イタリア製高級寝具マニフレックスを使い始めてもう5年になります。池袋駅前の東武百貨店の寝具コーナーで見つけて以降使っていますが、今ではマットレスと枕が寝るときの欠かせないアイテムになっていてマニフレックス以外は考えられません。
今回は実際にマニフレックスの寝具を使用しての感想や起きたときに毎回感じていた首・腰の痛みが改善された点についてお話をしていきます。
目次
めまいと腰痛から始まった
そもそもなぜ高級寝具を購入しようと思ったのかというと10年前にカナダに1か月ほど滞在していたときに強烈なめまいを起こすようになってしまいました。
近所のクリニックで見てもらうと鼓膜に腫れが見られるとのことで薬をもらってきてなんとか過ごしていたのですが、電車に乗っても1駅で酔ってしまう、車に乗ってもすぐに気持ち悪くなってしまうといった状態で観光どころじゃなかったのを覚えています。
原因は急激な気温の変化や環境の変化によるもの。そして飛行機に長時間乗っていたことによる気圧の変化などがあるようでつらいものでした。
なんとか帰国するときには症状も改善して日本に帰って来る時の飛行機は大丈夫だったわけですが、こういった症状が季節の変わり目になると定期的に発症するようになってしまったんです。春と秋の気温が急激に変化する時期になると乗り物に乗るとすぐに酔ってしまって仕事をするのもままならない状態です。
耳鼻科に行って検査をしても特定の原因は分からず、薬をもらってなんとかしのいでいるうちに季節に体が慣れてきて症状も落ち着くというのを繰り返していました。
そこで自分なりにめまいについて調べていると
・カフェインをなるべくとらないこと
・規則正しい生活を心がけること
といった基本的なことに加えて、
・首や肩の凝り
もめまいに影響を与えていることが分かりました。首や肩の凝りが神経を圧迫してめまいであったり頭痛の原因になっているんです。
さらに、慢性的な腰痛も抱えていて朝起きると体が反っていたせいか腰がめっちゃ痛い。横になって時点で腰が反っているのが分かって、これ起きたら痛くなるだろうなと思って寝たらやっぱり痛いの連続でした。
マニフレックスとの出会い
首や肩凝りの症状は全然なかったので整体にいくとかそういう選択肢はもともとなくて朝起きたときに寝違えていたときの憂鬱な目覚めをまずはなんとかしたいなというのが一番でした。
そこで池袋駅前にある東武百貨店に寝具コーナーがあったのを覚えていたので特に目星をつけず東武へ。
ほとんど知識ゼロでエアウィーヴやテンピュールといった有名ブランドぐらいしか知らないで行きました。寝具フロアには各ブランドの寝具コーナーがいっぱいあったので1つ1つ確認しているとマニフレックスのコーナーにたどり着きます。
枕は『エア・トスカーナ』
枕で重視したのは仰向けで寝たときに首の隙間をしっかり埋めてくれること。
もともと頭の形が悪いこともあって頭の重さに寝ているとき首に負担がかかっている感覚があったんです。そのことが原因となって首が痛くなり、めまいを起こしている気がしてたんですよ。
店員の30代ぐらいの女性の方と話しながら決めた枕がこれ。
エア・トスカーナは真ん中がくぼんでいて上下に凸がある形状です。上下で高さが微妙に違って9㎝と10㎝の好きなほうを選ぶことができます。自分は高すぎないほうが好きなので9㎝のほうを使っています。
しっかりとした寝心地が特長のまくら『エアトスカーナ』?前後で9cmと10cmで高さが違うのが最大のポイント??1cmの違いでも全然寝心地が違います??まくらカバーのお洗濯の際はカバーのマニフレックスのタグと芯材保護カバー側のタグの向きを合わせると高さが揃いますよ??#マニフレックス pic.twitter.com/b50ZqlfVAH
— マニフレックス (@magniflex_JP) 2017年7月18日
購入すると専用のカバーもついてくるのでカバーを洗濯するのにも困らないのがいいですね。
頭をしっかりと固定してくれる枕がほしかったのでいい買い物ができました。
マットレスは『メッシュ・ウイング』
欲しかったものは枕だったので枕が買えれば十分だったわけですが腰痛もあってマットレスも気になるところ。
