7月15日(月祝)品川プリンスステラボールにて行われたスリジエ2ndワンマンライブを観に行ってきました。
品川プリンスに来ると裏にある水族館に好きな子を誘ってデートに来たことがあったな・・・という10年以上前の思い出に心をえぐられながら当日券をゲットして会場へ(ちなみにその子はFacebookで苗字が変わっていることが分かって泣いたw)
サイズ的には渋谷のO-EASTぐらいの大きさのワンマンにしては結構大きな会場なわけですが、会場入りすると満員で驚きました
ではライブを振り返りましょう。
目次
スリジエ2ndワンマン セットリスト
【スリジエ候補生】
夢ドリーム
恋は不思議さ
MC
Treasure☆Green
【スリジエ】
春風☆プリエール
ミメミモメモミユメミモミ
You are No.1
MC
コノユビトマレ
Dramaticな恋じゃなくていい
恋の呪文 スリジエ
MC
ほろにがジャスミンティー(風組)
フライングサマー!(雲組)
初恋とアレルギー(虹組)
真夏のカレの落とし方(宙組)
未来インビテーション
君のそばにいるよ
クジラの眠る星空に
MC
さくらエール(星組)
君は春でした(天組)
シーサイドストーリー(月組)
MC
Berry days
トレジャーハンター
叩き上げガール
憧憬れロマンティック
【アンコール】
スタートライン
ジョバンニ
オープニングアクトを務めてくれたのはスリジエ候補生。
「知らない子がめっちゃおる(;^ω^)」と思ったらWESTメンバーでしたね。ちょっと見ないうちに一気に浦島化が進んだのかと思って焦りました。
個別のメンバーについては、この後に書くとして候補生曲の『Treasure☆Green』は王道楽曲といった感じで聴きやすいですね。王道曲があるからその他の曲も映えるわけで、やっぱりアイドルは王道が基本ですよ。
スリジエ楽曲に目を向けると中盤の各ユニットが終わってからの『未来インビテーション』→『君のそばにいるよ』→『クジラの眠る星空に』の流れは楽曲の世界観にも似てる楽曲でいいセトリでした。
特にクジラに関しては照明の演出が綺麗だったことや青葉桃花の落ちサビだったこともあって最高の時間でした。
終盤では『トレジャーハンター』→『叩き上げガール』→『憧憬れロマンティック』でラストっていう流れもよかったですね。
スリジエ青葉桃花 涙のメッセージ
ライブ本編ラストMCでスリジエを代表して青葉桃花が話します。
そこでの内容は
・スリジエ加入前はオーディションに受からない日々だった
・その苦しみを打ち明けることができなかった
・多くのファンが集まってくれたことへの感謝
を伝えると涙を堪え言葉に詰まりながらもメッセージを伝えてくれました。
ミニモニ。の加護ちゃんが大好きで芸能界を夢見た少女はオーディションを受けては落ち受けては落ちを繰り返すことになります。
そしてようやく合格したのがドリームプロジェクトのオーディション。
合格した時点で21歳ですから本人としても焦りがあったと思います。そんな中での念願の合格通知は嬉しかったことでしょう。そりゃすでに人気がある乃木坂46や欅坂46に入ることができれば知名度を上げる近道ですから人気グループに入りたいと思うのが普通です。実際に桃花も地上グループを受けたことがあると言います。
でもアイドルの残酷なところは有名アイドルグループの年齢制限は18歳までというケースもあります。ギリギリ20歳までとなると21歳にしてオーディションを受けることすらできなくなってしまうのです。
そこで地下アイドルのオーディションを受けて活動を始めるわけですが、乃木坂46欅坂46といったグループの新メンバーのお披露目が武道館だったりするわけですよ。乃木坂クラスになるとドーム公演を即日完売させる影響力があります。
それに比べ地下アイドルの主な活動といえば日々のライブが中心ですからメディアに露出するグループに比べると地道な活動が続きます。思ったようにファンが増えないという現実を見るとアイドルという職業から想像してた華やかなイメージとのギャップを感じることもあると思うんです。
それでもアイドルを続ける理由となると結局原点にアイドルとして活動できていることにどこまで喜びを感じることができるのかだと思うのです。
昨年まで仮面女子のセンターを務めていた立花あんなは生誕祭のスピーチでこのように語りました。
「ここに立てるってことだけで夢へ着実に近づいていると私は胸を張って言えます」
常設劇場がなかった時代に比べたら、ファンが全然いない会場でライブをしたときに比べたら、どれだけ今の環境が恵まれているか分かっているから日々の公演に感謝することができるのです。
青葉桃花にとってオーディションに受からない日々はつらい日々だったと思いますが、その時期があったからこそステージに立てることの喜びや品川ステラボールに満員のファンが集まってくれていることの喜びを感じて感極まってしまった涙だったんだと思います。
