昨年同様アイドル横丁夏祭りでQ-pitchを見てきました。2017年は日焼け対策をまったくしないで行ったら火傷のような状態になってしまったので今年は日焼け止めを塗っていったせいか日焼けもほどほどで済んでいます。
それにしても暑かったですね。誰だよ、今日は雨だとか言ってたやつは(笑)
まぁ大雨の中ライブを見るよりいいです。昨年は5番地での1公演のみだったのが今年は4番地での公演も獲得しました。
では振り返っていきましょう。
目次
Q-pitch本日のセットリスト
しゃらら
OWN
ハッピーエンドは夢じゃない
5番地での公演と4番地での公演のセトリは同じでした。う~ん、これはなぜ変えなかったんでしょうか。
新曲のOWNは必須として、しゃららも一般受けしやすい曲だから分かる。せめてハッピーエンドは夢じゃないをGGGにするなり、絶対Sにするなり、やり方はあったように思います。
正直言うと自分はセットリストに関してはなんでもいいタイプです。しいていうなら同じ曲を連続でやるのは好みじゃないぐらいなもんで、曲の好き嫌いはないんです。ただ、自分のようなタイプは少数派であって楽曲重視のヲタクはいっぱいいます。2回公演のときは1曲でもいいので変化をつけたほうが無難だと思います。
Q-pitchにも定番曲がほしい
本日は!アイドル横丁夏祭り?2018?にお越し頂きましてありがとうございました!
青空の下、6人の想い届いたでしょうか?ここから私たちの夏が始まります。
今日Q-pitchが気になった方、また見てみたいと思った方、是非明日の定期公演もお待ち申し上げております!この夏駆け上がります!#Qpitch pic.twitter.com/nq8lfo5eZL
— Q-pitch公式 7/8 アイドル横丁夏祭り!!出演! (@qpitch_sibtv) 2018年7月8日
朝からいろんなアイドルグループを見てきて気づかされるのは、対バンのようになんとなく見に来ましたっていうタイプのファンは盛り上がれる曲かどうかしか興味ないんだなっていうことです。
アイドルとしてはパフォーマンスをしっかり見てほしいところでしょうが、20代前半ぐらいの若いヲタクはサークル作ってMIX打ってて見てない人とか結構見るわけですよ。通常の地下アイドルばかりが出る対バンとか、定期公演ではそこまでヲタクに寄せたセトリを考える必要はないと思います。しかし、アイドル横丁やTIFといった大型アイドルフェスに関しては既存のQ-pitchヲタクを度外視して一般受けする曲を並べるのが正解でしょう。
TIF2017でHKT48は自分たちのオリジナル楽曲じゃなくてAKB48のヘビーローテーションやポニーテールとシュシュをやってくるあたりはさすが指原だなと思いました。
よくアイドルが「新曲の初披露なのにファンの方はコールを入れてきてビックリするんですよ。」と言います。あれはそれほど難しいものじゃなくて、アイドルヲタクもある意味素人ではないのでアイドル定番のメロディが流れてくるとだいたい分かるんです。逆に言うと初めて聞いてコールやMIXを入れることができない曲というのは分かりにくい曲ということになります。
Q-pitchでいうと『しゃらら』はかなりヲタクに寄せてきた分かりやすい楽曲です。Ownは沸ける曲って感じじゃないですね。ハッピーエンドはQ-pitchの楽曲の中ではまずまず分かりやすい曲。
現状、Q-pitchで盛り上がることだけを重視すれば『しゃらら』が1番で、次が『GGG』、その次ぐらいに『ハッピーエンドは夢じゃない』や『絶対S』あたりかと思います。
そんなことを考えながらFES☆TIVEのライブを見ていたら『シダレヤナギ』が流れたときの会場の盛り上がり方ってすごかったんです。Q-pitchとFES☆TIVEでは楽曲の知名度にこそ違いはあれ、Q-pitchの楽曲でこれだけ盛り上がれる楽曲ってあるかなと思ったら『しゃらら』でもここまで盛り上がらないかなと思ってしまいました。
Q-pitchを知らないアイドルファンでも初見で盛り上がれるぐらい分かりやすい曲を持っておくのも今後大きなフェスに出演することを考えると必要な点ですね。
Q-pitchの新曲『Own』
今回も2公演とも披露した『Own』について感じたことは3点です。
歌詞が聞き取りやすくなった
これまでのレポートで「Ownは強いメッセージ性を伝えたい曲であるにも関わらず歌詞が聞き取れないのでメッセージが伝わってこない」と書いてきました。
これは各会場の音響の問題もあるし、そもそもそういう楽曲であるとすればメンバーに問題があると判断するのはかわいそうだなという感覚もあったのですが、今日はかなり聞き取りやすかったです。かなりピッチが速い楽曲ではあるんですが、今日ぐらい落ち着いて歌うと楽曲に込められたメッセージが伝わりやすくなります。
