12月9日FNS歌謡祭第2夜に元欅坂46の平手友梨奈がソロでは初となるオリジナル楽曲で『ダンスの理由』を披露しました。
しかも作曲者のところに「平手友梨奈」の文字が入っていたことも大きなサプライズでした。
初のソロ楽曲、初の作曲などファンとしては待ちに待った作品となる『ダンスの理由』について見ていきましょう。
作曲 平手友梨奈という衝撃
【 シュガシュガ #15 放送終了】
今回は…
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FNS歌謡祭といえば平井堅とコラボした『ノンフィクション』の記憶が鮮明に残っているので、今回もコラボかと思っていたらオリジナル楽曲披露というサプライズには驚きました。
『ダンスの理由』は『不協和音』『ガラスを割れ!』のような激しい楽曲で、バックダンサーを従えて踊る姿は、さながらマイケル・ジャクソンのようなかっこよさでした。
ただ欅坂46時代も激しい楽曲のときは倒れてしまうこともあったので、体力的な面では心配はあります。
MV出演やTV番組といった企画物で踊ることはあっても『ダンスの理由』ほど激しさはありません。
休み明けの楽曲であることを考えると体への負担は大きなものです。
しかし、これまでと決定的に違うのは作曲に平手友梨奈が関わっていることです。
平手が制作にまで関わったことで欅坂46のときに盛んに言われていた「運営による酷使」も捉え方が変わってくると考えます。
平手が精神的に不安定になってもケガをしてもセンターから代えなかったことが平手を消耗させたと考えられてきましたが、作曲未経験の平手が作曲するとなれば秋元さんや他の作曲家さんたちも平手の意向を聞きながら制作したはずです。
ということは、少なくとも今回の『ダンスの理由』については、運営による押し付けのようなものではなく、平手自身が望んだ形が表現されているものということになります。
このブログでは以前の記事でも、
センターに立つと最終的に決めたのは平手自身なのに、まるで平手が運営の操り人形のように捉えてしまうのは平手の主体性を否定してしまうことになるのではないか
と述べてきました。
もちろんファンの方の発言には平手への愛が根源にあるのでしょうから、すべてを否定するつもりはないのですが、精神的に大人な子なのにあまり子供扱いしてしまうのは失礼にあたるのではないかなと思っています。
このような捉え方にしても受け手の勝手な解釈と言われればそれまでです。
ですが、今回の『ダンスの理由』では平手が楽曲制作に加わったことで平手を中心にして作られた楽曲と考えれば、いま一番表現したいことが『ダンスの理由』に詰め込まれているいます。
自ら体力的にきつい曲を選択するあたりはいかにも平手らしいですね。
それでも踊り続けるという決意表明とも取れる『ダンスの理由』の歌詞は、櫻坂46時代の苦難を乗り越え精神的に成長した証です。
つらかった日々も今の成長に繋がったと思えば欅坂46での時間をあまり消耗してしまった時間とばかり捉えてしまうのも違うのではないでしょうか。
ソロ活動への期待と不安
欅坂46脱退以降、しばらくの沈黙期間を経て活動再開してからは女優業とモデル業が中心でした。
そのためダンスレッスンをしていたとしても欅坂46時代と比べれば体力的には落ちているはずです。
それなのに『ダンスの理由』のような激しい楽曲を持っていたのだから体が耐えられるのか心配になってしまいます。
今後のソロ活動においても体力的、精神的にもどれだけ安定して保てるかがカギになります。
グループ活動であれば体調不良のときは代わりのメンバーが穴を埋めてくれました。
しかし、ソロとなれば即イベントは中止です。
影響力のある子だけにネガティブな情報も大きく報じられてしまう危険性があるということです。
イベント当日に精神的な問題で出られないという可能性はチケットを購入するも頭に入れておいたほうがよさそうですね。
こういったリスクを考慮したとしても持っている才能は他に類を見ないほど素晴らしい子なので、やっぱりソロツアーを見てみたい。
運営としてはライブイベントはリスクを感じると思いますが、ぜひ勇気を持ってやってもらいたいと思います。
パルコのような曲でも十分表現できる子なので、今後は激しいダンスに限らずいろんな表現を見せてくれることを期待しています。
まとめ
2019年の紅白歌合戦で見せた『不協和音』から早いものでもうすぐ1年が経とうとしています。
あれから1年、今度はソロとして見ることができていると思うと感慨深いですね。
過去の自分を許すことが今の自分を肯定することにもなる。
そんな気がします。
FNS歌謡祭はいいものを見せてもらいました。
次に見られるのはいつなのかな。楽しみに待っています。
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