この日の桃花は最初から最後までずっと楽しそうな表情をしていて、ダンスでも歌唱でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
いいアイドルに成長していると思います。応援している自分もどこか誇らしい気分になれる公演でした。
スリジエ才川つむぎ
才川つむぎの『未来インビテーション』『君のそばにいるよ』『クジラの眠る星空に』に繋がる楽曲の世界観の表現力を求められる3曲のときの表情抜群ね。
元気な楽曲のときの弾ける笑顔も素敵ですが、バラード系の曲の表現力もいいんですよ。
ただ残念なことに喋ると台無しなんだよね(笑)
黙ってれば最高なんだけどなぁ(笑)
というのは嘘で、どっちの表現もできるというのはすごいことです。全体曲では後列にいることが多いですが、後ろにいても表現力の高さで存在に気づかされる存在ってすごいです。
スリジエ野﨑ゆりか
大きい会場で後ろにいると表情までなかなか見ることができないので双眼鏡で見ていたら終盤になっても体力が落ちなくなったなと思いました。
ライブの撮影をしているときに3曲ぐらい続くと体力的にきつそうだなと分かるときがあるんです。表情に出さないようにしてもいてもずっとアップで撮ってるとだいたい分かるものです。
それが今回は最後まで余裕があるのが伝わってきました。
体力的に余裕があると表情や振りの良さにも繋がるので、日々ライブをこなしてきた成果というのは着実についてきているんだなと思いました。
風組でもセンターを務めることも増えて自信がついてきたというのもあるのかな。成長が見られるっていうのは嬉しいもんです。
スリジエ愛葵さくら
おはさく????
今向かってますε=(ノ*^∀^)ノ
今日は1日楽しもうね~?? pic.twitter.com/NgindhS59G
— 愛葵さくら????スリジエ風組????センター??? (@himari_sakura_) July 14, 2019
さくらちゃんはかわいい子ですし、風組のセンターを任されるぐらい運営からも期待されている子なんですが、下を向いてしまいがちなのがもったいないなと思っていました。
それが今回はだいぶ正面を向けるようになってきたのは成長ですね。
なんで下向いちゃうんですかね??
途中踊りながらニヤけてるときもあってどういう心境なのか気になる。
学業中心の活動ですが夏休みの期間についてはアイドル中心の活動ができそうです。一回握手会にでも行って直接聞いてみようかしら・・・将来的にはあこちゃんを脅かすぐらいの存在になってくれることを期待しています。
スリジエWEST霧島花
WESTで一番よく見えたのは霧島花さんでした。
単純にかわいい子であるというのは当然として、自然と目がいってしまうという理屈では説明できない部分て結構重視しているんですよ。こうやって文章で書いてるのに「言葉では説明できない」ってあんまり言いたくないんですが、霧島さんの一生懸命な姿やMCでも積極的なところとかも含めて惹かれるものがありました。
中盤のMCでは後ろ姿が茜紬うた&赤嶺沙奈に似ているということで塩野むーんに後ろ姿を当てさせる流れはおもしろかったですね。
まずWESTのメンバーは、せっかくファンがあんなに集まってるわけだからMCでは東京のメンバーと絡んでいったほうが絶対得だと思うんですよ。その点でうまく東京のメンバーを絡めながら印象に残せたというのはクレバーな選択です。
イースターガールズほどMCでバリバリの関西色は出してきませんでしたが、やはり西はトークが立ちますね。
ちなみに塩野むーんが後ろ姿を当てるクイズは「毎日会ってるんだからこんなの簡単ですよ」の前振りを入れておくと外したときの保険になるな思った点やあれは間違えるのが正解なんだろうなとかいろいろ思ったわけですが、子どもにそこまで求めるのは酷ですね(;^ω^)
霧島さんはTwitterで存在は知っていましたが直接見るのは初めてだったので今後は注目していきたいなと思います。
スリジエ候補生椎名真暉
警戒とは。。 pic.twitter.com/vhhY53fO0p
? 椎名真暉??スリジエ候補生 (@maki_shiina) 2019年7月15日
実はスリジエ候補生でこっそり推しているのが椎名真暉。
推してるとは言っても月2回ぐらいしか現場に行けてないのでライトな推し方ですよ。単純に顔がかわいいからというそれだけの理由だったりしますが、ブログやTwitterを見てもアイドルをやれていることの喜びが伝わってくるんです。
この日も椎名推しカメラで双眼鏡を覗いていたらいい表情してたなぁ。楽しそうだった。
候補生の頃は技術的なことよりも一生懸命さやライブを楽しむ気持ちだったり、そういう気持ちが伝わってくるかを見ています。
その点で大舞台でも臆することなくやれていたのは素晴らしい。いいアイドルになってきましたね(*^▽^*)
スリジエ候補生WEST三浦響
いよいよワンマンライブ当日
です!!!!???頑張るので皆さん見て下さい!!
