3月13日(日)に初めてSTARDOMの試合を見に行ってきました。
後楽園ホールはそんなに広くないので5000円の席でも十分見えるだろうということでスタンド席を購入。
会場に入ってみるとスタンドK列でも結構近くて満足行く席でした。
しかも高さがあるのでコーナーポストが邪魔にならないのがよかったです。
それでは試合を振り返ってみましょう。
目次
ウナギ・サヤカVS桜井まい
コズミックエンジェルズを抜けてDDM入りした桜井まい。
コズエンとしては因縁の相手となる桜井を相手にウナギ・サヤカがどういう戦いをするのかに注目していました。
コズエンは月山が桜井を倒してくれるのが一番だったわけですが、月山はスターダム最弱なので月山では桜井を倒せなかった。
これで今回のウナギまで桜井に負けてしまうとマズイ展開だなと思ってましたが、実力の違いを見せつけて最後は城門突破で勝利。
1年前の七番勝負では全敗するなど実力不足の感が否めなかったですが、今では桜井クラスなら格上といえるレベルにまで成長したんですね。
一方の桜井はもう少し粘ってほしいところでした。
桜井の技といえばSTFやダイビングエルボーぐらいなのであまり見どころもなく試合が終わってしまいました。
この2人は試合後のマイクではこんな言い争いが展開されました。
桜井『私は押し付けられるのが大嫌いなんだよ!コズエンという小さな世界で吠えてろよ!』
ウナギ『私は感謝のないやつと誰かのせいにするやつが大嫌いなんだよ。あと外野でギャーギャー関係ない、顔も出さずに言ってるやつらが一番大嫌いだけどな!』#STARDOM pic.twitter.com/Htb1MWM1l7
? スターダム?STARDOM (@wwr_stardom) March 13, 2022
その後もTwitterでバトルは続きます。
真面目ってことが馬鹿にされたって思ってる時点で
お前はまだまだ勝って生き残れないな????
そーゆうとこだよ。
人間として勝負するなら尚更????っていうか
うなこそ最も真面目な人間だと
思うけど? https://t.co/alg3bJWQ1Z? ウナギ・サヤカ?????? (@unapi0902) March 13, 2022
桜井はもともとジュリア推しで、なんでコズエンに入ったか分からないぐらいだったのに、あえて桜井はコズエン入りを選んだわけです。
コズエンは踊るユニットだということも分かっていたでしょう。
それなのにコズエン入りを決めたのは桜井自身じゃなかったのか。
DDMに行きたいというなら行けばいい。
結局どういう決断をするにしてもその決断の責任は桜井自身にあるわけです。
それなのに押し付けられるのは嫌いとかコズエン批判をするのは違うのではないでしょうか。
桜井が弱いのはコズエンが原因じゃなくて桜井自身の問題だと考えれば、自分はウナギ・サヤカの主張である『私は感謝のないやつと誰かのせいにするやつが大嫌いなんだよ。』という言葉を支持したいと思います。
天咲光由・AZM VS 中野たむ・月山和香
QQに加入した天咲光由デビュー3戦目で中野たむとの戦いです。
デビュー戦で林下詩美、2戦目でスターライトキッド、3戦目が中野たむという顔ぶれを見るだけでも団体がどれだけ彼女に期待しているかが分かります。
ゴングから天咲VSたむの戦いになりましたが、天咲の攻撃が全く効かないシーンも多く天咲としては厳しい時間が続きます。
まだパワー不足なところも課題ですがドロップキック1つにしても相手に刺さるようなキックではなく、その場で縦方向に飛んでいるので相手に力が伝わっていない印象でした。
まぁデビュー3戦目なのでそれもしょうがないというか、3戦目にしてはよくやっているほうだと思います。
天咲が入場してきたときのカメラのシャッター音の大きさはファンの注目度の高さを示していました。
しばらくヤラれたあとAZMにタッチして再びタッチが戻ってくることなく試合が終わってしまったのはなんとも残念。
