おごってもらうときに大切なこと

誰かにおごってもらうという経験をしたことはありますか?

男女の関係であれば男性が出すケースが多いでしょう。

同姓であったとしても上下関係や収入の違いによって
おごる、おごられるということはあって
それ自体は珍しいことではないのですが
おごられる側にも最低限のマナーがあります。

今日も夕飯をおごってもらってきたので
そのときに気づいた点をまとめておきます。

芸人ときの暗黙のルール

今から10年以上前になりますがお笑い芸人を1年だけやっていました。

 

全然売れない芸人ではありましたが芸人としてのルールというのは適用されます。

例えば、先輩に対しては「兄さん」「姉さん」と呼ぶ。

年齢が何歳であっても先に入った人が先輩になる。

 

こんなルールです。

そして先輩は後輩と食事に行ったときに必ず代金を出す。

というのが芸人であればどの事務所でも当然にあるルールでした。

先輩といえばまだまだ売れていない芸人ですし
事務所からもらっている給料なんてたかが知れています。

むしろ後輩のほうが給料をもらっているケースさえあるのですが
実際の給料に関係なく先輩が出す。

 

この芸人のときのルールを経験した時に感じたのは

おごってもらうときの罪悪感ていらないんだな

ということです。

 

おごってもらうって当然相手にお金を出してもらうということですから
出してもらって申し訳ないという気持ちになりやすいのですが
おごるほうも見栄を張りたいし、
むしろ先輩に対して後輩が出します
っていうのは失礼なことなんです。

おごるって言ってる人がいるんなら
余計な心配はせずに受け取りましょう。

男女の食事に行ったときのマナー

大人になって男女で食事に行くときは
自分だったら当然男が出すものだと思っています。

2人きりで食事に行くということは
それなりに好意がある相手ということなります。

誘う段階で出すことを想定して誘っているので
女の子のほうも遠慮することなく出してもらいましょう。

ただ、男のほうがとしても出すのはいいんですが
出すのが当たり前と思われるとなんか納得できない
っていう気持ちがあります。

女の子からするとめんどくさい話なのですが
やっぱり男からすると
女の子から感謝されたい
いいところを見せたい
っていう面があるんですよ。

 

だから女の子は会計が終わったら

「ありがとう」

と一言だけ伝えてほしいんです。

 

男はそれだけで救われるものだから。

おごってもらうのが苦手な女の子の話を聞くと
恩を着せられたくない
という声を聞きます。

あのときおごったんだから〇〇しろ
とか言われそうで嫌だ

と感じてしまうわけです。

 

そんなことを言いそうな男なら
そもそも一緒に食事に行かないほうがいい

と思ってしまいますが、
このように強く感じてしまう子というのは
お金に対する罪悪感が強いってことです。

 

お金がとっても大事。

お金を失うことに対する恐れが強い。

お金がなくなることが恐い。

 

だから、おごってもらうときも
その先のおごる側の下心まで読んでしまうわけです。

これに対する対処法は1つで

払いたいって言ってる人を止めるのはむしろ失礼

ってことなんです。

無理やり払えって言ったわけじゃない。

払うよって言ってきたはずです。

そして一緒に食事に行っている時点で
少々の下心はあっていいでしょう。

それはむしろあなたが魅力的だっていう証拠でもあります。

 

自分の価値観では絶対におごらないと決めている人も
相手のプライドを傷つけないためにも
気持ちよくおごってもらうのがマナーということです。

まとめ

おごられるのが苦手な人って
他人にお願いする
他人に任せる
っていうことが苦手人です。

なんでも自分でやってしまう。

そうやって考えていると
自分のお財布の中のお金しか見えてきません。

でも他人の財布も自分のお金という
なんとも図々しい発想をもっていると
お金に対する価値観が大きく変わってきます。

お金を持っている人って他力を利用するのがうまい。

だからお金持ちでも借金をいっぱいしている人がいますよね。

それって借金をできるぐらい信用があるってことでもあるし
他人の財布をうまく利用しているということでもあります。

 

おごってもらうときには気持ちよくおごってもらい
自分がおごるときも見返りなんか求めずに
気持ちよくおごってあげる。

これがマナーだと思っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。