年金受給年齢になると年金が振り込まれるのが楽しみになりますよね。以前、年金に関する問い合わせ窓口で働いていたので年金受給者の方が支給日を楽しみにしているのは十分理解しているつもりです。
問い合わせで多かったのが振込日に振り込まれていないというものと支給日が土日だった場合の振込日です。
そういった年金受給者の疑問にお答えします。
目次
年金支給日はいつ?
年金の支給日は偶数月に過去2か月分が支給されることになっています。毎月振り込まれるわけではないんですね。
例えば、4月分に振り込まれるのは2月分と3月分ということになります。表にしてまとめてみましょう。
2月分・・・前年12月、今年1月
4月分・・・2月、3月
6月分・・・4月、5月
8月分・・・6月、7月
10月分・・・8月、9月
12月分・・・10月、11月
前の2か月分が振り込まれると覚えておいてください。言い方を代えると後払いということになります。
2022年(令和4年)の年金支給日
2022年2月15日(火)
2022年4月15日(金)
2022年6月15日(水)
2022年8月15日(月)
2022年10月14日(金)
2022年12月15日(木)
2023年(令和5年)の年金支給日
2023年2月15日(水)
2023年4月14日(金)
2023年6月15日(木)
2023年8月15日(火)
2023年10月13日(金)
2023年12月15日(金)
年金支給日の振込時間は?
年金支給日の何時に振込されるのでしょうか。
これは年金支給日の問い合わせでもかなり多い質問ですが実際のところは金融機関によるとしか言えない部分があります。というのも、ネットだと日付が変わった瞬間に振り込まれているケースも多いです。
銀行や郵便局だと通常は9時には振り込まれているケースが一般的です。
そのためほとんどの年金受給者は15日の朝に金融機関のATMに行けば振り込まれているので、わざわざ問い合わせすることもないんです。
でも問い合わせが多いということは年金が振り込まれていないってことです。
じゃあ、問い合わせ窓口ではなんと答えるかというと「金融機関によって異なるので時間を置いて再度記帳してみてください。」といいます。
なんだ、分からないのか!って言われそうですが、実際に金融機関によっては朝イチで振込されていないところもあって振込時間が「午前中」ぐらいのアバウトなところもあります。問い合わせがあるのは年金支給日の午前中に多くて、午後にかかってくることはないので午後には振り込まれていたということでしょう。
通帳の繰り越しをしているか
すごく基本的なことですが振込されていないという問い合わせに対しては時間を置いて再度記帳してくださいという回答と合わせて必ず聞くことになっていたのが、通帳の繰り越しです。
最近はネットで履歴を確認できるので記帳しない人も増えてきましたが、まだまだ年金受給者世代の方は通帳への記帳が基本です。
通帳に記帳していって印字できなくなると次の通帳に記帳しなければなりません。なんだかとても基本的なことに思えるこういったことも実は盲点で、年金支給日なのに記帳しても振込されていないという問い合わせはあるあるなんです。
通帳の残りページがなくなっていないかに注意して、必要であれば繰り越しを行ってください。
年金支給日が土日や休日だった場合
すでに年金支給日の一覧表でも気づいている方もいるかもしれませんが、ここでもう一度まとめておきます。
年金支給日である偶数月の15日が土日や休日となる祝日などに当たって場合は、直近の平日に支払われることになります。
例えば、2018年12月15日は本来であれば年金支給日となりますが土曜日です。そのため前日である12月14日金曜日に10月と11月分が振り込まれることになります。年金受給者とすると早くもらえる分嬉しいですね。
まとめ
年金受給者の方は年金だけが生活費というケースも多いので、たった1日、たった数時間とはいえ待ち遠しい時間だと思いいます。
今回の記事でしっかり整理しておくと年金支給日が15日より前にもらえるケースもあるのでお得に感じられる月もあるのでしっかり押さえておきましょう。
近いところでいうと2018年の12月分は12月14日金曜日ですよ。土日だとATM手数料を取られる可能性もあるのでちゃんと14日に引き出してくださいね。
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