第16回WBSC世界女子ソフトボール大会日本代表にレジェンドと言われる山田恵理選手が登場します。
数々の記録を塗り替えてきた山田恵理選手が今回の大会でどれほど活躍するのか楽しみですね。そんな山田恵理選手はどんな選手なのかを紹介します。
山田恵理のプロフィール
出典:日立ソフトボール公式サイト http://www.hitachi.co.jp/Div/soft/SOFTBALL/team/current/yamada.html
生年月日:1984.3.8
身長:165cm
ポジション:外野手(左投左打)
出身地:神奈川
出身校:厚木商業高(神奈川)
所属:(株)日立製作所 サービスプラットフォーム事業本部
IoT・クラウドサービス事業部 フローマネジメント本部
システム&データアプリケーション部
あだ名:女イチロー
好きな歌手:西野カナ、GENERATIONS、LDHグループ
座右の銘:しゃかりき!
時計:時計集め、サングラス・メガネ集め、一眼レフ
山田恵理はルーキーイヤーからタイトル独占
【上野由岐子×山田恵里】
7月24日(火)に発売のソフトボール・マガジン9月号は『世界選手権直前特集』。巻頭カラーには上野由岐子選手(ビックカメラ高崎)、山田恵里選手(日立)にご登場いただきました。本誌初となる二人の対談、ぜひご一読ください!#上野由岐子#山田恵里#世界ソフト pic.twitter.com/gHopwEZZS6
— ソフトボール・マガジン(毎月24日発売) (@softballmag) 2018年7月23日
中学生までは男子と一緒に野球部に所属し1番バッターとして活躍していましたが、高校になると男子と女子の体格差も大きくなることから女子では甲子園に出場できないことを知り高校からソフトボールを始めます。野球を小学校1年から9年も続けてきて辞めてしまうことに本人自身ももったいないなという思いがあった中で、当時の山田恵理選手はソフトボールというと女子のお遊び程度のスポーツという感覚だったと言います。しかし、実際にソフトボールを見るとスピード感や迫力に衝撃を受けソフトボールにのめり込んでいくのです。
高校時代はインターハイ連覇を果たしソフトボール界では山田恵理の名前を知らない人はいないほど有名な選手になっていました。高校を卒業すると進学はせず、日立製作所に入社。高校から社会人になるときからすごい選手が入ってくると話題になっていた選手だったといいます。
ルーキ―イヤーとなる2002年から日本リーグ1部 新人賞(野手部門)、日本リーグ1部 本塁打王、日本リーグ1部 打点王、日本リーグ1部 ベストナイン賞(外野手)と圧倒的な記録を残すのだからすごいことです。
女子ソフトボールがオリンピック競技から一度除外されることになる最後のオリンピックとなる北京オリンピックでのアメリカ戦で放ったホームランは今でも覚えている方も多いのではないでしょうか。
山田恵理は結婚している?
Twitterアカウント(@yamadaeri19)も持っている山田恵理ではありますが、発信される内容のほとんどはソフトボールに関する内容なのでプライベート情報というのはあまりありません。
結婚しているという情報もないので現在は東京オリンピックに向けてソフトボール漬けの毎日を送っているためプライベートでの男性との交友はなさそうです。
プロの女性アスリートの場合は、結婚は引退してからと考えている人が多いのかもしれません。
山田恵理のバッティング理論
女イチローと言われるほどの天性のバットコントロールが特長の山田恵理選手のため感性タイプのように思われがちですが、配球を1球1球読んでいくタイプであると語っています。
山田「私は配球を読みます。例えば、相手の心理状態とか、投手、捕手でどちらが主導権を握っているとか、試合の中でどのボールが調子いいとか、観察しながら打っている。そういう観察力はあるのかな。あとは打てないと思うところがない。内外、高低、苦手なところがないと思っています」
鈴木「苦手なところがないなんて普通、言えない(笑)。僕も弱点はあるし、データで弱いところが出る。打てる打てないではなく、それだけバットコントロールで対応できるということだと思う」
出典:「超二流でいい」― “神走塁”鈴木尚広が東京五輪目指す女イチローに持論 http://news.livedoor.com/article/detail/13056488/
長年日本のトップ選手として活躍して山田恵理選手だから説得力のある言葉ですね。内外、高低どこにも苦手なところがないなんてそうそう言えることではありません。言い方を変えればあとは配球さえ読めてしまえばヒットを打てる自信がある。だから通算打率で0.391という驚異的な打率を残すことができるわけです。
この対談が行われたのは2017年の5月の話なのでわずか1年前です。当時33歳だった山田恵理選手ですが、技術的に衰えを感じることがなく、体力が落ちたとしてもまだまだ技術力でカバーできるだけの自信を感じさせます。
ソフトボール選手の大きな目標である2020年東京オリンピックが一つの集大成という位置づけで、今は東京オリンピックまでのことしか考えられないということで、「その後のことは考えていない」と語り、思うように成績が出なくなったら辞めると引き際についても美学を語っています。
【関連記事】
最近のコメント