展示されているベッドに寝てみると高反発素材を使っていることもあって腰の反りもなく体のラインに沿って支えてくれていることが分かります。ただ問題は住んでいる家が和室のアパートなのでベッドじゃないんですよ。ベッドを置けるスペースがないので諦めようかと思ったら3つ折りタイプがあることを発見。
それがマニフレックスのメッシュウイング3つ折りタイプ。セミシングルで購入しましたが170㎝の自分でも十分使えています。床に直敷きも可能で使い終わったら畳んで収納することもできる。ソファーとしても椅子代わりにもなるので、これならいいかなと思って購入しちゃいました。
【マニフレックスの特長】私たちが寝ている間も身体は重力の影響を受けています??特に重い腰周りは1番負担が掛かります????だからこそ、寝具には体圧分散性が重要?マニフレックスは優れた体圧分散性で体のカーブに添って面で支え上げ、部分的に集中した圧を分散・軽減し快適な睡眠をお約束します?? pic.twitter.com/0Cn99Z5iaD
— マニフレックス (@magniflex_JP) 2018年10月14日
マニフレックスの特徴として体圧の分散性高いということ。体のカーブに密着するように支えてくれるので起きたときに体が痛くなることがないんです。
マニフレックスのメリットとデメリット
マニフレックスのメリット
マニフレックスの枕とマットレスを購入してからすでに5年が経過していますが、マニフレックスに変えてからめまいの症状や朝起きたときの腰痛の症状は出なくなりました。
もちろんマニフレックスにしたら必ず症状が改善することを保証するものではありません。それでも寝具が原因による体の不調はかなりの確率で軽減できるはずです。
マニフレックスを愛用している有名人でいうとサッカーの香川真司選手、プロ野球選手の山田哲人選手、騎手のミルコ・デムーロ騎手も愛用しています。
エアウィーヴも有名人を起用していますが、エアウィーブだとマットレスであれば6万円からがスタートです。その点、マニフレックスに関してはメッシュウイングが3万円前後と高級寝具にしては手の届きやすい価格帯になっています。
頭痛、肩こり、めまい、腰痛の改善効果があるということは当然疲労回復効果も高いということで、体圧の分散性も含めて購入するメリットも多いと思っていますし、実際に自分は購入したことを満足しています。
マニフレックスのデメリット
これまで使用してきたなかであえて注意点をあげるとすれば寝ているときの以外です。
というのも、先ほどお伝えしたように寝ているときの体圧分散性は優れている反面、立った状態でマットレスに乗るとものすごい沈み込みます。自分のように直敷きしていると畳まないで敷いたままにしていることもでてきます。そうするとついついマットレスの上を歩くときも出てくるのですが、沈み込むためバランスを崩しやすく危険です。
まぁさっさと畳めばいいんですけど、特にご年配の方だと転倒の危険性もあるので注意してください。
そして中には腰痛が悪化したという口コミも見かけます。
自分の場合は改善したくちなのでなぜ悪化してしまうんだろうと思っていたら、例えば体が軽すぎる人は体のラインに沿って支えてくれる状態にならずに体が浮いてしまう方もいるようです。
そうするとマニフレックスが持っている本来の能力を発揮できないわけです。この点についてはマニフレックス本体の問題というよりも体質に合う合わないの問題もあると思うので、できるだけ百貨店の寝具コーナーなどで実際に使用してみて感覚的に合うかを判断してほしいと思います。
とはいえ、展示コーナーで寝るわけにもいかないので感触を確かめる程度になってしまうのはしょうがないところです。
まとめ
めまい、肩こり、腰痛に悩んでいる方にぜひお伝えしたくて記事を書いてみました。高級寝具の中では手ごろな値段設定になってますし、長年使ったことで生じるへたりについても10年保証がついている点も自信の表れですね。
寝具を変えれば症状が改善するとお約束はできませんが、少なくとも寝心地がよくなってめまいや腰痛の症状は出ていないのでおすすめできる寝具であることは間違いありません。
買う買わないはお任せするとして寝具コーナーで見かけたらぜひ検討してしてみる価値はありますよ。
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