大型アイドルフェスTIF2018やアイドル横丁にも出演し注目を集めているQ-pitch。そんな彼女たちの歴史は意外とネットで探しても詳しい情報が見当たらないかと思います。
そこでQ-pitchのプロフィールや所属事務所について。これまでの課題をどのように解消してきたのかという歴史についてお話ししていきます。
目次
Q-pitchプロフィール
10月6日(土)、7日(日)『IDOL in TOKYO vol.1/2』O-nest 出演決定!https://t.co/GzIyDPwKMI
<Q-pitch運営予約>
各日共に2ショット写メ付き!
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*チェキ券は2日にお渡し→https://t.co/Xmu7Nogrif
締切:各日前日の23時59分まで pic.twitter.com/hZSlNyIVhg— Q-pitch公式 10/15 定期公演Vol.6 TSUTAYA O-nest 新曲発表 (@qpitch_sibtv) 2018年9月25日
Q-pitch(キューピッチ)は2016年10月30日にShibuya O-Crestでデビューしたグループです。
アイドル街道を急ピッチに駆け上がるというコンセプトと当初7人で始まり、8番目をファンの総称として、7人+ファンで9ピッチという意味がQ-pitchという名前には含まれています。
2018年3月31日に初期メンバーの高村しずく、新田れな、吉岡ひなたが卒業。そして同日付で新メンバー伊藤りせ、菅谷あかねが加入して6名体制となります。その後、海老原みきが9月に脱退したことで2018年9月25日時点では5名で活動中です。
2018年7月の定期公演からはアイドルロックをコンセプトに掲げ、従来のアイドルらしい楽曲からロック調の楽曲が増えてきていることも現在のQ-pitchの特徴となっています。
Q-pitchが所属する事務所はシブヤテレビジョン
Q-pitchの所属事務所はシブヤテレビジョンです。シブヤテレビジョンは渋谷のスクランブル交差点にも街頭ビジョンを持っているのでシブヤテレビジョンの名前を知らない方も渋谷でビジョンを見たことある方は多いはずです。
またTSUTAYA O-EASTやO-WESTといったライブホール運営を手掛けており、都内を中心に活動しているアイドルなら一度はステージに立ったことはあるほど有名なライブホールとなっています。
そんなシブヤテレビジョンがアイドルグループを初めて運営することになったのがQ-pitchです。
初のアイドル運営ということで結成当初は不慣れな部分もあったようですが、自前のライブホールを持っていることや撮影会を行えるスタジオも持っていることはアイドル運営をしていく上でメリットになりそうです。
まだ知名度もないアイドルの場合、楽曲制作やライブホールなどすべてを外注していくと予算が膨らんでしまいます。その点、自分の持ち物でできるというのは強いですね。
世界最大級のアイドルフェスTIFにも2017年、2018年と2年連続出場ができているのも事務所の力といえるでしょう。今後シブヤテレビジョンのアイドル運営がどうなっていくかはQ-pitchが成功するかどうかにかかっているので、Q-pitchには大きな期待を抱いているはずです。
Q-pitch定期公演では新曲を『Own』『つぶやいた』『何かしよう』発表中
#ヲタルフェス で めっちゃ盛り上げてくれたQ-pitch。
パフォーマンスもいいし なにより みんな めちゃくちゃいい子!
いい子過ぎて なぜかヲタルキーホルダーあげちゃったw
9月11日(火)にQ-pitchの定期公演
があるそうです!
