3月7日欅坂46長濱ねるが卒業を発表しました。その発表を受けてメンバーのブログでも卒業についての想いを語ってくれています。キャプテン菅井友香、副キャプテン守屋茜、尾関梨香、織田奈那のブログを見ていると長濱ねるが欅坂46に残した功績がいかに大きなものであるかを痛感します。
それぞれのメンバーをブログを見ていきましょう。
菅井友香「ねる」
ねるはみんなと違う形で加入することになって、
大変なことも人一倍あっただろうし、
考えることも多かったと思います。本人は気にしているけれど
私たちにとっては最初からずっと一緒にいた感覚です。今回ねる本人に卒業についていろいろ話をしてもらって、最初は何とかして止めようとしていたけれど、最終的には自分自身を、自分の人生を大事にして欲しいと思いました。
菅井友香ほど心優しいキャプテンを見たことがありません。
人の悪口をいうようなタイプじゃないし、育ちの良さが溢れているタイプです。
今回のブログでも冒頭から悲しむファンへ配慮ある言葉から始まっているあたりが、彼女がファンからも愛される要因なんだと思います。
ねるは他のメンバーから遅れて入ったことで1期生を先輩だと思っていると語っていました。エスカレーターに乗る順番を譲るのも先輩への配慮だと分かったときに他のメンバーが驚いていたのが印象的でした。
1期生メンバーが最初ねるを受け入れることができなかった気持ちは今ではすっかりなくなっているようですが、ねるの中では消えることがない想いだったんです。
そんなねるに対して「私たちにとっては最初からずっと一緒にいた感覚です。」という言葉は、これほど嬉しい言葉はないでしょう。
ねるが卒業するという言葉を聞いて止めたい気持ちもあるけど、付き合いが長いだけに1周回って相手の決断を尊重してあげたいという気持ちになるんだと思います。
キャプテンが菅井友香でねるも救われた部分は絶対にあったはず。
気持ちが伝わってくるブログでした。
守屋茜「ねるちゃん」
初めて21人選抜になった時のことも一生忘れないし、凄く嬉しくてみんなで喜びあったこと鮮明に記憶に残っています。数えきれないくらいの思い出、力、笑顔…沢山ありがとう。感謝でいっぱいです。
(日向坂46のメンバーが)ねるを慕うみんなの姿をみても、ねるが与えてくれたものはこうして形になっていると目の前にして実感しました。
長濱ねる卒業の一報が出てから誰よりも早くブログをアップしたのが守屋でした。
『欅って、書けない?』でセカンドシングル「世界には愛しかない」の選抜発表の時にねるを含めた21名選抜と発表されたときのメンバーの涙が忘れられません。一番最初ねるが加入すると分かったときの凍り付いた空気感からは想像もできない光景でした。
ねるがけやき坂46での活動も含めて必死にがんばっているのを周りでみんな見ていたからこそメンバーから認められたんだと思います。
けやき坂46も日向坂46と改名してシングルデビューするまでになりました。その礎を築いたのは間違いなくねるです。
ねるもけやき坂46の1期生メンバーとそれほど経験値も変わらない中で、先頭を切ってけやき坂46を引っ張るのは大変だったと思うんです。けやき坂46がデビューするまでに成長したというのもねるの中では卒業を後押しするきっかけになったのかもしれません。
本当にねるには感謝ありません。
尾関梨香「ヒメユリ」
正直、こんなにも純粋な子には出会ったことがないです。
たった1人のひらがなけやきから始まり、
漢字欅と兼任、そして専任。
いつのまにかグループを引っ張ってくれていた存在。数え切れないほどたくさんのことを背負ってくれていたから
もっと手を差し伸べられていたらなねなんて悔しさもあります。
尾関のブログのタイトルにもなっているヒメユリの花言葉は「誇り」です。
たしかに長濱ねるが欅坂46にいてくれたことをファンである私たちの誇りでもあります。
長崎の大自然の中で育った純粋さを東京に来ても失うことなく大人にしたような感じです。
欅坂46のセンターは平手友梨奈ですが平手が楽曲の世界観を表現する圧倒的なパフォーマンス力で欅坂46を唯一無二の存在に押し上げたのに対して、長濱ねるは社交性に欠ける平手の短所を補う形で対外的な広報役を担ってくれていました。
尾関の言う通りねるはいろんなものを背負ってくれていました。
でもあまり周りを心配させるような感じは見せなかったですね。そこが逆に抱え込んじゃったのかなぁと思ったりもして、尾関がもう少し手を差し伸べたかったという言葉に表れています。
織田奈那「koi」
ねるを見て
自分はなんて懐が狭いんだ
自分はなんて小さい人間なんだ
と思ったことがたくさんあります。そのくらい影響力のある人でした。
それはメンバーも同じように
感じていると思います。だからねるが居ない生活は
きっと前よりもつまらなくなると思います。
織田奈那といえば何をされても怒らない心の広さを感じる子ですが、そんな織田奈那から見てもねるの人間性は尊敬の対象だったんですね。
知的で考え方も大人なねるを見て、大人だと思うメンバーとしてねるをあげたメンバーがいたぐらいですから年齢に対して大人びたところもあったんでしょうね。
「だからねるが居ない生活はきっと前よりもつまらなくなると思います。」という言葉を読んだときに、自分がもし欅坂46のメンバーだったらと仮定したときに、卒業する際にここまでの言葉を言ってもらえる人間になれるかって言ったら自信がないです。
あなたのいない生活はつまらない。
こんな素敵な言葉はないんじゃないでしょうか。織田奈那のイケメンさも感じた言葉でした。
まとめ
ブログに公開していないメンバーも当然ねるの卒業は寂しいと思います。
外から見えている世界が全てはでないことは十分承知していますが、やっぱり最後のお手紙という意味合いもあるブログでのメッセージはねるからしたらとても嬉しいことでしょう。
こうやって少しずつ本当に卒業しちゃうんだなということを受け入れていくんでしょうか。
僕はまだ長濱ねるがいない欅坂46を想像することができません。
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