8月18日から始まったアジア大会2018は日本と中国で金メダル争いが熾烈になってきました。実は今回のアジア大会2018で金メダル獲得が期待される種目に男子マラソンがあります。日本としては32年ぶりの金メダル獲得を狙うのは井上大仁選手です。
世界でも戦える選手に成長してきた井上大仁選手を紹介します。
井上大仁のプロフィール
北九州市鞘ヶ谷陸上競技場で九州実業団対抗陸上競技選手権が本日20日と明日行われています。男子一万メートルに出場した井上大仁選手(MHPS)が、自身がもつ長崎県記録を更新しました!(28分12秒96を更新し、28分08秒04で走りました!)
選手のみなさん頑張ってください? pic.twitter.com/ShrXEIiV23— 長崎県体育協会 (@nagasaki_sports) 2017年5月20日
名前:井上 大仁(いのうえ ひろと)
生年月日:1993年1月6日(25歳)
身長:165cm
体重:52kg
出身地:長崎県
所属:MHPS(三菱日立パワーシステムズ)
アジア大会ランキング1位
井上大仁の特技は折り紙
今では日本を代表するトップランナーとなっている井上大仁ですが中学1年生のときに陸上を始めるまでは自分に自信が持てなかったといいます。
両親に聞いても特に勉強ができたわけでもなく運動神経がよかったわけでもなかった普通の子だったと振り返ります。
そんな井上大仁選手の趣味はなんと折り紙です。
出典:Twitter @ekiden_boy_jp
アスリートにしては意外な特技にも感じますが、画像を見ても分かるようにその実力はかなりのものです。5歳から始めた趣味で、すごいと褒められるのが嬉しくてハマってしまった特技です。
一つのものを極める姿はこんなところにも表れています。
井上大仁の箱根駅伝
井上大仁選手が15歳のときに掲げた夢は「世界レベルの選手になる」。
そう決めたときから炭酸ジュース、スナック菓子、カップ麺は食べなくなったというほどストイックに陸上競技に捧げてきました。
高校は長崎の名門鎮西学院高校。そして大学は箱根駅伝の常連である山梨学院で4年連続箱根駅伝に出場しています。
選手紹介
名前: 井上大仁
出身校: 鎮西学院抱負
「いつも応援ありがとうございます。箱根駅伝当日となりました。
期待に応えれるよう頑張りますので、山梨学院の応援をよろしくお願いします!」スタートまで約30分! pic.twitter.com/WKcFlbgjSZ
— 山梨学院大学陸上競技部 (@YGU_Prussian) 2015年1月1日
【箱根駅伝の成績】
1年生 1区-区間10位 1時間03分13秒
2年生 3区-区間7位 1時間06分40秒
3年生 5区-OP 1時間21分11秒
4年生 3区-区間3位 1時間02分56秒
3年生のときは2区の選手が途中棄権してしまったため参考記録となっていますが区間8位相当の記録を出しているので立派な走りです。4年生のときは1区2区が最下位という厳しいスタートとなった中で3区の区間3位もすごいですね。結果的に総合9位でシード権を獲得しているので井上大仁選手は大きく貢献してくれました。
アジア大会2018で井上大仁が男子マラソン金メダルを狙う
アジアランキング1位で挑む井上大仁選手。
2018年2月の東京マラソンでは日本歴代4位となる2時間6分54秒の好タイムをマークした直後にも関わらず「ただただ悔しいですね。タイムは何とも思ってないです。今はもう負けたことが悔しいです。」と勝利への貪欲さを見せてくれました。
世界レベルの選手になるという目標はもう目の前まで来ています。
黒人選手が上位を独占する男子マラソン界において世界と渡り合えるところまで来たのだから2020年東京オリンピックを目指す上でもアジアでは負けられない一戦です。
高温多湿なジャカルタは過酷な条件でしょうが東京オリンピックも猛暑での試合になる可能性が高いです。タイムよりも勝負にこだわる井上大仁選手が金メダルを獲得してくれることを期待しています。
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