コロナウイルスの影響もあってライブや握手会が続々と中止・延期となっています。
影響を受けているのはアイドルだけではないとはいえ、アイドルファンとしてはイベントがなくなってしまうのはなかなか厳しいものがあります。
緊急事態宣言も出て最低でも1か月は自粛が続くとなると、今アイドルを感じられる媒体となるとTV、ネット配信、雑誌といったメディアを通じてとなるので雑誌のロングインタビューも貴重です。
BUBKA5月号は欅坂46特集で巻頭は副キャプテンの守屋茜のインタビューが掲載されています。
欅坂46は自ら気持ちを発する子は少ないのでインタビューを通じて今の彼女たちの心境を知ることは多いんです。
守屋のインタビューでは、いま彼女が思う率直な気持ちを語ってくれています。
今の欅坂46に対して守屋茜は何を思うのでしょう。
目次
メンバーの卒業・脱退・休業について
#守屋茜潜在意識見たねん
ご参加いただいた皆さん、
あかねんへのメッセージありがとうございました???♂?温かい感想を読めば読むほど、あかねんが皆さんにホントに愛されてるんだなぁと涙が出てきます??
当選者の方には、DMにてご連絡させていただきます!#潜在意識#かなりエモい#欅坂46 pic.twitter.com/loyHhX8j56— 欅坂46守屋茜1st写真集『潜在意識』好評発売中!【公式】 (@moriyaakane1st) August 4, 2019
(メンバーの卒業・脱退・休業について)
やっぱり今までは、先頭を走ってきてくれた平手(友梨奈)が、パフォーマンスでも主人公を演じるにあたってフィーチャーされてきたので、それは私たちにもいろいろな影響があったと思います。BUBKA (ブブカ)2020年5月号より引用
インタビューの冒頭から守屋が平手の名前を挙げてくれたのは嬉しいですね。
欅坂46はデビュー曲『サイレントマジョリティー』から8枚目シングル『黒い羊』まで全ての楽曲で平手友梨奈がセンターを担当しました。
以前は平手が出られないとなるとメンバーも動揺してしまいましたが、楽曲ごとにセンターを代えたり、同じ楽曲でも出演番組ごとにセンターと振付を変更することでレア感を演出するなど、平手不在であっても乗り越えられる強さを身につけています。
2018年のレコード大賞と紅白歌合戦についても小林由依センターで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのだから大丈夫だろうと思っていました。
でもそれは平手不在の間を乗り越えるための代理センターであって、世間的なイメージといえばやっぱりセンターは平手友梨奈でした。
それが今では平手は脱退して、これからは新たな欅坂46を見せていかなければいけません。
平手が戻ってくるまでなんとかがんばろうというのと、平手が脱退して新しい欅坂46を見せなきゃいけないというのは全く違うものです。
「それは私たちにもいろいろな影響があったと思います。」と言っているように、メンバーも平手が抜けて心配なんですよ。
平手の存在感は圧倒的でしたから、平手が抜けた欅坂46が今後も受け入れてもらえるのか不安な気持ちを抱えながらもがんばっているんだなというのを実感します。
ただ、それほどまでに影響力が大きく欅坂46をこれまで必死に支えてきたセンター平手友梨奈を、けやかけで「おめでとう」と送り出してあげることすらせず、HPでの事後報告1つで終わらせた欅運営をいまだに許せない部分はあるのですが、それでもやっぱり応援したいなという思ってしまうなというのが、今回のインタビューから感じた大きなポイントです。
欅坂46がステップアップするために必要なもの
お土産屋さんに寄り道??
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――グループの形が変わる今、欅坂46がさらにステップアップしていくために必要なのは、それぞれのメンバーの個の力、グループとしての団結力、どちらだと考えていますか?
守屋 どちらももちろん必要ですけど、いま選ぶとしたら個人個人の力だと思います。
BUBKA (ブブカ)2020年5月号より引用
この守屋の発言を意外に感じた方も多いのではないでしょうか。
欅坂46といえば問答無用でグループの団結力という答えが返ってきそうなところなのに守屋は「個人個人の力です」と語りました。
主要メンバーが抜けた今こそ団結力と言いそうじゃないですか。
でも個の力が次のステップには必要だと言っているのは、守屋の中で欅坂46はもう十分団結力をあるという自信があるんだと思います。
団結力の欅坂46は今さら意識するまでもなくできる。
そうなると今の欅坂46に必要なのは個の力ということになります。
スポーツの世界でも体格的に不利な日本人は大柄な欧米人に対して組織で戦うことで活路を見出してきました。
それでもやっぱり世界で戦うとなると組織力で戦うことにも限界があります。
だからサッカーを見ても日本代表に召集されるような選手は海外のクラブチームで活躍するようになりました。
欅坂46も組織力で戦うところからモデルやTV出演を通じて知名度を上げることに主眼が置かれているというのは、欅坂46というグループが個の力に目を向けることができるレベルにまで成長したんだなというのを実感しました。
グループとしての目標はレコード大賞受賞
お渡し会、スカッとジャパン、SHOWROOMと続いた『潜在意識』発売記念!守屋茜祭り初日もレコメンを残すのみ??もちろん聞いてくれますよねっ!
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――グループとしての目標は持っていますか?
