毎日夜遅くまで仕事をして、また朝早く出勤をする。
そんな仕事漬けの日々を送っていると
自分はいったい何のために働いているんだろう
と疑問に思ってしまいますね。
それはもう明らかにがんばりすぎで
心がSOSを発している証拠なので
できれば休養が必要なのですが
休みたくても休めないから困っているんだ
そんな声が聞こえてきそうです。
心も体も疲れてしまった。
でも休みたくても休めない。
こういったがんばりすぎてしまうあなたにこそお伝えしたいことがあります。
会社にいるだけで価値がある
心の疲れというのはいろんなパターンがあって
プレッシャー、人間関係、仕事内容など
さまざまな要因で神経は消耗していきます。
こういった会社とは多くのストレスがかかる場所である
というのを理解した上で心理カウンセラーの心屋仁之助さんは
「存在給」といった言葉で「がんばらなくていい」と言ってくれます。
存在給という言葉は心屋仁之助さんを知らない方には馴染みのない言葉だと思うので解説すると。
存在給とは、
もしあなたが会社に何の貢献もできなくなってしまったら
いくらのお給料をもらうことができるか。
存在するだけで発生する価値です。
貢献できない人はお金をもらう価値がないと考えますか?
たしかに分かります。
普通は会社の利益に貢献して初めて価値があって
お給料をもらえると考えるからです。
でも専業主婦はお金をもらってないですが
価値がないとは思わないですよ。
ご飯を作ったり、洗濯をしたり、学校の役員になったり
会社に勤めていないだけでやることはあります。
お金をもらえる=価値がある
お金をもらっていない=価値がない
という発想から離れないと誤った見方をしてしまいます。
存在しているだけで価値があるのだから
専業主婦は当然として、寝たきりの人にも存在給は発生します。
いきなり言われてもすぐには理解できない発想ですが
とりあえず存在給っていうものがあるんだなと押さえてください。
がんばらなくていい
がんばっていないと思う人が自分より高い給料をもらっていると納得できない気持ちになるのは分かります。
でも、毎日がんばってがんばって自分よりがんばっていない人にイライラして、他人に迷惑をかけないように必死に生きている。
そんな人生って疲れませんか?
いいじゃないですか。
他人に迷惑をかけて怒られて気分が最悪のときも
あなたには存在給があるんです。
会社にいて、存在するだけで、十分給料をもらうだけの価値はあります。
とはいえ、実際に会社で仕事をしないでボーっとしてたらクビになります(笑)
だから、本当に何もしなくていいっていうことじゃなく
がんばりすぎの人はこれぐらい気楽な発想もありますよ
という考え方を伝えたいんです。
ミスをしたって採用したやつが悪いぐらいの心の余裕があって、がんばりすぎの人はちょうどいい。
だってあなたには存在給があるのだから。
もっと気楽に
もっと適当に
もっとがんばらないで
肩の力を抜いているぐらいのほうが周りからすると居心地がいいんです。
こんな発想で仕事をしてみてください。
意外と評価が上がって給料アップしちゃうかもしれません。
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