是非皆さんお時間ありましたら観に行って下さい!僕も行きます?? pic.twitter.com/84WXMyIvRn
— ヲタル (@RIPSLYME5) 2018年8月27日
7月のQ-pitch定期公演から4か月連続で新曲発表をすることが公開されています。
すでにリリースされているのが『Own』『つぶやいた』『何かしよう』の3曲。どれもアイドルロックをテーマにした楽曲です。アイドルロックを掲げて以降の3曲というのはメッセージ性が強い楽曲であるのと同時にライブ中のファンとの一体感を出したいという振り付けになっているのも特徴です。
この現在のアイドルロックを掲げるようになるまでの経緯を見るために一度デビュー当時のQ-pitchについて振り返っておきましょう。
デビュー当時のQ-pitchの課題としては
・Q-pitchというグループのコンセプトが分かりづらい。
・コールやMIXが入れづらい。
・振り付けが複雑
こんなところだったと思います。
コンセプトが分かりづらい
「Q-pitchってどんなグループ?」て聞かれたときにうまく答えられないんです。それってつまり特徴がないってことでもあります。
その点で今は「アイドルロックを掲げたグループです。」と即答できるようになったので改善されてきていると思います。こういうところ1つを取ってもQ-pitchというグループがいろいろ悩みながら行きついた答えがしっかりでているので進化しているということです。
ただ注意しなければいけないのは、TIF2018で榎本あやせが出場したアームレスリング大会でMCの吉田アナに「Q-pitchとはどんなグループですか?」と聞かれたときに「アイドルロックを掲げたグループで感情をむき出しにした熱いパフォーマンスをするのが特徴です。」と答えました。このときの吉田アナの反応は「そもそもアイドルロックってなんですか?」という回答だったんです。
つまり、アイドルロックという用語を当たり前のように使っているけどアイドルロックという言葉はよく分からないんですよ。
アイドルロックの意味は語るよりも曲を聴いてもらったほうが早いという考え方でもいいんですが、これからインタビューを受けたり、ラジオ番組に出たりしたときに分かりやすく伝えられるように回答は用意しておいてほしいですね。
コールやMIXが入れづらい
Q-pitchがデビュー当時に持っていた楽曲は『内気ハイテンション』『お願いロジー』『レッスン!』の3曲でした。最近でこそファンも対応できるようになってきましたが、いわゆるアイドルの王道サウンドではないのでなかなかファンが対応するのにも時間がかかってしまった印象です。
ここらへんの判断も難しいところですね。
アイドル王道路線は聞き心地はいいですが他のグループとの差別化ができなくなってしまう。反面、コールやMIXが入れづらい曲というのは馴染みのない曲なので対応しづらくて盛り上がりに欠ける。
この点については、落ちサビがある『絶対S』、アイドルらしいサウンドの『ハッピーエンドは夢じゃない』『しゃらら』といった楽曲が生まれたことで解消されてきたように思います。曲数が増えるごとに楽曲制作を担当しているたむらぱんさんもアイドルの定番要素を楽曲の中に盛り込んでいった。そんな印象があります。
振り付けが複雑
振り付けに関しても『GGG』という楽曲の途中でこぶしを高く挙げて後にパー、チョキと変えていきます。これは5+2=7人という意味を表わしているのですが、普通ファンはそこまで分からないじゃないですか。むしろ一緒に手を挙げてくれている人からするとグーだけいいのかと思ったら途中でいきなり振りが変わるのでビックリしてしまいます。
GGGは2018年3月31日以降の新体制になってからはメンバーの数が7人ではなくなったということもあってグーのみになっています。新曲の『何かしよう』に関しても振り付けが簡単で腕をぐるぐる回していればOKみたいなところがあります。ファンとの一体感を出したいのであれば初めて見た人でもマネできるぐらい覚えやすい振りにするっていうのは重要ですね。
ちなみに何かしように関してはタオルを回すタオル曲にしてもいいのかなと思っています。だいたいどのグループもタオル曲を持っているので1曲ぐらいあってもいいのかなと思います。
まとめ
こうやって見ていくとQ-pitchというグループが抱えていた課題というのは徐々に解消されつつあります。
アイドルロックでいくという方向性が見えて、ワンマンLIVEも決まって、公演でも盛り上がりを見せるようになってきました。少しずつ明るい兆しは見えてきているのだから自信を持ってがんばってほしいですね。
自分たちの成長はなかなか自分では気づきにくいものです。できないことばかりが目についてしまうものですが、自分たちが残してきた結果にもしっかり目を向けないとつらくなってしまうので自分たちの成長も認めてあげてください。
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