2018年の新外国人ロサリオが期待外れの成績のため2軍で調整中。
韓国で3割30発を打ったという実績もあり推定の年俸は3億円と言われているなかで
給料を返してくれと言いたくなるような成績ですね。
ロサリオの不甲斐ない成績もあって阪神は貧打にあえぎ
交流戦の成績も散々たるものになっています。
そんな現状を打開するために阪神は新外国人としてナバーロ選手を獲得。
ナバーロは阪神の救世主となりうるのでしょうか。
阪神ナバーロのプロフィール
【阪神】
ナバーロ
入団会見
背番号99「阪神はすごく伝統のあるチームだと思っていますし、ボストンやカブスのようなチームの印象があります。毎試合試合しっかり準備して、チームやファンのために持っているものを最大限に出せるように頑張っていきたい。ベストを尽くしたい」
(デイリー) pic.twitter.com/mUudCxEIAZ— いけっち(24)☆生涯虎党宣言☆#25 (@HTno1_) 2018年6月17日
名前:エフレン・ナバーロ
年齢:32歳
利き腕:左投げ
打撃:左打ち
守備:ファーストorレフト
今期の成績:カブス傘下3A 48試合出場 打率.310 4本塁打、29打点
メジャー通算成績:157試合 打率.241 ホームラン3 打点22
背番号:99
2007年のMLBドラフトでエンゼルスに50巡目、ドラフト全体は1450番目での指名となりました。
2013年、2017年のWBCではメキシコ代表として活躍し
日本との強化試合でもヒットを打っています。
守備位置の本職はファーストということですが
メジャー昇格後の6年前からはレフトを守っており
レフトも可能ということです。
元阪神マートンと同じチームだった
2017年は元阪神の助っ人外国人マット・マートンと同じデトロイトタイガース傘下トレドでプレーをしていました。
元阪神マートン氏「気をつけて」大阪の地震に気遣い #阪神 #tigers #マートン #大阪地震https://t.co/DwgebapTr2
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2018年6月18日
対戦相手としても何度も対戦しているということで以前から親交があったマートンに
日本の選手のことやオススメのレストランについてもアドバイスをもらったといいます。
なかでも日本での成功の秘訣として
「打席での我慢」
を伝えたと聞いて、むしろロサリオに外角のスライダーを我慢するように伝えてくれと思ってしまいました(笑)
メジャーでの映像を確認をすると
バットコントールがうまく低めの球への対応力は抜群です。
2018年の成績が3Aながらも3割を超えているのが納得の内容なんです。
まさに左のマートンといった感じで左中間、右中間に打ち分けている姿が印象的でした。
マートンと親交があるということで左のマートンなんていう見出しが躍っていますが
打席での構えを見るとむしろ2016年に阪神に在籍していたマッド・ヘイグに似ています。
バットコントロールがうまいことは間違いないので
体から距離が取れる外角の球を左中間に打つのは得意でしょう。
問題は、インコースや速いストレートへの対応です。
バットコントロールがうまくてメジャーで活躍できていないということは
速い球への対応が苦手ということでもあります。
年俸3,300万円ということで過剰な期待はできないにしても
ロサリオよりは期待できそうなバッティングをしています。
長打が期待できるタイプではないだけに
今シーズンの成績次第では来期の契約は流動的ですね。
超攻撃的打線2番ナバーロ
ナバーロは今の阪神打線に加わるときの仮想オーダーを考えてみます。
1番 糸原
2番 植田
3番 ナバーロ
4番 糸井
5番 福留
6番 中谷
7番 鳥谷
8番 梅野
9番 投手
1番から5番までに4人が左打ちというバランスの悪い打線になります。
ナバーロという選手がどこまで左投手に対応できるかも未知数ですからね。
以前阪神に在籍していたハンセンという左打ちの選手は
ドジャース時代はラソーダ監督が右投手のとき専用で使っていたため
左投手の経験が少なかったといいます。
そんなこと獲得する前から分かってたことだろ・・・
と嘆きたくなったのを覚えています。
右左関係なく、助っ人外国人を投手の左右によって併用するわけにもいかず
左投手への対応が日本に適応できるかどうかのポイントです。
金本監督はロサリオの調子が上がってくれば
マテオとの兼ね合いも見ながら
外国人野手2人を同時に使うことも視野に入れていると言います。
仮にロサリオとナバーロが二人とも活躍するようなことになれば2番ナバーロという攻撃的な布陣が理想ですね。
よく1番や2番は足が速くてバントがうまい選手が理想とされていますが
足の速さを活かせるのは塁に出てからです。
出塁できないことには足の速さもなにもないわけです。
バントに関しても2番の出塁率が悪いからバントをしているだけで
金本監督の理想とする野球は2番でも打撃で進めていく野球です。
ナバーロの活躍によって阪神の攻撃的な打線を見てみたいですね。
まとめ
シーズン中盤に獲得した選手で年俸も3,300万円と
ロサリオの10分の1ですから過度の期待は禁物と分かっていても
今の阪神打線の起爆剤となってくれることを期待せざるを得ないのが本音。
映像を見る限りではマートンのように左右に打ち分けるヒットメーカーのようになる可能性は十分にあります。
あとは日本のストライクゾーンに適応できるか、文化にも馴染めるか
など不安要素を挙げたらキリがないので
今は期待をしておきましょう。
ナバーロが阪神の救世主になってくれることを期待しています。
というか、本当に活躍してくれないと困ります。
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