なんでも他人に任せてばっかりで自分でやろうとしない人。いわゆる他力本願な人を見るとイライラしませんか。まぁ普通イライラしますよね。でもね、これイライラしない人もいるんですよ。それは他力本願な人です。
その人自身はまったく自覚がなったりします。ここが分かってくるとなぜ自分がイライラしてしまうのかが見えてきます。他力本願な人を嫌いになるには理由があるんです。
他力本願な人を嫌いになる理由
他力本願という言葉の意味を検索してみると
① 弥陀の本願の力に頼って成仏すること。
② 〔本来的な意味からはまちがった用法〕 他人の力に頼って事をなすこと。
②の他人の力に頼って事をなすこと、という使い方は間違った意味なんですね。
でも実際に定着しているのは②のほうで
ネガティブなイメージがあります。
たしかに他人に頼ってばっかりの人というのは嫌われる傾向にあります。
それぐらい自分でやれよ!と職場の誰かに怒りたくなったことは一度や二度ではありません。でもよく考えてみると他人に怒りたくなる心理って自分ががんばりすぎてるってことでもあります。こころのどこかで他人にお願いできてしまう人をうらやましいと思っている。
他人に任せるっていうことは悪だと決めつけていてそんな人間にはならないと心で決めている。その自分の心に決めたルールが、自分を苦しめていることに気づいてもいいと思うんです。
もともと自力でがんばることこそが正しいと決めている人にとって他人に任せるって難しいですよね。
そこで思い切って他力本願になってみたときのエピソードを1つ。
1推しの人には敵わない
それがアイドルを好きな人を連れてきて、好きなアイドルの魅力について語ってもらうという動画。
アイドルヲタクの話を誰が聞くんだという声も寄せられましたが、興味がなければ見なければいいだけの話。だから、そういった雑音は気にせず収録していました。
僕がアイドルを好きだといっても多くのアイドルを詳しくなるのには限界があります。当然1推しの人には敵わない。それなら1推しの人の話を聞いてその情報を自分の知識にしてしまったほうが早いじゃないですか。
そうやってどんどん他力本願になっていったら動画を公開していることもあって自分の知名度も上がっていきました。
MCをやっているだけなので事務的なことはいくつかやっているだけでアイドルに対しての細かい知識はいりません。
しかもアイドル自体が大好きなことなので話を聞いていても苦じゃないんです。たしかに収録のために場所を借りているわけで収録すればするほど出費はかさむわけですが得られた知識のことを考えれば安いものです。
もちろんそれは結果論であって最初から動画の人気があがることなんて想像もしてなかったんですけどね(笑)
でも、他人の力に頼ることで自力では到底達することができないような結果がを得ることができたといういい経験だったように思います。
ここでいう他力本願というのは、自分で全く何もしないで他人に任せてばかりという意味ではありません。
まずは自分でやってみる。
ただ自力には限界があることを知っておくことで他人の力を素直に借りることができる。
いい意味で他力本願になることでレバレッジが効いてくることを理解しておくことで想像の先に行くことができるのです。
他力本願になって他人を巻き込む
動画制作に関してはアイドルという自分が好きな分野だったことも大きいですね。
動画の構成や編集のことも含めると趣味にしては労力がかかりすぎているなと思うことがあります。
それでも続けていられる理由は
好きなことだから続けられる
の一言に尽きると思います。
他人から見たら大変なことでも好きなことなら自然と続けることができる。そういう楽しい分野だからこそ一緒に楽しめる人に協力してもらうともっと楽しくなる。
他力本願な人が嫌いという人はその根底に自分ががんばりすぎがあるわけでまずはそのがんばりをやめてもっと他力に頼って、もっと楽してみると想像もできなかった世界が見えてくるかもしれませんよ。
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