?
山﨑:変わりたいなっていうか、変わらなきゃいけないっていうのはずっとあります。
BRODY (ブロディ) 2020年 04月号より引用
先ほどもあげたけやかけでの対応、ライブ中での表情など少しずつですが何を変えようという気持ちが伝わってくるようになりました。
細かい変化を挙げればいっぱいあるんですが、一番印象的なのはインタビューでの発言なんです。
―― 一番思い出に残っているライブはなんですか?
山﨑:私が唯一覚えているのは欅共和国です。
尾関:唯一?
山﨑:意外と本番は忘れちゃうんです。リハーサルは覚えてるんですけど。
Top Yell NEO 2019-2020より引用
――初日のアンコールで『不協和音』をやると知って、どう思いましたか?
山﨑:どうだったかな……モニターを見てたと思うんだけど……記憶が曖昧で。
Top Yell NEO 2019-2020より引用
これは尾関と一緒にインタビューを受けたときの発言で、記憶にないとか、忘れちゃうとか、インタビュアーが困る発言が多かったんです(;^_^A
発言が平手っぽいんですよね。
もともと平手に憧れて欅坂46に入ってきた子なので思考が似てるのかもしれませんが、そんなところまで似なくていいのにと思ってしまいます(;^ω^)
平手にしても天ちゃんにしても本当に覚えていない部分もあると思いますけど、2人とも感受性豊かな子なので何も感じていないわけではないと思うんです。
感情を言葉にするのが苦手な印象があるので、感情をうまく言葉に変換できないだけという可能性は考慮しながらインタビューでの発言は読むようにしています。
そんな天ちゃんがインタビューの中で語ったこの言葉には力がありました。
山﨑:変化の向こうに何があるかわからないから具体的な理想とかはあまりないんですけど、思い出を振り返ったりするよりも、今を一生懸命にならないと思っています。
BRODY (ブロディ) 2020年 04月号より引用
中学生ぐらいの年齢の時に将来の具体的な展望とか言われてもわからないじゃないですか。
卒業とか退職とか新たなステージに行こうとしている人に対して「この先どうしたいのか?」って聞きがちですけど、そういう先のことを考えすぎると不安が襲ってきて決断を鈍らせる要因になるので、そのときそのときに感じたことに素直になればいいんです。
平手も考えすぎちゃって身動き取れなくなってしまう傾向にあったわけで、同じように行動を起こす前に考えすぎてしまう傾向がある天ちゃんには今を全力でがんばるって考え方が合ってるんじゃないでしょうか。
本人もブログなどの文章で伝えるのが課題と言っているように、伝え方のバリエーションを増やすというのも課題の一つです。
欅坂46のメンバーであれば楽曲を届けようと思うのは当然のことですが、楽曲で刺さる人もいれば、ダンスで刺さる人もいるし、バラエティ番組で刺さる人がいて、いろんな伝え方があります。
本当に楽曲を届けようと思ったら、まずは興味を持ってもらわないことには始まらないわけで、自分の苦手なところを課題として把握できているのも素晴らしいことですね。
まとめ
日向坂46のMVスペシャルがメイン企画で表紙が美穂とこのちゃんということで購入した雑誌でした。
その中面にある天ちゃんソログラビアとソロインタビュー。
インタビューはわずか1ページでしたが、いいインタビュー記事でした。
お見立て会で「山﨑天の天は頂天の天! 欅坂をアイドル界の頂点に導きます!」と発言したことで欅坂46ファンから批判を受けました。
加入したばかりの新人に導かれるとか言われたのが批判の要因になったわけですが、こういう発言をサラっと言っちゃう子が加入するって面白いなと思いました。
むしろこういう思い切った発言を武道館の大観衆の前で言い切れる度胸が欅坂46には必要なんじゃないかという感覚があったんです。
当時は2期生に対する拒絶反応も強かった時期というのもあって批判もありましたけど、今になって当時の発言をぶり返す人なんていないんだから思った事を素直に言ってほしいなと思っています。
新2期生も入ってきて同期でありながら先輩にもなることで意識も変わってくるはず。
これからどんな成長を見せてくれるのか楽しみにしています(*^▽^*)
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