Q-pitchに足りないものは物語だ

Q-pitch

6月24日TOKYO FMホールで行われた『IDOL Pop’n Party』でQ-pitchを観に行ってきました。

直前まで行く予定ではなかったので当日券価格になってしまいましたが、迷ったときは行っておいたほうが後悔がないですからね。

それにTOKYO FMホールって
ステージも広いし
座って見ていられるし
好きな会場です。

Q-pitch以外に見たいグループがなかったわけですが、Q-pitchの持ち時間が25分と長めだったのもいい。

握手券もLINE登録で3枚付きでした。

Q-pitchプロフィール

まずQ-pitch(キューピッチ)というアイドルグループについて簡単に紹介します。

2016年10月にデビューした当時7人組のアイドルグループで2018年3月に初期メンバー3名が卒業。

卒業と同時に新メンバー伊藤りせ・菅谷あかねが加入。

現在は6人体制で活動をしています。

 

6月14日に行われたQ-pitch2回目の定期公演にてそれまでのQ-pitchカラーを一新する「アイドルロック」を掲げ、新たなQ-pitchを表現するために変革を遂げているアイドルグループです。

Q-pitch本日のセットリスト

本日のセットリストです

moment
しゃらら
MC
絶対S
Own
GGG

持ち時間が25分ということで5曲と多め。

1曲目がQ-pitch唯一のバラード曲であるmomentというのは意外でした。

でもTOKYO FMホールの舞台で表現するには雰囲気もあっていてよかったんじゃないでしょうか。

 

その後の

しゃらら
絶対S
Qwn
GGG

という流れは今後のQ-pitchセットリストの定番になりそうです。

 

セットリストって難しいですよね。

会場で初めてQ-pitchを見た人のことを考えると定番曲で固めたほうがリアクションはいいけど、毎回来てくれるファンを考えると毎回同じだと飽きられてしまう。

 

結論は、バランスをとっていくってことしかないわけですが、Q-pitchファンである自分としてもmomentからの始まりも面白かったですよ。

 

本日注目したメンバー

Q-pitch榎本あやせ

1曲目のmomentで落ちサビを担当しているのが榎本あやせ。

ここで気になったのは、

落ちサビの歌い出しが早いこと。

1呼吸フライングしている感じがしたので
焦らず待ってから歌い出してほしいんです。

 

あとは全体的に気合いが乗っている表情をしているわけですが、あまり表情がきつくなりすぎてしまうと怖い印象を与えてしまうので、バランス感覚だけは忘れないようにしてほしいですね。

Q-pitch伊藤りせ

だいぶ歌いながら踊ることになれてきた印象があります。

もともと歌がうまい子であることは分かっていたわけですが、デビュー当初は踊ることへの意識が強くて本来得意な歌に意識が回っていない様子でした。

それがステージ経験をこなすことでダンスに関してはもう体が勝手に動くようになって持ち味である歌のうまさが出せるようになってきました。

 

ダンスに関してもデビュー当初は、ちょっと激しすぎるかなという思いと身長が低い分あれぐらいやってもいいのかなという思いの半々ぐらいで見ていました。それがだいぶマイルドになったというか変に目立つことなく調和できるようになってきました。

 

ひなたとかを見ていると半年ぐらいはかかったので、伊藤りせももう少し時間がかかるかと思いましたが順応するのは思ったより早かったですね。

Q-pitch槙田あや

新体制になってからずっといいですね。

田山せかいと槙田あやの2人がQ-pitchのアイドル力を引き上げてくれている気がします。

 

TOKYO FMホールって音響設備抜群と見せかけて意外と歌いにくいんじゃないかなと思うシーンがありましたが、そんな中でもしっかりまとめてくれて今では一番安心て見ていられるメンバーになっています。

Q-pitch海老原みき

ちょっと一時期に比べると煽りがおとなしくなってきてないか

というのが気になるところ。

アイドルから煽られるのが嫌いな自分が言うのもなんですが、海老原みきはQ-pitchの煽り担当なのでもっと思い切ってやっていいんじゃないでしょうか。

 

新曲『Own』のポイント

Q-pitchの新曲『Own』を聞いたのは今回2回目です。

この曲のポイントを2つほどあげておきます。

歌詞を丁寧に歌う

新曲『Own』はメッセージ性が強い楽曲となっています。

だから本来歌詞にもこだわりが強い曲ののはずなんですが、歌詞が聞き取りにくい曲に仕上がっているのも事実なんです。

ピッチもかなり速い曲になっているので歌唱パートをそれぞれが丁寧に歌う必要がある曲です。

盛り上がるパートがもっとほしい

手を高く突き上げるところ以外ではコールやMIXも入れにくい曲なので、ヲタクとしてはそんなに盛り上がる曲ではありません。

たしかにメンバーは熱いパフォーマンスをしてくれるのですが、手を突き上げるところ以外で盛り上がるポイントがほしい曲に感じます。

 

