8月4日に行われたTIF2019のメインステージでSKE48を見てきました。
地下アイドルを知る前はSKE48をがっつり推していたもので今でも愛着があるグループです。応援していたのはもう5年以上前ですが、当時のメンバーが現在も在籍してくれているのは嬉しいですね。
そんなSKE48を見ることができるのだから見ないわけにはいきません。
SKE48のライブをレポートしていきましょう。
目次
ダンスのSKE48は健在!再びナゴヤドームでの単独コンサートへ!
#SKE48 25thシングル「 #FRUSTRATION (https://t.co/zLZOa5RcF5)(https://t.co/FIpqgdpIBz)」ウィークリーチャート1位をいただきました!
聞いてくださった皆さま、SNS等で拡散してくださった皆さま、媒体?販売店の皆さま、そして購入してくださった皆さま、本当にありがとうございます! pic.twitter.com/bXhPGHnz6a
— SKE48 (@ske48official) July 30, 2019
ドールファクトリーという湾岸スタジオ内にあるステージからメインステージであるZeppは急いで向かって15分程度かかります。定時ギリギリに入るスケジュールだったので入場規制がかかってるかなと思っていたら意外とスムーズに入れました。
以前は整理券配布しないといけないグループだったことを考えるとSKE48の現実を感じながらもライブスタート。
TIF2019 SKE48セットリスト
1.FRUSTRATION
2.青空片想い
3.Gonna Jump
4.手をつなぎながら
5.パレオはエメラルド
6.Stand by you
7.アイシテラブル
8.未来とは?
最新曲『FRUSTRATION』からスタートということでセンターは古畑奈和ちゃん。
そうか、この日は松井珠理奈と惣田紗莉渚はお休みなんですね。やっぱり古いSKE48ファンとすれば珠理奈を見たかったし、紗莉渚はドラフトのときから応援していたのでショック。
でもお休みなものはしょうがないと早々に気持ちを切り替えて見ていると、最新曲ということもあって会場は盛り上がるというよりも見るほうに集中している人が多いように感じました。
それが2曲目の『青空片想い』4曲目『手をつなぎながら』といった懐かしい曲だと歓声が上がるところを見ると、自分のようにSKE48を応援していた人も多く観に来ているということでしょう。
さらに5曲目の『パレオはエメラルド』が来たときの会場は大歓声に包まれます。やっぱりパレオは鉄板ですね。TIFでは古い曲のほうが盛り上がることは以前に出演した時の経験から分かっていたと思うのでやってくれることを期待していました。
その後も『アイシテラブル』、『未来とは?』という懐かしい曲を披露。あっという間の8曲でした。
SKE48が目指すのはナゴヤドーム単独コンサート
SKE48は結成当初の目標であったナゴヤドーム単独コンサートを達成しています。あまり遠征をしない自分もSKE48のナゴヤドーム公演とあれば外せないということで参戦してきました。それぐらいSKE48にとっては特別なイベントなんです。
ただ僕がナゴヤドームで感じたのは、これはファンがSKE48メンバーをお祝いするためのイベントなんだなということ。
中日ドラゴンズの選手やご当地タレントなどが登場してメンバーにお祝いの言葉をかける時間があるんです。ナゴヤドームコンサートはSKE48の悲願だったので会場もお祝いのムードになっていますが、イベントのときの祝辞って聞いてる方は結構ダルい時間だったりするじゃないですか。
アンコールでも『未来とは?』のMV撮影で、逆再生MVなのでファンは逆再生MVの撮影を見ていても盛り上がれないわけですよ。
そういった一つ一つを見ると本当の意味でのナゴヤドーム単独コンサートは次にSKE48が単独コンサートを行うときなんだと思いました。初回はあくまでファンがメンバーをお祝いするイベント。2回目はメンバーがファンを楽しませるイベントにしなければいけません。そのためにもSKE48はもう一度ナゴヤドームを目指す必要があります。
しかし、48グループが全盛だった時代は去り、今は乃木坂46、欅坂46、日向坂46といった坂道グループの時代になっています。
SKE48のドキュメンタリー映画「アイドル」ではSKE48が置かれている厳しい現状について語っています。
CDの売上枚数が大きく減少したことでメディアからの取材も減少。そのことは彼女たちに自分たちの人気が落ちてきていることを顕著に感じさせることになります。
そしてもう一度自分たちには何ができるのか考え、地元愛知や静岡などの小さなイベントにも積極的に参加すること、CDショップに来訪してサインをすること、などこれまでのSKE48では行っていなかった地道な活動に力を入れ始めました。
ナゴヤドームへの道は険しいものです。
その現状を誰よりも分かっているのは彼女たち自身です。でも今回のTIF2019のステージを見て思ったのは、彼女たちは本気なんだなということです。
TIF2019に集まったファンの心に少しでも爪痕を残してやろう。
今できる私たちの全力を出しきろう。
ダンスのSKE48を見せつけてやろう。
そんなSKE48の気持ちが伝わってくる熱いライブでした。
Zeppで入場規制がかからないようではナゴヤドームは遠い夢かもしれません。でもメンバー自身が本気で目指していないのならナゴヤドームなんて絶対に叶わない夢じゃないですか。
奇跡を起こすためには彼女たちが本気でなければいけません。TIFのステージで見せた彼女たちの本気は再びナゴヤドームに立つことを本気で信じている表情でした。
自分が応援していた熱いSKE48が今でも健在であることを実感できたTIF2019のステージを見たら何か昔を思い出して胸が熱くなりました。
