7月1日からマイナポイントの申込が始まりました。
メディアでも告知されたことで先着4,000万人限定のマイナポイントを作って25%還元を受けようとしたため公式サイトがパンクしてしまう事態に陥りました。
今ではサイトも落ち着いて通常通り見ることができますが、申込スタートから様々なトラブルが報告されています。
その解決方法はHPに公開されているのですが、見ただけではなかなか分かりにくいと思うので分かりやすく解説していきます。
目次
マイナポイント予約・申込でのトラブル解決
「決済サービスID」と「セキュリティコード」が分からない
マイナポイント専用のアプリ(ウサギのマークのアプリ)から決済サービスを選んで、申込をしようとすると「決済サービスID」と「セキュリティコード」を求められます。
決済サービスIDとセキュリティコードってなんやねん(。´・ω・)?
と思うわけですが、IDとコードは各決済事業者によって決められています。
(ちなみに決済事業者とは、PayPayやSuicaといったサービスを運営している事業者のことです)
マイナポイントのHPで「対象となる決済サービス」から「Edy」を選択した場合の画面がこれ。
「申込方法」の欄に「決済サービスID」と「セキュリティコード」という欄があります。
この欄でIDとコードを確認してから申し込みを行う必要があります。
申込を行う前に必ずチェックしておきましょう。
決済サービスを変更したい
各サービスが独自のポイントを付けてくるようになりました。
WAONであればプラス2000ポイントのボーナスがついてくるので20,000円の利用で7,000円分の還元を受けることができます。
またPayPayはペイペイジャンボという宝くじ企画を始めました。
10名には100万円相当のボーナスが当たるキャンペーンなど実質的なポイント還元率を比較して決めたくなりますね。
しかし、マイナポイントの決済サービスは一度決定すると変更することができないんです。
かろうじて当日中であれば取消をして再設定をすることができます。
利用者マイページからマイナンバーカードを使ってログインして再設定ができます。
注意点としては当日限定であること、当日中であっても申込方法によっては変更できないということです。
具体的にどういう申込方法なら大丈夫なのかは公開されていませんが、マイナポイントのアプリから登録しておくのが無難でしょう。
必ず取消ができるとも限らないですし、マイナンバーカードも読み取れないリスクも考えると変更はできないものと考えて決めたほうがよさそうです。
「楽天カード」「楽天pay」の申込
楽天カードを持っている人はかなり多いですし、楽天payは実質還元率を26.5%にできるなど還元率的にも魅力的な決済サービスですが、うまく登録ができないという意見が出ているようです。
これは決済サービスの画面で見ると理由が分かります。
申込方法を見るとiPhoneとAndroidの「決済サービスアプリ」からの登録が求められています。
つまり、対応機種のスマホを持っている人じゃないと登録できないということです。
通常であれば街中の手続きスポットでの登録も視野に入れるところですが、この二つのサービスは対応機種のスマホからしか登録ができないので、対応機種のスマホを持っていない人は諦めるしかありません。
ポイントが付与されていない
申込をして早速マイナポイントをゲット!
と思ったのになかなか付与されない(´・ω・`)
と不思議に思った方もいるかもしれませんが、今やっているのはあくまでも申込だけなんです。
申込をして登録した決済サービスを使って9月以降にチャージやお買い物をすると付与されるというのがマイナポイントなので焦ってチャージや買い物をしないように気をつけましょう。
決済サービスが検索結果に表示されない
「対象となる決済サービス」の一覧を見ると間違いなく登録したいサービスが登録されている。
それなのに申込に進むと検索結果に表示されない。
この問題は申込方法の欄をよく見ると分かります。
例えば、これはエポスカードの詳細ですが、申込開始が8月1日になっています。
つまり、各サービスによって申込開始日が違うっていうことなんです。
だから、登録されているはずなのに検索結果に表示されないという方は、自分が登録したいサービスの詳細を確認してみましょう。
そうするとだいたい申込開始日がまだきていないというのが答えだと思います。
事前の手続きってなに?
マイナポイントに決済サービスを登録しようとすると事前登録を求められるケースがあります。
これはマイナポイントがその名の通りポイント還元なのに、ポイント機能を持っていない決済サービスがあるからです。
現金還元はできないのでポイント還元をするために、まず事前に登録をすることでポイントを還元できるようにするわけです。
『事前登録が必要な決済サービス一覧』
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/doc/service_entry.pdf
上記の一覧に該当するサービスを選択する場合は事前登録が必要となります。
登録前に一度確認しておきましょう。
スマホの対応機種が分からない
自分のスマホは対応しているのだろうか?
と疑問に思った方は対応機種一覧から確認することができます。
『マイナポイントアプリに対応した機種』
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/doc/nfclist.pdf
ちなみに自分の持っているギャラクシーは非対応だったため登録できません。
パソコン用のICカードリーダーも持っていないため街中の手続きスポットで登録することになります。
近々、近所の郵便局で申し込みをしてこようと思います。
スマホでマイナンバーカードを読み取れない
最後にスマホはちゃんと対応機種なのにスマホがマイナンバーカードを読み取ってくれないという問題です。
これ結構多いようでアプリのレビューを見ると多くのコメントが寄せられていました。
画像にも書いてありますが、マイナンバーカードを読み取って暗証番号入力に移った段階ですぐにスマホからマイナンバーカードを離してしまうとエラーになってしまいます。
スマホが読み取っただけで安心せずに暗証番号入力が終わるまでマイナンバーカードは離さないようにしてください。
多くの場合がここを意識すると解決するようです。
それでもダメな場合はHP記載の注意点である机が金属とか、機種ごとの正しいセット方法などを確認してみてください。
まとめ
以上がホームページに公開されているトラブル解決方法の解説です。
今後もトラブルの解決方法は更新されていくと思うので、更新されたら動画やブログで解説していきますね。
解決しない場合はコールセンターに問い合わせをするのが一番ですが、なかなか問い合わせをする時間も取れないという方はこの記事がお役に立てたんじゃないかと思っています。
一度登録すると変更ができない仕組みになっているので、申し込みには十分注意して操作してくださいね。
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