この点はすでに出来上がっている曲なので今から変更することは難しいですね。

Q-pitchに足りないものは物語だ

新曲『Own』のテーマはアイドルロックであると同時に従来のかわいいQ-pitchからロックへ変化していることを印象付けたい曲です。

アイドル側からするとダンスを覚えて、歌詞も覚えて努力の結晶をパフォーマンスで表現しているわけでいろんな思いを曲に感じて歌っています。

 

でも、残念ながら曲だけで伝えられる部分は限られています。

アイドルヲタクは

好きな曲か、嫌いな曲か、

沸ける曲か、沸けない曲か、

そういったシンプルな面しか見ていない人が多いでしょう。

 

AKB48や乃木坂46のプロデューサー秋元康さんは欅坂46が楽曲のかっこよさで注目されている部分について

「結局は楽曲なんだ」

と言いました。

 

たしかに欅坂46の曲はメッセージ性が強いので楽曲によるイメージが強いです。

しかし、デビュー当初から注目されていて楽曲が多くの人の耳に届く欅坂46と地下アイドルを同列に比べることはできません。

 

アイドルを応援するうえでもっとも大切なものはと聞かれたら

僕なら

結局は人なんだ

と答えます。

 

アイドル界を見渡せばルックス的にかわいい子は溢れています。

その中で、この子を応援していきたいと思わせるためには人として好きになってもらうことが必要です。

アイドルファンは一度好きになってくれれば国内国外問わず応援に着いてきてくれるほど熱いファンになってくれます。

 

Q-pitchはかわいいグループで、楽曲もダンスもいいのにこのグループを推していこうと思わせる一押しが足りないイメージです。

 

Q-pitchに足りないものは、
ファンの感情に訴えかける物語です。

 

新曲『Own』に込めたメンバーそれぞれの思い。

「変化」を印象付けたいのであれば
以前はどういうQ-pitchで、これからはどういうQ-pitchを見せたいのか。

メンバー同士でどういった話し合いをしているのか。

そういったQ-pitchのメンバーが、この曲に賭ける思いをドキュメンタリーにしてYouTubeにアップしてもいいのではないでしょうか。

 

『Own』という曲で表現するQ-pitchの「変化」を曲だけで表現するのは難しい。だから、彼女たちの思いを映像とセットにして初めて成立する曲なんです。もっと自分たちの本気をファンに見せるんです。

 

Q-pitchのTwitter公式アカウントには現在こう書いてあります。

可愛いだけのステージではなく、感情むき出しの熱いパフォーマンスで、「人の心を揺さぶる」ライブを提供!

出典:Twitter 公式アカウントプロフィール

 

デビューからQ-pitchを見てきましたが運営方針として、あまり裏側を見せない事務所だなと感じています。

アイドルとはかわいい姿だけ見せるものだ

という考え方なのかもしれません。それはそれでいいと思います。

 

でも今回の新曲『Own』の発表と同時にもうかわいいだけじゃなくて感情をむき出しにしてやるんだという方針になったわけです。感情をむき出しにするということはかわいいだけじゃなく泥臭くやっていくってことじゃないですか。もっとQ-pitchが今まで見せてこなかった部分を見せてしまってもいい。

 

ドキュメンタリーに限らず、過酷なロケとかでもいいんです。

この子はこんなにがんばってるんだなとファンに感情移入させるんです。

乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』の新曲ヒット祈願が過酷なロケになっているのも結局はファンの情に訴えかけているわけです。

Q-pitchというグループがどういう問題に直面していてどうやって彼女たちが乗り越えてきたのか。

その一連の過程を見せてしまうことがファンがアイドルという物語に感情移入させるきっかけになるんです。

まとめ

いくつか今のQ-pitchに関することを書いてみました。

運営方針に文句をつけることが目的ではなくファンの一人としてこう感じているというニュアンスで受け取っていただきたい内容です。ただ、なぜこう思ったのかというかQ-pitchの初期メンバー7人と話してきた中で何をどうやったらいいのか分からないんだろうなというのを強く感じているんです。

 

ライブをがんばってもファンが増えない。

じゃあ、私たちは何をがんばればいいの。

という感覚です。

 

だから、分かりやすくゴールが見えるものに一回挑戦させてみてもいいのかなと感じたんです。

フルマラソン走らすとか、

富士登山するとか、

バンジージャンプを飛ぶとか

これをがんばればいいとゴールが見えることをやってみる。

 

そこで根性見せることができればこの子はがんばれる子なんだと分かります。

 

また、50メートル走とか、幅跳びとか運動神経を測定してみるのもいいですね。これって実際に運動神経いい子よりも運動神経悪い子のほうが印象に残ったりします。それもまた意外な一面でおもしろい。

もっとQ-pitchのいろんな面を見せてほしい。

そんな思いから今回の記事を書いてみました。

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ABOUTこの記事をかいた人

心屋認定心理カウンセラーのハヤケンです。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。