7/16欅坂46のライブ『KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!』 が生配信されました。
公開前から重大発表があると言われていたのでSNSでは多くの憶測が飛び交っていました。
解散、改名、新曲披露などいろんなことが話題になっていたのですが、結果は欅坂46としての5年間の活動に区切りをつけ、グループ名を変えて再始動するというものでした。
発表された直後でまだ整理できていない部分もある状態ですが、今の感想をまとめておきます。
欅坂46は平手友梨奈のためにあったのか?
24:00#欅坂46#LiveOnlinebutwithYOUhttps://t.co/dpheogvtOx pic.twitter.com/HWpkCLSEvF
— 欅坂46 (@keyakizaka46) July 15, 2020
欅坂46のイメージはイコール平手友梨奈のイメージといっていいほど、平手がグループに与える影響は大きいものでした。
そんな平手が今年の1月に脱退。
脱退の理由は様々な憶測がありますが、平手本人の口からは何も語られていないのでこの点については今は語らないでおきます。
ここでは平手が抜けた欅坂46はコロナ禍で活動ができなかった期間も相まって、今後の新生欅坂46がどういったグループになっていくのか楽しみにしていたんです。
しかし、結果的にはファンにとっては残念な結論となってしまいました。
けやき坂46が日向坂46になったのは、彼女たちがデビューするにあたって欅坂46と読み方が同じだったことを考えると親離れのようなもので当然の成り行きでした。
こちらはポジティブな受け取り方が可能です。デビューのための改名ですからね。
でも欅坂46はこれまで積み上げてきたものを手放す意味での改名です。
これは平手友梨奈がいた欅坂46を超えることへの限界を感じたからという印象を受けます。
僕は平手友梨奈推しなので彼女がグループに与えてきた影響力は最大限に認めているタイプですが、それでも平手卒業後の欅坂46が新曲をリリースする前にこの結論に至ってしまったのは残念な気持ちがあります。
もちろん中途半端な気持ちでリリースはできないという気持ちや何度も模索してきた中での苦渋の決断であったことは承知しています。
誰もこのような決断を望んでしたわけじゃないでしょう。
ですが、偉大なセンターが抜けた穴を残ったメンバーで助け合いながら平手友梨奈がいた欅坂46を超えていくというストーリーも見てみたかったんです。
欅坂46は平手友梨奈に始まり、平手友梨奈に終わった。
こういうストーリーは平手を伝説にすることはたしかですが、絶対的なセンターよりも強烈な協調性が上回るところに期待していました。
欅坂46は改名してどこに向かう!
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— 欅坂46 (@keyakizaka46) July 15, 2020
5年の幕を閉じるとゆっかーが語っているときに内心では「新二期生が入ったばかりなのに解散するの?」と思いました。
すると解散ではなく改名という形で新グループになって仕切り直すことが伝えられひと安心です。
しかし、改名して新グループになることは容易なことではありません。
けやき坂46のメンバーは環境に順応できるタイプの子が多く、アイドルらしいアイドルを演じることも苦にしていません。
ですから、欅坂46のイメージに近かったけやき坂46からアイドル路線に転向することは当然の成り行きといえます。
反面、欅坂46は「唯一無二」であることが魅力的なグループでした。
アイドルらしく笑うことができない。
うまく社会が求めるものに順応できない。
そんな生きづらさが楽曲の歌詞にも反映され、ファンの心に刺さる楽曲を生み出します。
何かと変化が求められる世の中ですが、欅坂46に関しては5年間訴えてきたものが一貫していたように思います。
欅坂46の象徴的な存在が平手友梨奈であるならば、グループの象徴であるセンターを平手で固定していたのも納得です。
ファンの中には平手の体調が不安定であることからセンターを代えたほうがいいんじゃないか。
グループ全体で楽曲を表現する欅坂46においてフォーメーションに意味はないんじゃないか。
こんな意見をよく目にしました。こういう考え方のほうが主流派なのかもしれません。
そんな中でも自分は平手友梨奈センターを支持してきました。
それは欅坂46は平手友梨奈そのものだと思っていたからです。
彼女以上に欅坂46の世界観を表現できる人はいないと信じていました。
でも平手は脱退した。
それならあれほどまでにこだわった平手友梨奈センターの欅坂46を新体制の欅坂46が超えてくれることが自分の想像の限界を超えた世界を見られる喜びでもあったのです。
信じていたものを否定してほしいというのだから強烈な自己否定になるわけですが、自分の価値観をぶち壊してくれることをどこかで期待している自分がいました。
欅坂46は唯一無二の世界観を表現していただけに新しいグループになってもどういうコンセプトになるのか想像がつきません。
まさか王道アイドル路線ではないでしょう。
そんな器用な子たちばかりではないだけに、新コンセプトに適応できるのかも不安が残ります。
欅坂46が超えられなかった欅坂46を新グループが超えることができるのでしょうか。
今の自分には想像もつきません。
改名を前向きに捉えてみる
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— 欅坂46 (@keyakizaka46) July 16, 2020
ネガティブな受け取り方だけではなく、改名をポジティブに受け取るとするなら少なくとも現メンバーは新体制でまた見られることでしょうか。
区切りとはいいましたが、解散してもう二度と会えないってわけじゃなく、また形を変えてメディアを通じて見られるのであれば最悪の事態は避けられたかなと思います。
当然彼女たちも改名してよかったと言えるときがくることを信じて、この決断をしたはずです。
欅坂46のリリース間隔がどんどん遅くなっていったのは平手の体調だけでなく、前の楽曲を超える仕上がりの曲をリリースすることを使命に感じていたからでしょう。
中途半端なものは出せない。
納得できないのであれば出さない。
こういうこだわりを押し通したのであればそれもまた欅坂46らしいです。
区切りをつけてしまうのは残念ですし、欅坂46をもっともっと見ていたかったのは本音ですが、欅坂46が妥協した姿を見せるぐらいなら潔く区切りをつけてくれたほうがいい。
そんな思いもあることを考えるとこれもまた欅坂46の生き様なのかなと受け取っています。
まとめ
この記事はライブが終わった直後にすぐ書いたものです。
あとになって読み返してみると感情的になっていたなと反省する部分もあるのかもしれませんが、今の率直な気持ちとして残しておきたくなりました。
残念な気持ちと彼女たちの決断を尊重したいという気持ちが入り混じってまだ整理できずにいます。
また少し落ち着いてきたら新しい記事にしてまとめたいと思います。
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