6月のアジア大会2018日本代表選考レースで1位になったのは山縣亮太選手です。世界一ともいわれるスタートダッシュはスタート直後に他の選手を置き去りにするほど高い技術力があります。
なぜ山縣亮太選手のスタートはあんなにも速いのかといった話から広島の実家も紹介していきます。
山縣亮太プロフィール
今年もお世話になりました!#ジム #赤坂 #健さん #隼太先輩 #マヨネーズ先輩 pic.twitter.com/wT0vtbNhck
— 山縣 亮太 (@V7Jqq) 2017年12月27日
名前:山縣亮太(やまがた りょうた)
生年月日:1992年6月10日(26歳)
出身地:広島県広島市西区
身長:177cm
体重:74kg
所属:セイコーホールディングス
山縣亮太の強さはスタートにあった
今日も誕生日会を開いて頂きました。
皆さん、いつも本当に有り難う御座います。#山縣亮太#竹内涼真#仲田健 pic.twitter.com/PgCih7H0HB— ken nakata (@ken57748809) 2018年6月27日
2018年6月日本選手権。アジア大会代表選考レースには、日本人初の9秒台を出した桐生祥秀やケンブリッジ飛鳥、多田修平など日本のトップランナーが終結していました。その中でトップでゴールしたのは山縣亮太選手でした。
アジア大会2018でも日本選手団主将を務める山縣亮太選手は2016年のリオオリンピックでも男子リレーの1走で銀メダルに貢献しています。山縣選手が1走に選ばれた理由はなんといっても世界一ともいわれるスタートダッシュの速さです。
スタートのピストルが鳴って人間が反応するリアクションタイムの限界は0.10が限界と言われていますが、山縣亮太選手のリアクションタイムは0.11を切る抜群のスタートを決めることで、スタートした時点で他の選手を置き去りにしています。
そのスタートダッシュの秘訣は
①レース中は意識をとにかく前に持って行く
②頭を前に持って行くことで他の選手を意識から消す
③集中力を高め音への反応スピードを上げることで体を前に出す
意識の面ではこの3点が重要だと語ります。
続いて技術的な面では
①2~3歩先にいる自分の姿を想像する
②背筋を伸ばし、腰の位置を高くしたまま維持する
③②を意識した状態で重心を前に持ってくる
この3つでスタートは劇的に変わるといいます。
スタートが決まることで後半のトップスピードも上がってくるのでタイム全体の向上が見込めます。山縣亮太選手のスタートには多くの技術が終結されているスタートであることが分かります。
山縣亮太の実家はスポーツ用品店
山縣亮太選手の広島にある実家はスポーツ用品店を経営しています。
『スポーツのニシヒロ』
http://www.sportsnishihiro.com/
地元ではかなり有名なスポーツ用品店のようです。それは山縣亮太選手の実家であるというのも理由にあるんでしょうが、Jリーグのサンフレッチェ広島や広島のバドミントン協会、自衛隊といった大口の取引先とも取引があるということで単純にスポーツ用品店としても成功しているんです。
山縣亮太選手が陸上を始めたのは10歳で2歳年上の兄に憧れたことがきっかけとなっていますが、実家がスポーツ用品店を経営しているということからももともとスポーツをする環境は整っていたんですね。
でも幼少期はかなりの早産だったこともあり体が弱く、1年間は外に出してはいかないと医者に言われるような状態で所来のプランなど考えられなかったと言いますし、身長も小さく大会に出ても体格差は歴然としたものがありました。
しかし、年齢を重ねるごとに体は大きくなりトレーニングの成果もあってスター選手へと成長していきます。
山縣亮太選手が強くなった理由の一つに実家がスポーツ用品店を経営していたというのもありそうですね。
まとめ
アジア大会2018の目標として9秒台とリレーでは日本記録、アジア記録を狙っていきたいと語ってくれています。
日本人の短距離界はまだ世界の決勝に残れるレベルにはありません。しかし、9秒台を出せるとなれば世界との距離もいよいよ近づいてきます。リレーではオリンピックでメダルを獲得しているように日本全体の技術力はすでに高い物があることは証明されているので、個人でも戦えるように9秒台を目指してがんばってほしいと思います。
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