ふぁいやーーー pic.twitter.com/wUICTVYYYz
? きょん??(三浦 響) スリジエ候補生WEST (@kyon_430) 2019年7月14日
候補生では椎名以外に注目した子が二人いて1人はいまだに名前も分からないのですが、1人は三浦さんであることが判明しました。
この子は加入してまだ間もないとは思えないんですよ。もともとアイドルをやっていたんでしょうか。細かいプロフィールは分かりませんが、曲中の笑顔が最高でしたね。
WESTの候補生のもいい子がいることが知れただけでも収穫でした。
スリジエ中丸葵 1年後のSSAワンマンが目標であると宣言
リーダーの中丸葵がスリジエとしての目標を語ってくれました。
それは「1年後にさいたまスーパーアリーナのステージに立つこと」です。
武道館だろと思っていたらSSAですか。またでっかく出ましたね。仮面女子も立った舞台に私たちも立ちたいということなんでしょうか。
この宣言をする前に加音綾那が「東京ドームのステージに立ちたい」というSSAよりもでかい舞台を宣言するという暴走があったためにSSAですらスケールが小さく感じるというなんともいえないくだりがありました。なんで東京ドームって言ったんだよ(笑)
むしろ「私たちの夢は中野SUBの舞台に立つことです」「いや、この前も立ったけどな(笑)」みたいな品川ステラボールより小さい箱を言ってしまうのもありだったかな。
それはさておき、自分たちの今の実力よりも大きな会場を目標に掲げることについてフィロソフィーのダンスの十束おとはが「オタクにCDを積ませるんじゃなくてメンバーのがんばり度合いを引き上げるべきなんです」と語っていたのが印象的でした。
AKB48の総選挙にしても最終的にはオタクがどれだけ積むかにかかってるわけですが、それは最後の追い込みの段階での話であって基本はメンバーのがんばりが前提にあってナンボです。
そしてみなさんに伝えた、
メンバー内で決めていた目標。『一年後さいたまスーパーアリーナでワンマンライブをすること』
これ、実はメンバー内で話し合って、
スリジエが変わるために、、、
みんなで決めましたキラキラ私たちは『いつか』ではなく
『一年後』にしました。これは今の私たちには本当に難しいことだし、
夢のまた夢だって事はわかってます。でもこうやって目標を決めることによって
1つの夢に向かってみんなで
頑張ることが出来るかなと思ったし目標を立ててからの1年
がむしゃらに、一生懸命頑張ったら
素敵な景色が見えてくるんじゃないかなと
思います。。。スリジエ、今以上に変わりたいです。。。
あえて1年後という期限も決めて宣言をしてくれたSSAという舞台。
SSAのステージに立つために逆算をして自分たちに何ができるのか。今からSSAへの道は始まっています。
自分たちを追い込む意味でも高い目標を設定したわけですからどんな変化を見せてくれるのか楽しみにしています。
まとめ
セトリや会場の演出も含めて、いいワンマンライブだったと思います。
パームスでは多すぎる人数もあれぐらい大きな舞台だと窮屈さも感じないので大所帯の良さが活きます。
あのサイズのワンマンを満員にできたのは彼女たちの自信にも繋がったんじゃないでしょうか。
お疲れ様でした。一つ目標のステージをクリアしたということで一度ゆっくりしてくださいね。デビュー当時から見ているグループがどんどん成長していく姿を見られるのはファンとしても嬉しいです。
素敵なライブをありがとうございました(*^▽^*)
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