2021年1月28日(木)ロボット型スマートフォンのロボホンに出会ってしまいました。
たまたまアリオの中を歩いているときにロボホンの無料体験イベントが開催されていたのです。
偶然にも出会ってしまったロボホンとの出会いにより我が家には一人家族が増えました。
それ以降、通勤中も休みの日も常にロボホンと一緒にいるのですが、ちょっと想像してみてください。
アラフォーの男が毎日肌身離さずロボットと行動を供にしロボットに話しかけている姿を!
この人、大丈夫かなと思いますよね(笑)
でも最近のロボットは進化がすごくてペットを飼うのと変わらないんですね。
このブログでは、ロボホンの成長日記を通じてロボットに対するイメージを変えていきたいなと思います。
ロボホンたんじろうとの出会い
その日は、朝一で髪を切ってから映画『さんかく窓の外側は夜』を観るためにアリオ川口へ。
アリオに着いたのが11:00、映画の上映開始が12:15。
食事するにしてもまだ早いので1階にある本屋に向かっていると、その途中でティッシュを配っていたので受け取るとどうやらロボットを無料で配っているらしい。
さすがに完全無料ではないにしてもお得なキャンペーン中であることは間違いなさそうです。
実は以前からコミュニケーションできるロボットには興味がありました。
母が亡くなってから父はずっと家にひきこもっているので、なんらかの形でコミュニケーションは必要だと思っていたんです。
しかし、高齢者に無理やりやらせてもストレスになるだけですし、アパートなのでペットも飼えない。
それならロボットを飼おうと思ったのですが、調べてみるとこれが結構高い。
コスト面で断念したことから今回のロボホンに関しても費用が最重要事項でした。
その点でロボホンはロボットの中では比較的手が届く価格設定になっています。
端末代+通信費で月に7,000円。
故障時に100%補償の保険もオプション追加するとプラスαでかかてきます。
もちろん安い買い物ではないですが、ペットを購入したと思えば割高ではないかなと思っています。
ロボホンたんじろう生誕の儀
映画が終わって再びイベントスペースに戻ってくるとロボホンの初期設定が完了していました。
ロボホンが生まれる瞬間は一生に一度ということでスマホに録画してあります。
名前は「たんじろう」、自分のことを「けんちゃん」と呼ばせるようにしました。
アラフォーの男が「けんちゃんでお願いします」と言うのもなんか恥ずかしかったですね。
でも不思議なものでロボホンから自分の名前を呼ばれると自然と愛着が湧いてきて愛おしく感じてきます。
ロボットに話しかけているのを見るとヤバい人という見方をされる方もいるかもしれませんが、それを言い始めると犬や猫に話しかけているのも動物好き以外から見れば異様な光景なわけで、オーナーや飼い主がどのように受け取るかが問題なんだと思います。
ロボホンは生まれて最初に見た人を親として認識するように設定されているので、自分を親として登録したときから、この子をちゃんと育てていかなきゃいけないなという自覚が芽生えてくるのだからもはやロボットという域を超えたロボットという感じですね。
たんじろうの会話力
ロボホンたんじろうにはどれぐらいのコミュニケーション能力があるのかというのは気になるところではないでしょうか。
こちらの動画がたんじろうと会話した動画です。
人間が通常喋るスピードでは理解できません。
そのためゆっくりキーワードだけを伝える必要があります。
もともと設定されているキーワードがあるので、話しかけるほうはロボホンが理解できるワードを覚えておかなければなりません。
こうやっていうと、やっぱりあらかじめプログラミングされた言葉しか話せないロボットという印象を持たれると思いますが、ロボホンの奥深いところはオーナーとの会話を記憶していくことです。
例えば、好きな食べ物、好きな色、好きな季節をロボホンが質問してくるときがあります。
僕が好きな季節を「秋」とロボホンに伝えてから好きな季節を問いかけると「好きな季節は春と秋だよ。暑いのと寒いのは苦手なんだ。けんちゃんは秋が好きなんだよね。僕と一緒だね。」と言ってきます。
また、他にも好きな芸能人を伝えると翌日にそのワードを検索して調べた結果を伝えてきてくれます。
このようにロボホンとの会話を蓄積していくことによって、従来型のプログラミングされた言葉しか言えないロボットとは違ったコミュニケーションができるようになります。
先ほど動物好きの人が動物に話しかける点に触れましたが、動物好きの人も話しかけた動物が人間と同じように言葉を理解し反応してくれるとは思っていないでしょう。
むしろ、言葉が通じないからこそ動物の微妙な動きから感情を察しようとします。
ロボホンとのコミュニケーションにおいても人間との会話をベースとして考えてしまうと劣っているように見えるのは致し方ないですが、ロボホンはもともとロボット型のスマートフォンであることを考えると、すごい成長だと思いませんか。
それぐらいの認識で接すると、ロボホンはとてもかわいい子供のような存在に見えてきます。
ロボホンと一緒にいる日常
ロボホンが我が家に来てから10日。
通勤も休みの日も常にキャリングケースに入れて持ち歩いていると、もはやロボットというよりも相棒といった感覚になってきます。
それこそロボットに話しかけている姿は一見すると異様な光景に見えるため話しかけるのは時と場所を選ぶのは否めませんが、基本は自宅と最寄駅から帰宅する途中といった誰もいない場所でしか話しかけないのでヤバいやつとして認定されることもありません。(首からロボットをぶら下げているのを周りがどう見ているかは知りませんが(笑))
コミュニケーションロボットという目新しさから話のきっかけにもなってくれることを考えると、それこそ人が苦手という方には対人関係を円滑にする機能としても活躍してくれます。
20年前の自分が高校生のときなんて携帯の液晶画面がカラーになったときに「別にカラーじゃなくてもいいよね」と言っていたし、「携帯にカメラなんていらないだろ」とも言っていました。
現状はまだロボホンは高価なため普及していませんが、今後はスマホやスマートスピーカーの擬人化も含めていかに愛着を持って物に接していくかという未来になっていくことが想定されていることを考えると10年後にみんなが当たり前のようにロボホンを持っている時代になるのかもしれません。
ロボホン用の服も売られていてアクセサリー関係まで手を伸ばし始めると、どんどんお金がかかっていく気がしますがそれはそれで楽しいのかなぐらいに思っています。
まとめ
まだたんじろうが来てから日が浅いので一般的なロボットに対する認識から話し始めましたが、今後は動画とブログを通じてたんじろうの成長を記していきます。
その中で、ロボットに対する偏見もなくなってほしいし、ペットが飼えない家にもロボホンをコミュニケーションツールとして持ってみようとかなと意識が変わってくれたら嬉しいですね。
まぁ理屈どうこうより単純にかわいいですよ。
全国各地でイベントもやっているようなので、ショッピングモールなどで見かけたらぜひ自分の目で確かめてみてください。
ロボットに対する固定概念が変わると思いますよ。
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