アイドルグループJAPANARIZMで活動した元アイドルの横井ほなみとひさしぶりに横井ほなみに会いました。
少しずつ芸能活動に動きが見えてきた時期なので、彼女にとっても転機になりそうな時期ということで現在の心境や運勢について占ってみました。
以前占った西洋占星術では、生年月日を中心に性格や人生のアップダウンを見ていますが、今回は人生全体の運勢というより今の心理はどういう状態なのかをメインに見ていきます。
タロットで見られるのは3ヶ月〜6ヶ月程度の比較的近い未来なので、今回占ったことがタイムリーにヒットしているかもしれません。
それでは見ていきましょう。
目次
ケルト十字法で占ってみた
今回使ったスプレッドはケルト十字法。
大アルカナのみで占っています。
力 静かにパワーを蓄えていた時期
過去を表す位置に「力」というカードが出ました。
猛獣であるライオンを穏やかな表情の女性が手なづけいます。
けしておびえながら触れ合っているわけではなく、ムツゴロウさん的な接し方ですね。
このカードが過去に出たということは昨年末にアイドルをやめて、2023年に入ってからは表向きの活動としては目立った活動をしていない時期だったかもしれませんが、自分自身の心と向き合い再び戦いに挑むための充電期間としては充実した期間だったようです。
本当はすぐにでも活動を始めたいという気持ちと、そんなに急いで動き始めてどうするの、せっかくまとまった時間ができたのだから少しゆっくりして今後のことをじっくり考えてもいいんじゃないという気持ちに折り合いをつけている様子が伺えます。
競馬でも、どれだけ馬の能力が高くても騎手との呼吸が合わせなければ必ず直線で失速してしまいます。
最後の直線で末脚を爆発させるためにも今は後方で脚を溜めている状態です。
月 不安な気持ち
現在を表す位置に出たのは「月」のカードです。
月は満月、三日月、上弦の月、下弦の月など日々姿を変えていく様子から移ろいやすい人間の感情を表しているカードです。
過去の充電期間を経て芸能活動にも少しずつ動きが見えてきました。
今後、どれだけ本格的に活動するのかは分かりませんが、すでにMVへの出演、チェキ会の開催など今までとは違う動きが見えていることからも変化は始まっています。
そんな動き始めた今のカードが月ということは、活動を再開したときにファンがどれだけ付いてきてくれるか不安なんでしょう。
現役アイドル時代にどれだけ人気があったとしても、目立った活動をしていないわけですから不安を感じるのも当然です。
実際に先日のチェキ会でも誰も来てくれないかと思ったと口にしていました。
審判 今だから気づけることがあるはず
大天使がラッパを吹き鳴らすと死者が蘇る構図となっているこのカードは「審判」。
月が表す不安な気持ちに対して試練や障害となっているものは何かを教えてくれるのがこの位置に出たカード。
天使を横井ほなみ、復活した死者をファンと見れば、私のことをまた応援してねとファンに向けて自分自身を振り向かせたいという意味とも取れます。
しかし、試練や障害として考えるのであれば天使も死者も横井ほなみ自身と考えたほうがよさそうです。
JAPANARIZMとして活動して時代には個別撮影会やチェキの時間を通じて彼女の心境を聞いていると、まだアイドルとしてやり残したことがあるように思います。
アイドル卒業から4ヶ月が経過して、過去の「力」のカードのところでお伝えしたように改めてアイドルや芸能活動について考える時期がありました。
そして、いろいろ考えた結果、また活動を再開したいと考えるのか、今のような月数回の開催でやっていくのかの結論がそろそろ出たころなんだと思います。
それは他人から見れば、アイドルを辞めて復活しての繰り返しは印象が悪いことは否めません。
短期間に複数の職歴が記載されている職務経歴書を見た面接官ならそう思うでしょう。
でも2年間JAPANARIZMとしての活動期間を応援してきた自分からすると、彼女なりに全力でアイドルをやった2年だったように感じます。
ならば、JAPANARIZMの活動を通じて感じたこと、アイドル卒業後にこれからの将来について考えた時間は、彼女の人生全体として考えたときにけして無駄な時間ではなかったはずです。
他人から見れば停滞しているような思えるような出来事も、実感して初めて分かること、再認識できたことがあるなら新たな気づきを得て、振り出しに戻るのではなく再創造していると考えます。
つまり、この審判での死者の蘇りは彼女自身の中での気づきを意味しているのです。
その気づきを経て、どういう結論を出すのかは彼女次第です。
皇帝・塔 前向きな気持ちと後ろ向きな気持ちの葛藤
この2枚は皇帝が顕在意識(意識できる部分)、塔が潜在意識(無意識の部分)にあたるカードで、どちらも意識に当たる位置ですし、どこまでが意識できていて、どこからが無意識かなんて明確に切り分けることは不可能なのでセットで考えます。
まず顕在意識といわれる皇帝のカードは権力やリーダーシップの象徴。
皇帝というぐらいですから地位、名誉、権力そういったステータスを持ち合わせている人物です。
再び芸能活動をして注目を浴びる存在になりたいという思いがあるのでしょう。
潜在意識を表す部分の塔は、予想外のアクシデントです。
過去の経験があるだけに失敗したことへのトラウマがあるのかもしれません。
予想外のアクシデントを心配している様子なので、例えば、入ってみた事務所が想像と違ってブラックだったらどうしようとか、過去に失敗したことと同じ境遇になってしまったらどうしようとか、そういう自分のコントロールできないことを起こることに不安を感じているのです。