守屋 レコード大賞のような形に残るものを一度は獲ってみたいです。あとはこのまま終わらせたくないという気持ちがいちばん大きいです。
BUBKA (ブブカ)2020年5月号より引用
この発言も意外でした。
というのは、欅坂46といえば「楽曲を届けたい」というのがメンバーの総意としてあります。
これは今でも変わっていないと思いますが、例えばレコード大賞の受賞を逃したときに「大賞は受賞できなかったけど、私たちは楽曲を届けることが目的だから受賞できなくてもいい」と言ってしまったらそれは違うじゃないですか。
「楽曲を届けたい」という言葉はけして目的が達成できなかったときの言い訳にしてはいけないんです。
本当に賞獲得に興味がないなら辞退するべきです。
レコード大賞に出るからには本気で大賞を獲りたいと思うのか、辞退するのかどちらかはっきりしたほうがいいと思っていました。
センター平手が抜けて、新曲も出せない状況が長らく続く現状ですから彼女たちも不安なんです。
だから何か目に見える形で自分たちの自信につながる何かがほしいのかもしれません。
欅坂46ファンの中にはレコード大賞獲得を目標とするのは欅坂46らしくないと感じる方もいると思います。
しかし、東京ドーム公演も終えて1つの到達点に達した感がある中で、再度1つの目標に向かって結束していこうとするならレコード大賞受賞を目標にしてもいいんじゃないでしょうか。
次期センターと融合
守屋 変えたい部分は、平手以外の子がセンターになる日が来ると思うんですが、それを超えようとするのはその子にとって負担になってしまうと思うので、新たな魅力を作って、今までの形と融合していくのが必要だろうなと思います。
BUBKA (ブブカ)2020年5月号より引用
そうそう、9枚目が平手センターではなくなったため次のセンターもはっきりしないまま現在に至ります。
これまでの経験値からも小林由依センターでいくのが無難だと思いますが、2020年元旦のCDTVでは森田ひかるセンターでの『黒い羊』を披露してくれました。
欅坂46のCMを見てもるんちゃんがメインで使われていることから運営的には2期生からはるんちゃんを推していきたい様子が見受けられます。
まぁセンターが誰になるかは今ここで話しても全ては憶測でしかないのでここらへんにして、結局は平手と比較されるのは避けられません。
初代の平手の存在感は圧倒的だったので、平手と比較してしまうのは酷ですよ。
なかなか平手ほどの存在感は出せないわけで、守屋が言うように全く新しいものとして作り上げいくしかないんです。
欅坂46のかっこよさ、楽曲の世界観、パフォーマンス力、こういった部分は欅坂46の伝統として残しながら新しい欅坂46と融合させていくことがことが求められます。
最初は絶対に叩かれると思うんです。
でも昔はよかったとか言ってもしょうがないじゃないですか。
新しい欅坂46を受け入れられないのであれば去るしかなくて、今の欅坂46を応援してくれる人だけを見ていればいいという割り切りも必要になってくると思います。
欅坂46に求められるメンバー
――どんな人材がグループに必要だと考えていますか?
守屋 乃木坂46さんや日向ちゃんの番組を見ていても思うんですけど、思ってるだけじゃなくて実際に行動に移せる人が必要なのかなって感じています。
BUBKA (ブブカ)2020年5月号より引用
欅坂46といえば人見知りで自分の感情を表現するのが苦手というイメージがあります。
それはブログの更新頻度もそうですし、けやかけを見ていてもわかります。
結成当初に比べたらだいぶマシになりましたが、妹分の日向坂46はすごく発信力があるメンバーが揃っているため比較すると劣っているように見えてしまいます。
でも何も思ってないのかと言ったらそんなことないんですよ。
今回の守屋のロングインタビューにしても、こんなにも欅坂46のことを考えていてくれたんだなと思う部分もあって驚かされます。
欅坂46に日向坂46のようなバラエティ対応を求めるのは酷ですが、これから欅坂46が新たなステージに行くためにはちゃんと思っていることは発信していかないといけないというのは守屋自身が感じているのでしょう。
地下アイドルと違って欅坂46は直接会って話せるのは握手会での数秒のみです。
そうなると数秒で深い話をするのは到底無理なので、地上アイドルの場合アイドル自身の発信というのはとても大切な要素になります。
雑誌でインタビューを受けないメンバーは特に自分の考えを発信していくことで大切だと考えれば、2期生にはある意味欅坂46らしくない部分を持った子が必要ってことです。
欅坂46の伝統としてパフォーマンス面で受け続いでいかなければいけない部分があるのは当然として、欅坂46の新たな魅力を引き出してくれるような存在を期待しています。
まとめ
キャプテン菅井友香と副キャプテン守屋茜は運営的な視点からも欅坂46を見ているメンバーなので俯瞰でグループを見ているじゃないですか。
だからこそ、個人的な意見に留まらず今後の欅坂46を占う上でも重要な発言と見ています。
新型コロナウイルスの影響もあってアイドルも活動自粛が続いていることで、8枚目シングル『黒い羊』リリースから1年以上が経過してしまいました。
ファンとしてはストレスが溜まる時間が続きますが、それはメンバーも同じ思いを抱えているのが伝わってきます。
欅坂46のステップアップには個の力が必要、目標はレコード大賞受賞。
守屋の個人的な考え方であることを差し引いても、これまでの欅坂46では出てこないような言葉だなと思います。
世の中は活動自粛が続いているので次のリリースがいつになるのかは全く見えませんが、きっと期待を超えるものを見せてくれるはずと期待して待つことにします(*^▽^*)
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