マイナンバーカードを作ると5,000円分のポイントがもらえるマイナポイント。
前回記事ではマイナンバーカードの作成方法からマイナポイントをもらうための流れを語りました。
今回は前回の作成方法の中で余計な行動をしてしまうと損をしてしまう可能性があるという話です。
5000円分のポイントをもらうために、それ以上の費用がかかってしまったら意味ないですよね。
そんな損をしないでマイナポイントをしっかりもらえる方法をお伝えします。
目次
マイナポイントで損してしまう人5選
顔写真の撮影
マイナンバーカードを作成するために顔写真の添付が必須となっています。
スマホやパソコンで画像を取り込んで添付する分には問題ないのですが、街中の証明写真機での撮影や郵送で申請をしようとしている人は要注意。
証明写真機で写真を撮るとだいたい800円ぐらいはかかりますよね。
そうするともう残りは4200円分しか残っていないじゃないですか。
割合でいうと16%です。
もちろんスマホもパソコンも持っていないという方はしょうがないのですが、スマホがあるならスマホで撮ろうよって話です。
細かい話ですけど、こういう細かい経費は見ておかないと5000円なんてあっという間になくなってしまうので注意してください。
マイナンバーカードを取りに行く際の交通費
マイナンバーカードができると市区町村役場にカードを取りに行く必要があります。
これクレジットカードみたいに本人受取限定の郵送で送ってくれればいいんですが、マイナンバーカードの場合は必ず本人が取りに行かなければいけません。
そうなると高齢の方は交通費をかけて役所に取くという方もいるでしょう。
バスぐらいまだいいとしてもタクシー使ったら5000円なんてすぐになくなってしまいます。
若い方であったとしても役所に取りにいくためには会社を休まなければいけない方もいると思います。
5000円ゲットするために仕事の半休取るとなったら、なんか有給休暇使うのはもったいないなと思ってしまいます。
特にマイナポイントの窓口が混雑することが予想される今後は手続きに時間がかかります。
当然その分は仕事もお休みしないといけないとなると、5,000円のため交通費や仕事を休んだ分で5,000円を超えてしまうことはないか。
その点をよく考えておかないと逆に損してしまう可能性もあります。
パソコンで予約する際のICカードリーダー
マイナンバーカードを作ると次にマイキーIDというIDを取得する必要があります。
スマホで取得しようとする方が一番多いかもしれませんが、対応機種の少なさ、アプリの読み取り能力の低さなどからスマホを持っていても登録ができない可能性があります。
スマホがダメならばということでパソコンでの入力を試みるわけですが、パソコンでの申請にはICカードリーダーが必要となります。
このICカードリーダーをすでに持っているという方はパソコンでの申請を試してみましょう。
もしICカードリーダーを持っていてこれから購入するという方はちょっと待った!
カードリーダーはだいたい2000円はします。
5,000円もらうために2000円の出費は痛いですよ。
スマホやパソコンでの申請ができない方も申請方法はあるのでカードリーダーの購入は控えたほうがいいと思います。
全国の携帯ショップ、銀行、家電量販店、イオンなどでも登録できる端末があります。そういった専用端末を利用すれば登録できるのでポイントを得るための出費はなるべく控えるように心がけるようにしましょう。
暗証番号3回入力ミスでロック
マイキーIDの取得の際にはマイナンバーカードを作成する際に設定した4桁の暗証番号を入力することになります。
暗証番号覚えていますか?
暗証番号は3回間違えてしまうとロックがかかってしまうんです。
ロックを解除するためには役所の窓口に行かなければいけないというのが面倒ですね。
特別定額給付金の際に窓口が混雑した理由は、この暗証番号を間違えてしまった人が続出したからなんです。
もちろん間違えようと思って間違えたわけじゃないんでしょうが、間違えるとロックしてしまうということは頭に入れておきましょう。
暗証番号の再設定をするために役所に行かなければいけないということは、役所に行くための交通費も必要ですし、会社を休んだことによる損失も加味するとマイナスも大きいわけです。
このことからもこれからマイナンバーカードを作る人は暗証番号はメモしておいたほうがいいですね。
キャッシュレス決済サービスの付与単価
キャッシュレスサービスを決定する際に必ずチェックしなければいけないのは付与単価です。
楽天Edyの場合は付与単価が1円となっているので買い物やチャージ1円に対してポイントの対象になっていきます。
当然、1円未満の端数は切り捨てになってしまうので、1円が最強というわけではないのですが1円単位ならば文句はないでしょう。
ですが、dポイントのように4円単位となっています。
一気に20,000円分使ってしまう人には考える必要もないことですが、少しずつ刻んでいく人は無駄な買い物をしないで済むようになるべく付与単位が低いものを選びましょう。
付与単位が大きいほど損してしまう可能性が高くなります。
まとめ
以上の5つが損してしまう代表的な例です。
どれも1つずつを見れば細かい話ですからたいした費用ではありません。
ですが、もらえるマイナポイントも5,000円であることを考えると、こういう経費も考えておかないと5,000円なんてすぐになくなってしまいます。
逆に言えばここさえ気を付ければマイナポイントは得にしかなりません。
今回挙げたポイントに注意しながらマイナポイント5,000円分をしっかりゲットしましょう。
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