12月28日放送のテレビ東京系「プレミアMelodiX!」に欅坂46が出演し『アンビバレント』を披露しました。
『黒い羊』は27日のMステで披露するまで長らく封印されていたので、歌番組での披露はだいたい『アンビバレント』ですね。
昨年の年末はセンター平手友梨奈不在のまま特番をこなしていくという緊急事態にも関わらず、日替わりセンターで年末年始を乗り越えてくれました。
ケガの状態が回復した平手のダンスにも注目ですね。
それでは振り返っていきましょう。
欅坂46『アンビバレント』
平手友梨奈が側転を披露
#21枚のカウントダウン、17日目は #平手友梨奈 さん× #神藤剛 さんの『共振』。幾度と撮影を行なってきたこの組み合わせ…必見です!#欅坂46 ファースト写真集『#21人の未完成』発売まで…残り4日! pic.twitter.com/f5A0pVBfpr
— 欅坂46 ファースト写真集『21人の未完成』公式 (@keyaki_first) November 17, 2018
『アンビバレント』といえば千手観音の手前にある側転が見どころです。
従来は長濱ねるの補助付で回転していましたが、ねるちゃんの卒業によって1人で回転するようになりました。
あれだけ綺麗な回転を見せることができるのだから以前から補助がなくてもできていたのを念のためねるちゃんが支えていたというだけかもしれません。
実は平手が1人で側転を披露するようになってバッチリ決めているのを見るとねるちゃんがいないことを実感するところがあってちょっと複雑。
補助するほうも責任重大で頭から落としたりしたらケガをしてしまうし、平手としても信頼している人でなければ思い切って体を預けることはできません。
そう考えると平手が1人で側転ができるのかどうかは大きな問題ではなくて、平手とねるちゃんの信頼関係が補助付の側転には含まれていたので補助付の側転が好きだったんですよ。
ねるちゃんの卒業によって補助なしになったわけですが、やっぱりちょっと寂しいなと思ってしまう自分がいます。
平手友梨奈に安定感がある理由
平手と安定感というワードは相反するところがあります。
実際に自分も平手友梨奈を応援するようになってから常に消えてしまいそうな危うさを感じながら応援してきた気がします。
そういう目が離せないところも魅力ではあるんですが、過去のエピソードにもツアーでの公演直前まで出演するか迷っていたとか聞くと、いざ出てくるまで本当に出演してくれるのか怪しいなと疑っているところがあるんですよ(^-^;
出演していても途中で何曲かいなくなるときもありますからね。
そこらへんは、そういう子なんだから彼女ができる範囲でやってくれたらいいと思っているわけですが、常に元気な姿を見せてくれるのが一番わけで、2019年冬の歌番組を見ていると安定したパフォーマンスを見せてくれているのが嬉しいです。
映画『響』の撮影もあって欅坂46としての活動をお休みしていた期間があって7枚目の『アンビバレント』のリリースに合わせて復帰。ただ、復帰しても2018年の全国ツアーではまだ不安定さがありました。
そして『アンビバレント』のPR活動が落ち着いて久しぶりに歌番組で『アンビバレント』を披露した際には、平手のダンスは無気力ダンスとしてネット上では話題になります。
たしかにこのときはダンスに全然キレがなくて体の動きを制限しているように見えました。この段階ではまだケガの状態についての発表がなかったため単純にやる気がないダンスとして見られてしまったことが原因です。
その後、年末の休養発表の段階で実はケガをしていることが発表されたときに無気力ダンスと叩いていた人たちが「当時はケガをしていることを知らなかったんだからしょうがない」と叩いていたことを正当化する動きが見られたのもウンザリする流れでした。
知らなかったんだから叩いてもしょうがない。
と、まるで自分は悪くないとでもいうのでしょうか。
もしかしたら体の状態が悪いのかもしれないと考える想像力のなさが問題なんです。
テレビで見るアイドルの一部分しか私たちは見ていないのだから見えてるものの奥行きを想像できないことが安易な批判につながっているんです。
また、体調やメンタルがどうあれプロであれば結果が全てという主張についても、そういう人はアイドル応援しないほうがいいんです。
だって歌のうまさ、ダンスのうまさ、スタイルの良さ、どれをとってもアイドルよりクオリティが上の人はいます。
そういう数ある選択肢の中からアイドルを応援すると決めたのであれば、ある程度は寛容性を持って受け止めていく必要があります。
2018年秋の無気力ダンスと言われたときもネットニュースに取り上げられるほどの騒ぎになりましたが、自分はそれほど心配はしていませんでした。
なぜなら、平手の目は死んでいなかったからです。
『不協和音』『風に吹かれても』あたりで見せた魂が抜けてしまったような表情とは違って戦う目をしていました。それなのにダンスにキレがないのはおかしいなと思っていたところにケガの発表があって腑に落ちました。
気持ちは前向きになっているのに体が言うことを効かない。
平手自身としてももどかしい時間を過ごすことになった年末でした。
でもこのことによって平手の中で欅坂46として活動したいという欲求が湧き出てきた気がするんです。
デビュー以降、怒涛の仕事量をこなしていく中でメンタルが悲鳴があげてしまった状態のときは欅坂46としての活動に対する楽しさを見失っていたのでしょう。それがステージに立ちたいというストレスがかかったことで活動に前向きになれた。
精神的にも肉体的にも今が一番安定しています。
忙しい日々でケガの状態も気になるところですが、なんとか紅白までは駆け抜けてほしいです。
まとめ
ゆいぽん、理佐、土生ちゃん、鈴本といった2018年の年末を日替わりセンターで乗り切った昨年もそれはそれでおもしろかったですが、やっぱり欅坂46のセンターは平手ですよ。
代わりにセンターに入るのも相当なプレッシャーだとは思いますけど、やっぱり固定されているセンターのほうがグループの顔をとして見られるわけですからプレッシャーも大きい。
そんなプレッシャーのかかるポジションに誰よりも繊細な平手が立っているんだから傷つくことが多いのは当然です。
ケガでお休みしても回復すればまたキレのあるダンスを見せてくれることは分かったので、とにかくメンタルだけは消耗しないように周りがケアしてあげてほしいなと思います。
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