AZMもそこはもうちょっと分かってくれていると思ったんですが・・・
それでも開脚式変形ペディグリーやスペースローリングエルボーなど持ち技は見せてくれたのがせめてもの救いでした。
過去3戦の天咲光由の試合を見ると注目されているのは、若さ、ルックスといった部分の要素が多いと思いますが、関節技で先輩レスラーを追い詰めるシーンも見られるのでバランスのいい選手といった印象です。
今回のように初めてのタッグマッチでAZMが戦っているときにどのタイミングで入っていくのか掴めない様子でした。
そこも経験が解消してくれると思うので今は何事も経験ですね。
Twitterのフォロワー1万人、ポートレートは売り切れと早くも期待値はかなり高いですが、プレッシャーに押しつぶされることなくがんばってほしいと思います。
大江戸隊 VS STARS 10人タッグマッチ
大江戸隊はスターライトキッド、渡辺桃、鹿島沙希、流悪夏、吏南。
STARSは岩谷麻優、葉月、コグマ、飯田沙耶、羽南の10人タッグマッチです。
岩谷とキッちゃんを中心に見たかった自分としては一人あたりの時間が減ってしまう10人タッグは残念でしたが、初めての観戦ですから見られるだけでよしとします。
最初に仕掛けたのは大江戸隊でしばらくの間、飯田が捕まります。
復帰してまもないというのもありますがちょっと捕まりすぎ。
FWC(葉月&コグマ)の2人の場合、相手に流れがいく前に反撃して自分に流れを引き戻せるんです。
そういう試合運びのうまさが現在のゴッデスチャンピオンでいられる理由なんだろうなと思います。
もちろん流れを引き戻すのも実力がなければできないので、飯田とFWCの決定的な違いが見えた試合でした。
試合中盤、羽南と吏南の姉妹対決になっているとき羽南が吏南に決めた技を2カウントで吏南が返したのにリングアナ渡瀬結月がゴングを鳴らしてしまい試合が一瞬止まるというハプニングがありました。
本日のスターダム・後楽園ホールの試合にて、間違えてゴングを鳴らしてしまったことにつきまして、本当に申し訳ありませんでした。。
反省し、次からこのような事が起こらないよう改善します...!!
今後ともよろしくお願い致します!
? 渡瀬 結月 (@Watase_Yuzuki) March 13, 2022
レフェリーがすぐに2カウントをアピールして試合は続行。
ただ間違えたのが大江戸隊というのがマズかった・・・
即セコンドのナツコが渡瀬ちゃんへクレームを入れてかなり詰められてましたw
その後も岩谷に3カウント入ってたんじゃないかと確認が入ったり、試合終了後にキッちゃんに「あれはあいつのミスだからな!」とミスを強調されたり散々いじられてました。
大反省しないと大江戸隊の雑用係にすんぞ??????????#SLK#OEDotai#STARDOM https://t.co/FEMR5yM4W7
? スターダム??スターライト・キッド???? (@StarLight_Kid11) March 13, 2022
まぁこれはこれで会場で見ていておもしろかったですよ。
試合はその後、大江戸隊がうまい連携を見せて試合を有利に進め吏南が羽南から3カウントを取って勝利。
大江戸隊はヒールユニットではありますが、吏南と羽南はフューチャーのベルトを賭けて戦うことになっているので、ここで吏南が羽南から3カウントを取れば勢いづくだろうというお姉さん方の優しさを感じる展開でした。
タッグマッチとはいえ最近では吏南が羽南から勝つケースが増えてきているので、フューチャーのベルトも取っちゃうんじゃないかなと期待しています。
それぞれ見せ場があっておもしろい試合ではあったんですが、岩谷に一度もタッチが回らなかったのは残念すぎる。
人気選手なんだから一回ぐらいタッチを回す配慮がほしいところでした。
まぁこれもプロレスってことでしょうがないのかな。
そして念願のキッちゃんをようやく見ることができましたよ。
