こんなアイドル運営は嫌われるシリーズの前回は6つのポイントをあげました。そのときの記事がこちら。
今回は少し意味を拡大して事務所だけでなくイベントの内容やイベンターも含めてアイドルオタクに嫌われるパターンを10個考えてみました。
この記事を運営が読んでいるかどうかは分かりませんが、オタクの本音としてまとめておきます。
目次
こんなアイドル運営はオタクに嫌われる10選
タレントの退所を告知しない
事務所に誰が所属していて、誰が退所してしまっているのかは運営であれば明確に分かるようにしておくべきだと思うのです。
それが例え、研究生や研修生といった名称であったとしてもです。
運営的には仮免許のような扱いで正式契約はないと思っているのかもしれません(そもそも正式契約してないのに働いているなどありえないわけですが)。
でもその事務所のタレントとして一度世に出したからには、その子を応援している人もいるわけです。それなのにその子が活動を続けているのか辞めているのかをTwitterのアカウントが止まったことで察しなければいけないなんて考えられないことです。
前例として告知をしなくても許されてきたことやオタクも運営に対して改善されないことを知っているため求めなくなってきている。これは運営としてOKとされているわけではなく呆れられているだけです。
スキャンダルはスルー
週刊誌に男性と交際していると報道されることがあります。週刊誌に報道されるアイドルといえば主に地上アイドルグループということになり、恋愛禁止が周知の事実となっているケースが一般的だと思います。
このような報道がされてしまった場合は、運営からもなんらかの見解を発表しないと収拾がつかないでしょう。
某男性アイドルグループと一緒に写っている写真が掲載されてもスルーをしている運営を見るとベテランメンバーに関してはお咎めなしで、若手メンバーは謹慎や解雇では先輩としても示しがつきません。
スルーで押し通すとしてもオタクからはツッコミが入ることは間違いありません。
すでに公開されてしまったことであれば謝罪するしかないわけですが、公開されていないとなると謝ることすらできません。
メンバーのためにも運営は何らかの見解を発表しなければいけないと思っています。
円盤化しない
地上アイドルグループともなるとコンサートチケットも入手が困難となります。
ライブの本数自体も地下アイドルに比べたら圧倒的に少ないわけで、オタクからすると一回ずつのライブが貴重なライブとなります。
現場で見ることが難しいのであれば円盤化(=DVD&Blu-ray化)してもらわないとオタクとしては困ります。オタクからも円盤化が望まれているのに円盤化しない理由が何かあるのかもしれませんが、想像がつかないんです。
課金イベントのようにオタクを消耗させてくる運営も困りますが、需要があるところには供給していかないとグループそのものを継続していくことができなくなってしまいます。
ファンがほしいと思っているものであれば稼げるときに稼いでおく。そのことがグループ継続のためになるのであれば誰も文句は言わないでしょう。何か販売できない理由があるなら別として地上アイドルであれば円盤化して収益を上げていくというのは大切なことです。
繋がり目当てで運営入り
あるアイドルグループでスタッフを募集したところ男性の申し込みがあったので採用したところアイドルと繋がることが目的だったことが判明し即解雇。その後も採用する男性スタッフは繋がり目的ばかりだったため結局そのグループは女性スタッフしか採用しないことを決定したといいます。
厄介なオタクだけでなく実は内部関係者が一番ヤバかったというのは怖いですね。
アイドル側からしても着替えているところに平気で入ってくる男性スタッフがヤバいという発言があります。身内が信用できなくなったらアイドルは誰を信用したらいいのでしょう。
仕事は仕事としっかり割り切ってやってほしいものです。
金銭やスケジュールにルーズ
以前、現役アイドルと運営スタッフが出演するイベントに参加したところ、いいかげんなイベンターばっかりだと愚痴を言っていました。