新センターは古畑奈和が見せる覚悟
コラ、すぐ舌を出すのやめなさい?? pic.twitter.com/WZ2bS8t4Ec
— 古畑奈和 (@alto_nao) August 5, 2019
新曲『FRUSTRATION』では古畑奈和ちゃんがセンターを務めています。
いつまでも珠理奈に頼っていられない。次期センター候補と期待した小畑優奈は卒業。今年に入って8人が卒業しているのだから毎月誰かが卒業している状況です。今に始まったことではないとはいえ望ましくない流れであることは間違いありません。
こういったグループ全体が揺らいでいるときに奈和ちゃんはセンターを任されたわけです。
僕は奈和ちゃんセンターというニュースを聞いたときに、いい人選だなと思いました。
奈和ちゃんは同期の菅なな子とWセンターになろうと誓ったいう約束があります。なな子はすでに卒業してしまいましたが、なな子は選抜入りも早かったし、コミュニケーション能力も高くて頭もいいという才能に溢れた子でした。
奈和ちゃんも加入当初からかわいいと評判でしたし、握手会での対応がいいと48グループ全体での神対応ランキングで1位になるほどでした。
奈和ちゃんに言わせると、なな子がずば抜けていたと語りますが、実際のところ奈和ちゃんも人気メンバーでした。ただこの頃の奈和ちゃんはまだメンタル的にムラがあるというか、握手会での対応が急に悪くなったと知り合いのオタクが語っていたのを覚えています。
それは知り合いのオタクの主観だけかもしれません。自分は奈和ちゃんの握手会に行ったことはありませんが、あれだけ神対応と評判だった奈和ちゃんの対応がいいという言葉を全然聞かなくなったのだからきっと対応が悪くなってしまった時期もあったんじゃないかな。
きっと年頃の女の子特有の恥ずかしさがあって性格の悪さ云々とは違う素直になれない一面が出てしまったのではないかと思います。
菅なな子と並んでWセンターを期待された奈和ちゃんはいつしかセンターの候補から外れていくことになります。
しかし、年齢を重ねることで少しずつ精神的にも大人になっていき、最近ではセンターになりたいと公言するようになっていました。セクシーキャラとか、酒飲みキャラとか、昔の奈和ちゃんを知ってる自分からすると予想外の方向に触れてる気がしないでもないですが、ちょっと吹っ切れた感じがしてそれはそれでいいんじゃないですか。
SKE48がナゴヤドーム単独コンサートを行ったときから比べたら今は低迷しています。卒業メンバーも止まらない現状を考えると、今このタイミングでセンターを任せるならセンターをやりたいという意思が強いメンバーに任せるべきだと思っていました。
運営が期待を込めて任せる次世代メンバーよりも今のSKE48を背負えるメンバーに託してほしい。
そう、今のSKE48の厳しい現状も背負う覚悟があるメンバーといえば古畑奈和ちゃんしかいません。
長らく期待されてきた奈和ちゃんはようやく機が熟した印象です。
TIF2019のステージでセンターに立つ奈和ちゃんは気合いの入ったいい表情をしていました。センターを期待されてから随分遠回りをしましたが、気持ちの面での成長を見せた今なら大丈夫でしょう。
選挙の直前の特番があると、うまく喋れなくて放送後に号泣してしまったりするのは気負いすぎるからで、センターといえばあまりプレッシャーに感じすぎず先輩メンバーに頼りながらがんばっていってほしいですね。
熊崎晴香の全力ダンス
おはようさんさん!
今日から8月!!!
そして、今日から
夏休み!!!!!!!!!!!!!!
さいこうーーーーーーーーーーー?? pic.twitter.com/V5y1CfNSYi
— 熊崎晴香 (@kumachan9810) July 31, 2019
僕がSKE48をがっつり応援していた頃、1推しは須田亜香里でした。
あかりんの積極的な姿勢や負けず嫌いな性格。努力を惜しまない気持ちの強さ。全力すぎるダンス。
とにかく人間的に尊敬できる部分がいっぱいある子です。
そんなあかりんに通ずる激しいダンスを見せてくれていたのが熊ちゃんこと熊崎晴香です。
あまりメディアに出る子ではないのでSKE48ファン以外はあまり知らないかもしれませんが、会場で見ていると1人だけダンスの激しさが違うんです。もともとSKE48のダンスは激しいことで有名なのに、さらにその上をいく激しさです。
見方によっては他のメンバーと協調できていないと見る方もいると思います。
でも、あかりんのめちゃくちゃ激しいダンスがありで、柴田阿弥ちゃんの強引に目立ちに行くスタイルもありだったんなら熊ちゃんだってありでしょう。
TIFでSKE48を見ているときに「ん!なんか妙に激しい子がいるな」と思ったら熊ちゃんでした(笑)
その後ろにはあかりんもいて胃もたれするぐらいのこってりした濃厚なダンスはなんだっていう光景です。こういう全力なところは全然変わってないですね。
SKE48の伝統でもある全力ダンスが失われていないことがすごく嬉しかったです。
まとめ
『手をつなぎながら』を聞いていたらエモさMAXでウルウルしちゃいました(T_T)
やっぱりSKE48の全力感ていいですね。
なんとしてもSKE48にはナゴヤドームの舞台に再び立ってほしいです。しかも、あかりんとか、ちゅりちゃんとか、ベテランメンバーが卒業する前に見たい。
今は欅坂46、日向坂46をメインに応援していますが、それでもやっぱり心のどころかにはSKE48があるんだなと今回のSKE48を見て実感しました。
素晴らしいステージでした。またSKE48のライブを見たいな(*^▽^*)
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