表現方法を共有しよう
『Own』のときの各メンバーの表情を見ると、だいたい榎本あやせがめっちゃ気合い入った表情をしていて、槙田あやと田山せかいが笑顔でいるケースが多いんです。
別にOwnがロックテイストだからといって笑顔を見せてもいいと思うんですよ。なぜならあくまでもアイドルロックなのでアイドル性を表現しながらロックを表現するのがQ-pitchのやり方だというならそれでいい。榎本あやせのように曲の世界観を全力で表現するのもありだと思います。
問題は曲のあるタイミングで楽しそうな人と気合いの入った表情をする人が混在していることです。
曲の表現方法にバラつきがあるので曲の表現方法が共有できていないんだなという印象を与えてしまいます。もう一度、曲の細かい表現方法を統一したほうがいいように思います。意識が統一された中で個々にどんな表現をするのかは自由です。
セトリに並べたときの違和感
『Own』という楽曲はQ-pitchにとってアイドルロックへ舵を切った最初の楽曲となるので、Q-pitchの既存の楽曲に比べて違和感があるのは当然です。それは今後の新しく出てくる曲がまたロック系の楽曲になれば3曲中3曲ロック系でまとめることもできます。
ただ、現状しゃらら⇒Ownという構成にしたときにかわいい系のアイドルソングからロックの楽曲に繋がるので戸惑うんじゃないでしょうか。
定期公演以降も持ち時間が長いライブが多かったので5曲中の1曲がロックなOwnであり、バラードmomentであってもそれは1つのアクセントとして問題ない印象でした。
しかし、今回は3曲しか持ち時間がないので初めて見た人はQ-pitchというグループがどういうグループなのかしっかり伝わっているのか疑問です。
新曲なので当然セトリに入ってくるのは分かっているのですが、そもそも方向性を変えた新曲をリリースするのは夏の大型フェスが終わったあとにやればいいのであって、このタイミングでの変化は間違っているというのが自分の見解です。
Q-pitchはアイドル横丁1番地でやれるだけの実力がある
アイドル横丁夏祭りのセンターステージといえば横丁1番地です。そのため1番地に見たいアイドルも多く出演していたこともあって横丁1番地のステージを多く見ていました。
そこで感じたことはQ-pitchはすでに横丁1番地でステージができるだけのパフォーマンス能力を持っているということです。
1番地でやっているアイドルもQ-pitchもほとんど変わらないんですよ。あとは好みの問題とか、知名度の問題とか、動員力の問題とか、単純なパフォーマンス能力とは違ったところで1番地に立てるかどうかが決まっています。
だから、自分たちは実力が足りないから1番地に立てないんだというのは違うし、逆にダンスのレベルを上げたり歌唱力を上げれば1番地に立てるというのも違うということです。
僕もいろんなアイドルについて文章を書いているので「お前全然アイドルについて詳しくないくせによく書けるな」とか言われるわけですよ。もちろんある程度のアイドル全般の知識は必要なのは当然として、ここ数年アイドルをいろいろ見てきて痛感したのはアイドルについての詳しさを追求してはダメなんだということです。
なぜなら、すべてのアイドルに関して毎日通っているヲタクより精通することは不可能だからです。経済的にも時間的にも限界があります。どれだけがんばっても上には上がいるという現実して見えてこないわけです。
メディア露出が少ない地下アイドルにとってライブをがんばるというのは当たり前のこと。
じゃあ、ライブ以外に何をすればいいのかっていう答えはありません。それが分かればみんなやっています。
ここで言いたいのは答えではなく、Q-pitchはすでにレベルの高いグループになってきているんだから自信を持ってほしいということと、ダンスや歌のレベルをもっと上げれば人気が出て1番地に立てるという発想は幻想にすぎないということです。
Q-pitch榎本あやせ握手会
握手会レポートです。
【7/4 Qとpitchステーション】
大阪☆春夏秋冬について一般人には通じないヲタク用語をまじえながら語る榎本あやせ。#Qpitch #キューピッチ #榎本あやせ pic.twitter.com/Z3VgcJXqzF— ハヤケン@心屋認定カウンセラー (@hayaken80) 2018年7月4日
Q-pitch田山せかい握手会
握手会レポートです。
すでに日焼けしたん笑
本当に早いーーーーー!!!16:45〜4番地で待ってます!
みんなは今なにしてるー??😏 pic.twitter.com/9BHtDsrR4T
— Q-pitch 田山せかい (@Qpitch_sekai) 2018年7月8日
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