当初提示されていたギャラを経費がかかりすぎてしまったのでギャラを低くしたいと平気で言ってくるというのです。「そっちの都合なんて知らねーよ」と言って拒否するそうです。そりゃそうですね、イベントの経費がいくらかなんて出演者側のアイドルや運営には関係のない話です。
そもそもそういうことを平気で提示してくるという神経がどうかしています。しかもそういうイベンターだらけと言っていたのでお金やスケジュールについてルーズな人が多いのが現実のようです。
こういうアイドル運営と揉めるタイプのイベンターは結局ブッキングに困るようになって失敗するのがオチです。
細かいミスが多い
直前まで発表されないスケジュール、表記ミス、改善されないまま何度も同じミスを続ける運営というのは一つずつのミスは小さなものであっても積もり積もっていくと大きなものになります。
こういうマネージメント能力が低い事務所ほどタレントのマンパワー頼みになってしまうので、タレントには厳しい態度で接するためアイドルの精神的なストレスは大きなものになっていきます。
1回のミスに対して揚げ足を取るつもりはありませんが、何も改善策を考えずにその場しのぎの対応ばかりしているから同じミスを繰り返してしまうのです。
アイドルに興味がなくなったのであればアイドル自身の責任です。しかし、運営の対応ミスによって離れる人が多いというのはなんとももったいない話です。
15分ステージのライブを連発する
対バンでの持ち時間というと15分~20分が一般的です。1曲だいたい5分程度とすると15分だと3曲です。
3曲のためだけにドリンク代込で3,500円~4,000円が相場と考えるとコスパ的にもなかなか厳しいものがあります。イベンターとしても動員を稼ぎたいのでしょう。15分のステージを昼から夜まで永遠やっているイベントがあります。
ステージが2回3回とあって何度も見られるならまだしも、ひたすら数を呼んで動員を稼ごうとするのはオタクに優しいイベントとは言えません。
地下なのに接触が短い
地上アイドルの握手会が全国握手会で3秒、個別握手会で7秒程度なのは地上アイドルなのだからしょうがないかなと思うとことですが、地下アイドルとなるとある程度のトーク時間はほしいところです。
チェキだと1000円~2000円で1分程度というのが地下アイドルの相場でしょう。2000円を基準にして1000円だと半額ですからかなり安いなといった感じです。
地下アイドルのチェキで2000円でもいいとして、1分より短くなってくると割高な感じは否めません。
地上アイドルだったらもっと高くなっても購入していることを考えるとアイドル付加価値を高めればいいと言えばそれまですが、なかなか難しい課題なのでまずは相場程度の価格設定で初めてほしいと思います。
アイドルが多すぎて物販エリアがパンクしている
さきほどの15分ステージ連発のようなアイドルを呼びまくって動員を稼ごうとするイベントはアイドルの数が多いため物販エリアに人が多すぎて身動きが取れないケースがあります。
特に新木場コーストの対バンにありがちな展開で、物販列の最後尾がどこにあるのか分からなくなっています。
ドリンクのエリアが広すぎる構造的な問題もありそうですが、イベンターもそれを分かっているわけで物販エリアの居心地の悪さはなんとかならないものでしょうか。
開場前に開演
過去最高のクソイベランキング1位にしたいのが開場前に開演したイベント。
もはや何を言ってるか分からないですね。開演時間になっても開場しないからどうなってんだと思いながら列に並んでたら音が鳴り始めて急いで開演。
あとでSNSを確認したところ事前予約のリストが届いておらず開場できずにいたところ、オープニングを飾るステージの時間になってしまいアイドル側が強引にスタートしたという流れみたいです。
食事の提供もクレープ屋のトラック1台だけとイベント規模からしたら考えられません。
このイベントには二度と行かないと決めた瞬間でした。
まとめ
今回も10個のポイントをあげてみました。
アイドル運営、イベンター、イベントといったところまで見た広義の運営として捉えると結構出てきます。
少しオタク側の心理を考えたら分かりそうなもんですが、それが分からない運営は結局自分の首を絞めてしまう未来しか見えません。
こういった運営が少しでもなくなってくれることを願っています。
最近のコメント