オープン戦も始まって開幕まで3週間と迫っていますが、我らが阪神タイガースは勝てない日々が続きます。勝敗は度外視してもいい時期とはいえ新外国人のマルテ、ジョンソン、ガルシアの評価は気になるところです。
キャンプからオープン戦までの新外国人選手に加えて昨年から加入したナバーロの評価も見ていきましょう。
新外国人 ジェフリー・マルテ
おはようございます。本日の一面(3月10日)はマルテ選手。
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— 阪神情報@サンスポ (@sanspo_tigers) 2019年3月9日
9日の日ハム戦で初ヒットを記録したことに気を良くしたのか10日の巨人戦でもヒットを打ち少しずつ調子を上げてきています。
過去の打撃を見るとキャンプで打ったホームランも真ん中低め、9日は外甘の変化球を拾ってヒット。今日のヒットも外の球をレフトに運びました。
つまり、外めの球が得意。ではインコースの球をどこまでさばけるかが見てみたいところ。
巨人バッテリーもそう考えていたようで次の打席でインコース攻めをすると詰まって内野ゴロになりました。
もともと外国人はインコースは窮屈になりがちなのでインコースに詰まったらダメとは言いませんが、弱点がインコースにありそうな予感がします。まだ調子が上がっていないこともあるのかストレートにも押され気味なので変化球が甘く入ったときにタイミングが合う印象。
メジャーで活躍できない選手の傾向として速い球が苦手な選手も多いのでストレートにどこまで負けないかも今後見ていきたいと思います。
オープン戦で打ちまくる外国人には苦い思い出しかないのでシーズンが始まったら変わってくれることを期待しています。あのマートンですらオープン戦はあんまり打たなかったですからね。ファンとしても焦らないようにしないと。ただ外国人枠の問題もあるのでそろそろ調子を上げてほしいです。
新外国人 ピアース・ジョンソン
【阪神】#ジョンソン
オープン戦に中継ぎ登板??昨日の試合で『甲子園初登板』
??1イニングを無失点に抑えた!「先頭を歩かせたのは反省です。内容に満足はしていないがゼロ(無失点)は良かった」#阪神タイガース
《ニッカン》 pic.twitter.com/HwcDjBCEkJ— ??DAIKI?? (@Daiki_2019) 2019年3月10日
日ハム戦での投球では逆球が目立ちました。コントロールには心配がないと聞いていたのでちょっと意外だったかな。
スピードというよりも低めのコントロールとカーブとの緩急で攻めるタイプだと思うんですが、8回9回を任せるには三振が取れるタイプにも見えないので不安を感じます。
ソフトバンク戦ではコントロールもまとまっていましたし、日ハム戦がバランスが悪かっただけならいいですけどね。あんまり綺麗な投げ方でもなくて上半身に頼った投げ方をしているのでコントロールは思っていたよりばらつく気がしています。
もちろんこれから状態を上げていくと思うのでこれからですね。ジョンソンはやってくれないと困ります。
新外国人 オネルキ・ガルシア
阪神ガルシア投手開幕ローテへ問題なし。監督も闘争心評価。
四回から中継ぎ登板し、最速150kmを計測するなど二回1安打無失点。
(日刊スポーツさん)フィールディングも凄いと矢野監督は評価します。
開幕ローテ入りに全く問題ありませんね(☆?∀?☆?)ニヤリ pic.twitter.com/bOojG9FI9x— BARBAR Taka (@taka_dw) 2019年3月4日
昨年中日で実績を残して今年阪神に移籍。
なぜ中日は自由契約にしたのか気になっていたら契約交渉で折り合いがつかなかったことが原因と言われています。それなら給料を上げてくれる阪神に移籍してきたのも分かります。プロの世界なので1円でも高い給料を払ってくれる球団に行きたいと思うのは当然のことです。
ただちょっと気になるのは2018年の中日時代も前半戦の成績に比べて夏場以降に失速した印象があります。ナゴヤドームだと防御率2.20と安定するのに対してビジターになると4.33と打ち込まれています。
他チームが研究を重ねて攻略した結果なのか、本人の調子が落ちたからなのか。甲子園のマウンドはガルシアに合うのか。
など、昨年の成績を鵜呑みにできない部分があります。
以前、阪神にムーアというピッチャーがいましたが彼もガルシアのように上体の力で投げるタイプで夏場以降バテるタイプでした。シーズン序盤しか活躍できないとなるとローテーションが厳しくなるので年間通して安定したピッチングを期待します。
エフレン・ナバーロ
昨年から加入して今年も残留しました。外国人枠の問題でマルテが1軍に残るようなら開幕は2軍かもしれません。
確実性のあるバッティングをしてくれるのであまり心配はせず、調子を落とした外国人の穴を埋めてくれることを期待しています。
ファンの中には長打力のなさに注文を付けている方もいます。たしかに外国人に求めるものはパワーですから欲をいえば長打力はほしいのは当然として、どれだけ長打力があろうとバットに当たらないと意味がないんですよ。
だからサブ扱いとしても計算ができる選手としてナバーロは重宝するシーズンになると思います。
まとめ
メッセンジャーが外国人枠から外れたことで外国人を多く登録できるのが2019年阪神の長所ですね。
ただマルテ、ジョンソンはまだ力が未知なところがあるので活躍を祈るしかないです。
欲を言えば大山、中谷、江越あたりの選手が活躍してくれたらベストですけど、オープン戦を見る限りではそこまでの勢いはなさそうです。
大山が9月ぐらいの活躍をしてくれたら4番でいい。そしたらマルテを6番ぐらいで使えて我慢もできます。日本人野手たちももっとアピールをしてほしい(>_<)
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