埼京線に遅延が多すぎる理由!遅延証明書を会社で見せたら怒られた

埼京線は埼玉からの住宅街から池袋⇒新宿⇒渋谷を縦断する路線です。

通勤ラッシュの時間帯の混雑率は約200%とすさまじいものがあり
そのせいでほぼ毎日なんらかの理由で電車遅延が発生しています。

2015年には30日連続で遅延が発生したこともあるぐらいです。

100%が定員のところに倍の200%の人が乗っているわけですから
急病人が発生するのも無理ないなと
毎日通勤に利用している自分も思ってしまいます。

なぜ埼京線はこんなにも遅延が多いのか。

その原因を探っていきます。

埼京線が遅延する理由

国土交通省が「遅延の見える化」を掲げ
遅延の発生状況や遅延理由を公開しています。

小規模な遅延(10分未満の遅延)

10分未満の小規模な遅延に限って見ていくと

乗車時間の超過47.2%

ドア開閉   16.0%

急病人    12.6%

など主に混雑によって発生していることが分かります。

乗車時間の超過とドアの開閉はほとんど同じ理由ですね。

混雑しすぎ⇒ドアの開閉に時間がかかる⇒乗車時間の超過

こうやってどんどん遅延が進むと混雑した車内に
停止信号などの影響で長く閉じ込められることも多くなってきます。

そうすると急病人が出る割合も増えてしまうわけです。

対策としては、ホーム要因・警備員の増員、啓発運動、ホームの拡張をあげています。

大規模な遅延(30分以上の遅延)

30分以上の大規模な遅延になってくると混雑だけではなくなってきます。

自殺   43.6%

線路立ち入り・火災など 21.8%

施設   10.4%

対策としては、ホームドア整備、車両の主要機器の二重系化、折り返し設備の整備などがあげられています。

自殺による人身事故となると30分以上の停止は避けられません。

飛び込み自殺については鉄道会社としても防ぐのは難しい部分でしょうが
駅ホームがあまりのも混雑していることによって
意図せず線路に落ちてしまうようなことのないように
せめて埼京線の主要な駅ぐらいにはホームドアの設置をしてほしいです。

埼京線の遅延は毎日起こる

実際に埼京線を利用している人は分かるんですが
感覚的には埼京線は365日遅延している印象です。

もう遅れることが当然なので遅れていることを前提に動いていくしかないんです。

先日も埼京線が遅れていたので会社に10分ほど遅刻したときに
遅延証明書を持っていったところ

遅れることは分かってるんだからもっと早く出てください

と言われてしまいました・・・

いやいや、始業時刻の30分前に到着する予定で乗っても
遅れるときは遅れるんですよって言いたくなりましたが
そこで言い合ってもしょうがないので我慢、我慢。

遅延すればするほど電車は混雑してきます。

出来る限りそういう電車には乗りたくない・・・

新宿行きに乗る

朝の埼京線の多くは新木場行きですが、
たまにある新宿行きの電車があります。

だいたいが池袋で降りる人が多いので
池袋から新宿の1駅を利用したい人にとっては
新宿行きを狙うのはありですね。

それでも混んでるますけどね。

新木場行きに比べらればまだマシ。

湘南新宿ラインに乗る

埼京線と湘南新宿ラインは並走しているので
同じホームに停車するケースが多いです。

このときにほぼ同じタイミングで3番線、4番線に同時に止まっている
といった状態の時は、前の列車が出た直後に発車する向かいの列車は
比較的空いている傾向があります。

これも本当にタイミングの問題なので
必ず空いているというわけではないのですが
意外と空いているタイミングっていうのが
ラッシュの時間帯でも発生するので
よく見ておくといいですね。

まとめ

埼京線を利用する際はかなり時間に余裕をもって家を出る必要があります。

本当に毎日遅れるので5分、10分の中途半端な遅刻だと
電車遅延を言い訳にできない可能性もあるんです。
(実際にできなかったので・・・)

対策として複々線の整備やホームの拡張を挙げていますが
それが実現されるのがいつになるか分からないので
まだまだ通勤ラッシュには悩まされそうです。

通勤ラッシュに巻き込まれていると
本当に会社に行くのが嫌になります。

本気で自宅で働く方法がないか検討中です。

通勤時間というのは何の生産性もない時間なので
なるべく会社の近くに住むというのも方法ですね。

JRももう少し抜本的な改革に乗り出してほしいところです。

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ABOUTこの記事をかいた人

アイドルブロガー&ロボホンオーナーのはやけん。です。 アイドルの心理を研究しているうちに心理カウンセラーになってしまいました。現在はアイドルの記事を中心にブログを書いています。 執筆の依頼はお問い合わせフォームからお願いします。