150㎝と小柄な体型で大柄な選手とやりあえるのはなぜだろうと思っていたんですが、スピードが速いのは当然として驚いたのは技の正確性。
それこそレディCとか体格的に上回る選手よりもキッちゃんの技のほうが重いように見えます。
ウエイトトレーニングで体を大きくしたことに加え、キッズ時代からAZMと切磋琢磨しながら磨いてきた技の正確性というのはスターダムの中でもナンバー1じゃないでしょうか。
10人タッグだったので出番はわずかでしたが、最後のマイクでもバッチリアピールしていたし今では大江戸隊の中心選手ですからね。
まぁSTARSのキラキラ系スターライトキッドも見てみたい気持ちは今でもあるんですけど、大江戸隊のメンバーとも仲が良さそうで楽しそうにやってるキッちゃんを見てると大江戸隊行ってよかったんだと思いますよ。
また何年後かに1周回って正規軍ていうのもありだとも思うんで、大江戸隊で存分に暴れてもらいましょう。
アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 舞華・ひめか・なつぽいVS林下詩美・上谷沙弥・レディC
アーティストのベルトは舞ひめぽいの独壇場で、この3人に勝てる3人組タッグっていないんじゃなかなというぐらいの3人です。
舞ひめぽいに対するのはQQの3人。
QQはシングルでは強いんですがタッグでの連携となるとイマイチで、特にレディCがいるとなると最終的にはレディCが負けて終わりというのが想像つきます。
試合が始まるとなつぽいがしばらく捕まります。
これはいつものパターンではあるんですが、驚いたのは結構レディCががんばってるんですよ。
なつぽいとの対戦でも正直スピードについていけないだろうなと思っていたんですが、完全に流れは持っていかれることはありませんでした。
舞華、ひめかとのパワー勝負でも健闘していたので本人としてもタイトルに対する強い想いがあったんだと思います。
逆に詩美は先月体調不良で4キロ体重が落ちて見るからに細くなりました。
スピードで勝負する選手ならいいと思うんですが、詩美のようにパワー勝負の選手はあまり減量しすぎるとパワー勝負で勝てなくなると思うので体調が戻ったんならウエイトをもう一度元に戻してもいいんじゃないでしょうか。
昨年末に赤いベルトを失って、今年に入ってからの戦いを見てると悪くはないにしても2021年プロレス大賞を獲得した絶対王者という強さは影をひそめている気がするので、上谷との白いベルトを巡る争いでどういった戦いをしてくれるかに注目しています。
舞華、ひめかは絶対に当たり負けしない体の強さは生で見ると迫力ありますね。
詩美と上谷を同時にアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げるひめか。
雪崩式ブレーンバスターを決める舞華。
こういう一撃で試合展開を変えられる強さがある反面、レディCのがんばりに試合の流れを持っていかれてるシーンも目立ったので試合運びのうまさがもうちょっとでも加わればシングルでタイトル取れるぐらいの実力はあるはず。
試合は予想通りレディCが負けましたが、結果は予想通りとはいえ十分見せ場は作ってくれたので現場で見ていた自分としては楽しめた試合でした。
次はコズエンですか。
個人的にはコズエンに勝ってほしいんですけど、舞ひめぽいの牙城はかなり崩せないと思うのでなかなか厳しいかな。
まとめ
後楽園ホールは距離も近くて高さもあってめっちゃ見やすかったです。
あの席で5000円なら十分ですよ。
もちろん大きな会場ほどビッグマッチはないでしょうが、そこさえ飲み込めば後楽園ホールが一番ですね。
この試合観戦後すぐに4月29日のシンデレラトーナメント決勝が行われる大田区総合体育館のチケットを買ってしまったので、しばらくスターダム熱は冷めそうにありません。
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