欅坂46の8枚目シングル『黒い羊』のMV考察記事も4つ目になりました。当初1つで完結させるつもりで書いていたんですが、書いていくうちに違った視点が見えてきたりして終わりが見えませんね(;^ω^)センター平手友梨奈の表情や感情表現も素晴らしいし、新宮監督や振付のTAKAHOROさんの世界観もすごい。
見れば見るほど奥深い世界観が見えてきて日に日に違った視点が見えてきます。
全体像についてはこちらの記事にまとめてあるのでご覧ください。
平手友梨奈と子供は同一人物?
2月27日(水)に発売される8thシングル『黒い羊』のミュージックビデオを欅坂46オフィシャルサイトで公開しました??
皆さま、是非ご覧ください??#欅坂46#黒い羊https://t.co/PR81Pw4w8G— 欅坂46 (@keyakizaka46) 2019年2月1日
いただいたコメントにも見られたのは、3:22~の階段に立っている少年と僕である平手友梨奈は同一人物ではないかという点です。
これは自分も気になっていた点で平手と少年の服装が同じなんですよ。これはどう考えても偶然じゃないでしょう。平手と少年が同一人物だとするなら、要するに少年は平手の過去の自分となります。
そしてこの少年は2:23~のケーキを囲みながら幸せな家庭の象徴として登場する少年ですよ。正直言って家に帰ったらデニム系のジャケットって脱ぎませんか? 子供が家でくつろぐ格好ではない気がします。これはその後に登場する平手と同じ衣装で揃えるために着ておく必要があったと考えてしまいます。
ただどうしても引っかかるのは、いくら平手友梨奈がボーイッシュとはいえ女の子なわけで幼少期とはいえ性別が違うのは気になるところで、登場するのが少女なら確定でいいと思うんです。でも少年でしょ。少年と平手友梨奈を同一人物と捉えるのはどうも躊躇してしまいます。
これもっと考えると、この物語に登場する平手友梨奈は男の子ですか、女の子ですか?
現実世界の平手友梨奈が女の子なのでなんの疑問も持たずに女の子として見てしまうのですが、そもそもこの物語の主人公は一人称「僕」ですよね。最近では女の子でも僕を名乗る子もいますが、それはあくまで例外であって基本は一人称「僕」は男の子を連想させます。
登場している平手友梨奈の性別が男なら少年と同一人物でいいと思うんです。
と、ここまで性別の違いについて書いてきてまたしても根本的な話に戻りますが、2:23~の幸せそうな子供と3:22~の階段にいる子供って女の子ですか?
すごい基本的なところから勘違いしていたかもしれない(;^ω^)
この子が女の子なら幸せな家族の後の不幸な夫婦で表現されている写真に写っている女の子も全部平手ってことでつながります。
僕にとっての両親の存在
幸せな家庭が表現されている2:23~に映っている子供が平手友梨奈の過去だとするならば、当然隣にいるのは母親で目の前にいるのは父親ということになります。
ここで登場する母親は屋上で4:22~登場する白いシャツの女性と同一人物ですよね?
何度も見直しているうちに同一人物な自信がなくなってきた(;^ω^)
一応同一人物とさせていただくと母親は屋上で再会することになります。
同じく4:22~登場するグレーのスーツを着たおっちゃんが登場して、結構乱暴に平手を引きずりあげている男を父親と見たくなるところですが、2:23~の幸せな家族で登場した父親とは別人に見えます。
なんで母親は出てくるのに父親は出てこないんだよって考えると、乱暴に平手を引きずりあげて母親のほうに投げつけている姿は暴力的な印象を受けます。
コメントには平手が養子なんだっていう説を語る方もいました。この物語が養子っていうところまで展開する想像力はすごいですね。そういう発想は全然なかったので新鮮でした。
自分はあくまで可能性の問題として、母親を2回登場させて父親が2回登場しないことを考えると母親は夫の暴力に耐えかねて離婚して幸せな家庭を築いたのかってところも考えてみました。つまり、屋上で現れるグレーのスーツのおっちゃんが実の父、ケーキを囲むシーンで登場する養父となります。
ありえない話ではないと思いますが、さすがにあのわずかな映像で確証に至るまでのものは見られないので想像の域は出ないですけどね。
不幸な家族が意味するもの
子供と平手が同一人物で子供は過去の平手だとしましょう。
そうすると2:23~の幸せそうな家族の子供も平手自身となります。
そしてこの子供が10歳ぐらいとして次の不幸な夫婦の前にある写真に写っている子供とも同一人物とするならば8年ぐらい前の写真となります。
幸せそうな家族の両親が見た目年齢40歳ぐらいなので8年前だとすると、不幸な夫婦は30歳前後となりますが不幸な夫婦の年齢ってどう見ても20代に見えます。ただあまり細部にこだわりすぎると全体を見失いそうなので、ざっくりと幸せな家族の両親の若い頃と見たとしましょう。
となると当たり前ですが時系列は不幸な家族のほうが先です。
不幸な家族の目の前を通り過ぎた女を完全に無視することになりますが、幼少期の写真を目の前にしてあの絶望的な表情はどうしても幼くして亡くなってしまった子供を忘れられない夫婦に見えてしまうんです。
すると平手はこの時点で死んでるってことになっちゃうんですよね。
幸せな家族のシーンは理想であって現実ではない。
もっといえば成長した平手も飛び降り自殺をしたわけじゃなく、もうずっとずっと前から死んでいて、死にながら成長して平手友梨奈が演じているとなります。
まとめ
今回は論理的にまとめようとせず、もしも〇〇だったら・・・というパターンで展開してみました。
それこそ離婚したって言った直後に、幼少期に死んでいたみたいな話をしていますが、あまり全部をつなげようとすると想像力の足かせになると思ってそのまま書いてあります。
というわけで、論理的にまとまっていない部分はご容赦ください。
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