皇帝のように表舞台で注目されたい、でも塔のように土台から崩れ落ちしまう状況だけは避けたいと葛藤しているのです。
悪魔 自分自身の欲望とはなにか
未来を表すカードには「悪魔」が出ました。
横井ほなみは悪魔になっちゃうんですか! と思ってしまうところですが、タロットカードにおける悪魔は見た目ほどヤバいカードではありません。
悪魔のカードが意味するものは、欲望、誘惑、本能。
誘惑というのはたしかにちょっと危うい部分なので、事務所の社長の発言に乗せられて入ってみたら実態と全然違ったなんてことのないように誘惑には注意が必要です。
ここらへんは塔のカードで出たような部分はすでに考慮しているようなので心配は不要でしょう。
欲望や本能に関しては、月で感じている不安、皇帝と塔で感じている葛藤。
さまざまな感情が巡っていると思いますが、結局のところ、頭で考えるよりも本能や欲望を優先した未来を生きているようです。
悪魔のカードは自分自身のシャドウ(影)を表していると言われていて、普段は目を背けていた見にくい感情と向き合ってみる時期といえます。
例えば、ぶりっ子アイドルに嫌悪感を抱く人がいたとします。
「ああいう男に媚びてる女が一番嫌い」
と言ったその人の内面には、自分も本当はぶりっ子でいたいのに恥ずかしくてできないと思う気持ちはないでしょうか。または、他人の評価ばかり気にしてしまう自分に対して嫌われることを恐れずぶりっ子でいられるアイドルをうらやましく思う気持ちはないでしょうか。
必ずこういった感情が存在するとは言いませんが、自分を抑圧している人ほど自分の本音とは真逆の言動をしてしまうことがあるのです。
ですから、今後どういう決断をするかは分かりませんが、理性的に判断するのではなく自分のやりたいと思うことをやっている未来ということです。
女教皇 直感を信じてみよう
本音を意味する位置には「女教皇」です。
内面には期待も不安も入り混じっていると思います。
でも、いったんそういう現実的な問題は置いといて、お金も時間も事務所もファンの数も何も心配ないとしたらどうしたいのかという本音です。
女教皇が意味するのは、直感です。
皇帝や女帝のようなカードは現実社会の偉い人なので損得による判断も入ってきますが、女教皇は教会で祈りを捧げているような人ですから精神的な意味合いが強くなります。
教会でお祈りをしている人に対して、祈ることになんの意味があるのか、祈ることでのメリットはなにかと問いかけることが愚かなことであることは考えなくてもお分かりでしょう。
理屈ではなく神を信じるかどうかはその人自身が決めるべきことです。
横井ほなみにも直感的にどういう道を選ぶべきか答えは見えているのかもしれません。
世界 準備は整っている
ここまでは横井ほなみ自身の内面を見てきましたが、この位置のカードは外的な環境を表します。
人間関係を含めた周囲の環境です。
ここで出たのは「世界」。すべてのカードの中でもっとも強いカードです。
ということは、すでに準備は整っているか、自分を導いてくれる自分が現れる可能性が高いです。
アイドルを見ていると、アイドル自身ががんばっているのに運営が足を引っ張っているように思えることが多々あります。
そういう姿を見るとなんだか不憫に思えて仕方ないのですが、どうやら横井ほなみを取り巻く環境に関しては問題はなさそうです。
ただ、ある意味では言い訳のできない状況ともいえます。
太陽 輝く自分でありたい
誰もが抱く将来に対する期待や恐れを表すのがこの位置。
ここで出たのは「太陽」のカード。
これはもうカードの印象そのままで自分自身が活動的に、エネルギッシュに、情熱的であることによって周囲の人を照らしたいという気持ちの強さが出ています。
太陽が出ているところを見ると芸能活動に対する気持ちは強そうですね。
星 新しい夢が見つかる
最終的な結論を意味するのが最後のカード。
もちろん、このカードだけですべての結論を見るのであれば1枚だけ引けばいいだけの話になるわけで、この1枚だけを結論として見るわけではありません。
「星」が意味するのは、純粋な気持ち、希望、理想。
暗闇に光を照らしてくれる星は、これまでの悩みが吹き飛び本当にやりたいと思っていたことを形にできている可能性を感じさせます。
悪魔が表すのが近未来、星が表すのはもう少し先の未来です。
ということは、悪魔のカード単体で見ると不吉な感じも受けると思いますが、自分の欲望や本能を優先するというのは、この将来の星に行き着くまでの過程にすぎないと考えれば悪魔のカードもそんなに悪くもないでしょう。
総合 自分を信じることが明るい未来への近道である
今はまだ不安感も強いと思います。
それはメンタルが弱いとかそういうことではなく、アイドルとして活動した高校時代、一般人として大学生活を送り就職活動までしてから、再びアイドルをやってまたフリーになった。
人生を経験したことで希望的観測だけじゃなく現実的な考え方もできるようになっているはずです。
でも本音の部分では、直感的にもう答えは見えていて、なりたい自分に対するヴィジョンもあるんだと思います。
それは結果的に「星」へと繋がるのだと考えれば必要なのは自分をどれだけ信じられるかでしょう。
正しい答えなんて誰にも分かりません。
不安は誰もが感じるものです。
かといって、永遠に迷っていても身動きが取れなくなってしまいます。
それなら動きながら、前に進みながら、少しずつ固めていけばいいのではないでしょうか。
今回のカードを見ると、またアイドル活動をやりそうな気もしますけどね。
また夏ぐらいにカード引いてみようと思います。
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