日差しが本格的に強くなる季節になってきました。
夏になると気になるのが紫外線対策ですね。
シミ・そばかすといった美容の観点からだけでなく
皮膚の炎症や皮膚がんを発症させるリスクも考えると
紫外線対策美白を意識する女子だけのものではなくなってきています。
また、皮膚だけでなく目にも悪影響があり
紫外線を浴び続けることによって白内障のリスクが高まります。
10代のときのように何も紫外線対策をしなくても乗り切れた時代は終わった・・・
そんなことを思っている方に
最近注目されている飲む日焼け止めの効果について検証しましょう。
飲む日焼け止めの効果とは
そもそも飲む日焼け止めとはアメリカで発売されていたサプリメントで、
海外セレブが飲んでいることが話題となり一気に爆発しました。
実際にどこまで効果があるのかが気になるところです。
アメリカ皮膚科学会では
「塗る日焼け止めと同じ効果は期待できない。」
としています。
つまり、飲む日焼け止めの効果は科学的には実証されていないということのようです。
なんだ、効果ないのか・・・
という感じですね。
しかし、実際に効果を感じているという声もあるので
肌に直接塗る日焼け止めと同等の効果を期待するのではなく
塗る日焼け止めや日傘といった従来のアイテムを補完するものと考えたほうがよさそうです。
効果が出るまでの期間
飲む日焼け止めは塗る日焼け止めのように
塗った直後から効果が表れるものではなく
しっかりと効果を発揮するのに1~2か月といった
長期間飲み続けることが必要となってきます。
では、今すぐ日焼け止めをしたいと思ったら
飲む日焼け止めは全く効果がないのかといったらそうでもなく
飲み始めた初日から少しずつ効果は出ているといいます。
そのため塗る日焼け止めと飲む日焼け止めの併用が現実的な対策のようです。
飲む日焼け止めを飲んでおけば塗る日焼け止めはもういらない
といった広告を使っている商品には注意が必要ということです。
現在販売されている飲む日焼け止めに
塗る日焼け止めを大幅に上回るほどの効果は証明されていません。
証明されていないにも関わらず
これだけあれば大丈夫
といった商品は信ぴょう性を疑います。
副作用の心配はあるのか
錠剤を飲むとなると心配になるのが副作用。
抗酸化作用があるものを大量に摂取すると副作用があるという研究結果もあるようですが
飲む日焼け止めをちょっと飲んだぐらいで大きな副作用はないでしょう。
ただ、医薬品ではなくサプリメントとして販売されているので
医薬品ほどの厳しい試験がないので
原材料をよく確認するなど消費者側にも注意が必要ということです。
まとめ
結論、飲む日焼け止めは塗る日焼け止めの代わりにはならない!
ということです。
では実際に飲む日焼け止めに全く効果がないのかといえば
それは今も検証中といったところなので
当面は塗る日焼け止め、日傘、長袖の服を着るといった
これまでの対処方法で対策をしていく中で
それを補完する意味で飲む日焼け止めが存在する
という位置づけになっているようです。
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